50歳から発症率が急激に上がる!加齢も原因の一つの帯状疱疹

疲労やストレスから発症しやすい「帯状疱疹」。帯状疱疹になると痛そうとういうイメージはあるものの、詳しい原因や症状までは知らないという人も少なくありません。実は、帯状疱疹50歳を過ぎた頃から気を付けたい病気と言われています。今回は、帯状疱疹の原因や症状について詳しく説明しましょう。

帯状疱疹は50歳以上がかかりやすい?!

帯状疱疹は、50歳以上の発症率が高いと言われています。実は、帯状疱疹は加齢が大きく関係しているのです。日本人の50歳以上の帯状疱疹の発症率が上がっており、50代、60代、70代と発症率は増加しています。

1997年から2011年に宮崎県の46施設で帯状疱疹と診断された約7万5千件について、患者の年代を調べたところ、50代からの発症率が急激に上がっていました。実に患者の7割が、50歳以上で帯状疱疹を発症していたそうです。80歳までには約3人に1人が発症するとも言われています。

帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルス

帯状疱疹の原因は、水ぼうそうと同じウイルスである水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。

はじめはウイルスに感染すると水ぼうそうとして発症するのですが、実はこのウイルスは水ぼうそうが治っても、体内の神経節と呼ばれる神経が集まる場所に潜んでいるのです。

普段は、体内の免疫力によって活動が抑えられるのですが、加齢やストレス、疲労などで免疫力が低下していると、再び潜んでいるウイルスが活動します。ウイルスは、神経節から神経を辿って皮膚に移動し、帯状疱疹を発症するのです。

水ぼうそうは、成人の9割がかかったことがあると言われており、つまり体内にウイルスが潜んだままの状態ということです。免疫力が低下すると、帯状疱疹を発症する可能性がほとんどの人にあるということですね。

帯状疱疹の症状とは

帯状疱疹は、症状に個人差がありますが、初期症状として皮膚の痛みやかゆみを感じる人が多いでしょう。皮膚の痛みの感じ方は、ピリピリ、チクチク、ズキズキ、焼けるような痛みなど様々です。

その後、痛みを感じた部位が、水ぶくれや赤い発疹として帯状にあらわれます。徐々に痛みは増し、眠れないほどの痛みを感じたり、日常生活に支障をきたしたりするでしょう。

帯状疱疹の症状は、身体の左右どちらかにあらわれ、3~4週間ほど続きます。症状は主に上半身にみられ、腕、背中、胸のほか、顔や首など目立つところにあらわれることもあるでしょう。

帯状疱疹で影響すること

帯状疱疹は痛みだけでなく、家事や仕事など日常生活にも影響していきます。例えば、「痛みが酷く身体が動かせない」、「痛くて家事や仕事に集中できない」、「痛みで眠れない」、「顔や首の発疹が目立ち外出できない」などです。

なかには重症化すると、失明や難聴、顔面麻痺にまで悪化することもあると言われています。

帯状疱疹を予防するためには?

50歳以上から発症率があがる帯状疱疹ですが、なにか予防法はないのでしょうか。帯状疱疹の予防は、免疫力を低下させないことです。日頃の体調管理が大切なので、規則正しい生活とバランスの摂れた食事を心がけましょう。

適度な運動やストレッチなど、ストレスを溜めないことも大切ですよ。疲労も帯状疱疹の原因となるため、疲れているときはしっかり休息することも忘れないでくださいね。

ワクチン接種で帯状疱疹の予防

帯状疱疹は、水ぼうそうで使われるワクチンと同じワクチンで予防することができます。帯状疱疹の予防接種は、50歳以上が対象です。

ワクチンを接種することで、水痘・帯状疱疹ウイルスの活動を抑制し、帯状疱疹の発症や重症化を防いでくれます。

しかし、予防接種をしても完全に帯状疱疹を防ぐわけではなく、症状を軽くさせると考えたほうが良いでしょう。

子供の頃に水ぼうそうを発症している場合は、すでに体内にウイルスに対する免疫を得ていますが、年齢を増すごとに弱まっていきます。改めて、50歳を過ぎたらワクチン接種することで、免疫を強化させることができるでしょう。

子供の水ぼうそうの定期接種は2回接種ですが、50歳以上の帯状疱疹を予防する目的でのワクチン接種は1回接種となります。

帯状疱疹かもと思ったら…

もしかすると帯状疱疹かもしれないと疑われる場合は、早めに痛みやウイルスを抑えることが大切です。

原因不明の身体の片側の痛みや発疹がみられる場合は、帯状疱疹の可能性があります。できるだけ早く皮膚科などの医療機関を受診してくださいね。

皮膚の症状により、塗り薬が処方されたり、痛みに伴い鎮痛剤が処方されたりします。合併症がある場合は、その症状にあわせた診療科と治療を連携して行われます。

痛みが3ヶ月以上続く場合は、ほかの治療法を取り入れるケースもあるため、かかりつけの医師に相談しましょう。

最後に

いかがでしたか?帯状疱疹は高齢者が発症しやすい病気であり、誰もがかかる可能性があるということです。日々の生活の中で予防することができるので、栄養バランスの摂れた食事と規則正しい生活を送ることが大切でしょう。

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