梅雨の日でもテンションがアガる↑↑↑あじさい観賞6つのアイデア

梅雨といえば、どんより、ジメジメ、しとしと。屋外で仕事をされる方、通勤通学に一苦労される方、髪がまとまりにくい方などは、憂鬱な時期がやってきた…と溜息混じりでしょう。しかし梅雨がないと困るケースも一緒に頭へ入れておきたいものです。

ダムの貯水が減り水不足、農作物の不作、漁業の不漁、お肌のカサつき…ざっと思い浮かべただけでも結構あります。そして年に1度の「あじさい」シーズンですから、日本人の好む「風情」をたっぷり味わうには雨天の方が断然見ものです。

雨こそがお出かけ日和という、貴重なニッポンの風物詩「あじさい観賞」。お花見と違ってお弁当や宴会がつきものではないため、綺麗だな、と眺めることに留まりがちです。そこで今年はちょっと「いつもより有意義なあじさい観賞」を意識してみませんか。オススメのアイデア6案をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

イベントと兼ねてあじさい鑑賞

雨に濡れたあじさいが美しいとはいえ、足元の悪い中わざわざ訪れることは容易くありません。特にお子さんが一緒だと、見せてあげたい気持ち半分、面倒半分が正直なところ。そこで観賞プラス、バラエティに富んだ屋台、地元特産品の販売、御神輿、コンサートなど、イベントも同時開催している一石二鳥なスポットを目指してみましょう。

東京都内であれば『文京あじさいまつり』がまさにそれ。白山公園から白山神社にかけて約3000株ものあじさいを愛でつつ、土日を中心に賑やかな企画で毎年盛り上がっています。お子さんは目移りして飽きることがなさそうです。

しかもまつり期間中は普段立ち入ることのできない、白山神社社殿裏の富士塚も開放されるとのこと。こちらを心ゆくまで堪能されたい場合は、9時〜17時までの公開時間のうち、平日午前がオススメのようです。

一点気をつけたいのが「まつり」と称していればイベントがセット、とは限りません。開催地の詳細を事前に確認することをお忘れなく。

https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/ajisai/#01

あじさいを撮る

「季節ネタ」は見た人も感動のお裾分けになるらしく、SNSの中でも人気の高いコンテンツです。被写体としてあじさいはとてもボリューミーで、降る雨をキラキラと弾き、たとえもやがかかった日でも幻想的な景色を切り取ることができます。つまりSNS映えする被写体の優等生!

ところであじさいの種類と見分け方はご存じですか。原産は日本で、アジサイ科アジサイ属、国内で自生しているのはガクアジサイで海沿いでも見かけることからハマアジサイとも呼ばれるそうです。

「ひらひらと花びらに見える部分はガク(装飾花)であって、花ではない」という事実は、大分知れ渡ってきたようです。肝心の花は玉の部分で、それはそれは小さな花を咲かせます。ちなみに、ガクに見えるからガクアジサイではなく、玉の花を囲む様子が額縁に似ているのでそう名付けられました。

また公園や街角、民家の庭でよく見かけるボール状(手まり咲き)はホンアジサイと呼びます。ガクアジサイを改良し、装飾花をこんもり密集させました。ヨーロッパより逆輸入されたためセイヨウアジサイとも呼ばれます。

接写すれば小さい身で懸命に咲く花たちの可憐さを撮ることができ、引きで距離をとればポンポンとアクセントのある風景写真を押さえられます。雨の日だからこそ撮れるモチーフやアングル、そして日光不足でも上手く撮れるコツをいくつか覚えて出かけたいものです。

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/photoiroha/rainy-day/index.html

パワースポットをめぐる

あじさいはパワースポットである神社仏閣で多く見かけますが、それを不思議に思ったことはありませんか。

資料によると第二次大戦後に流行病でたくさんの方が犠牲となり、死者に手向けるために植えた名残と言われています。切った茎を土に植えるだけでどんどん繁殖する性質が、流行病の猛威に追いつけたのかもしれません。

また華やかな手まり咲きが逆輸入されたのが大正時代だそうで、昭和の哀しい出来事を少しは和らげてくれたのではないでしょうか。

なにせあじさいは長きに渡り不人気の花でした。日本の書物に初めて登場したのが奈良時代で、言葉遊びが盛んだった平安を代表する『源氏物語』『枕草子』『古今和歌集』にあじさいの文字は見当たらないと言われます。

もうひとつの性質である「色が移ろいやすい」ことが、コロコロと心や態度を変える例えに使われたようで、当のあじさいにしてみれば迷惑な話です。

こうして戦後に広く認知された理由も暗い過去のひとつに思えますが、持ち前の美しさで不名誉を塗り替えてもいます。「草花が元気に育つ場所もパワースポット」と定義にあるので、神社仏閣と重ねてダブルの恩恵にあやかれそうです。

御朱印を頂く

神社や寺社の神職さんや御坊さんにお願いして、参拝の証しに頂ける御朱印。あじさい観賞へ出かけると自然と足が向く場所なので、これを機に御朱印帳にまとめてみるのも良いかもしれません。

元々は写経を納めて、神仏様に近づいた証しとして頂けたありがたい印なので、簡単には入手できませんでした。昨今は簡略化の波もあり、基本的なマナーに則って参拝し、御朱印所や社務所にて朱印代を納めれば頂戴できるようになりました。

ご本尊名や社名が墨書きされ、御宝印や社名の朱印を押されるのがスタンダードですが、御朱印ブームを後押しするような美しいレイアウトやデザイン性のある印を頂けるケースもあります。

しかしながらスタンプラリーやコレクション感覚で巡るのは、神仏様に対して失礼にあたります。「お経や写経を納めてから」「お堂でお参りしてから」と、本来あるべき作法を守られている神社や寺社を訪れたら、ありがたくその機会を頂戴しましょう。ご利益ある御朱印帳に育てていくことに繋がるかもしれません。

おしゃれを楽しむ

雨のあじさい観賞に欠かせないレイングッズですが、ここ数年ゲリラ豪雨や異例の長雨といった異常気象を受けて、「いっそ雨を楽しむ」とばかりにグッズの進化が止まりません。

傘の軽量化・コンパクト化はもちろん、濡れた面を内側に畳む逆折り式、濡れると模様が浮かびあがる素材、鳥かごのようにすっぽり深みのあるフォルムなど様々。一番の注目株はおしゃれな透明傘で、少ない光を取り入れるので撮影に適していて、観光客で混み合う中においては、傘で折角の景色や構図を遮ってしまう後ろめたさを軽減できます。

レインブーツに至っては、スタイリッシュなブーツやスニーカーにどんどん近づいています。よくある困ったケースとして、雨が完全に上がってしまい晴れの中をガボガボ音を立てて歩かなければならない時。

今どきのレインブーツであれば、ビニールの質感をエナメル調に見せたり、普通のブーツのように尖った爪先や、高いヒールそして厚底も当たり前。もう気恥ずかしい想いとはサヨナラできそうです。

レインコートやポンチョも、雨はしっかり防いで湿気は通す新素材、一見してファッショナブルなデザインが年々増加傾向にあります。

雨をポジティブにとらえるだけで、おしゃれの世界が格段に広がります。雨とゆかりの深いあじさいたちが、巡り合わせてくれたことに感謝!

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アジサイMAPをつくる

折角あじさい観賞へ出かけるなら、散策記録を残してあなたの財産にしてみるのもアイデアです。スマートフォンを持っていれば、自分で地図を作れるアプリを色々と選べます。

あじさいの色は、水色、青、紫、赤紫などカラーバリエーションがあるものの、品種によって異なるものではありません。色を決めるのは土。酸性土壌だと青く、アルカリ性土壌だと赤くなるそうです。土の状態で色が移ろうだけなのに、残念ながら「移り気・浮気」という花言葉をつけられてしまいました。

つまり住み慣れた街であっても、大気の状態、降る雨の性質、自然環境の変化によって、毎年同じ色が見られるとは限らないのです。花そのものの美しさに釘付けとなったあじさい、景色とのマッチングが良いあじさい、成長を感じられるあじさい、コトバを添えたくなるあじさいなど。

琴線に響く画像や感想を毎年更新することを楽しみ、やがてライフワークになれば素晴らしいことです。

最後に

記事はいかがでしたか。桜のお花見のように「お弁当片手に」「場所とりして宴会」のレベルにまで、なかなか広げにくいあじさい観賞ではあります。けれど「雨」という、レジャーには好まれない条件を味方につけてしまう強みは、あじさいの特権ではないでしょうか。

早いエリアではもう観賞のトップシーズンを迎えています。梅雨入りもじわじわ拡大しているので、ぜひ「いつもより有意義なあじさい観賞」をお楽しみください。

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