株価をアメリカを基準にして割安なら買い!株式投資の手法「裁定取引」について

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今から20年少し前のことです。新聞でハーバード大学を出たばかりの若い人2人がウオール街のビルの一室で日本株の裁定取引をしているという記事を見ました。彼らのやっている裁定取引とは次のようなものです。

株の裁定取引とは?

株価の基準、企業業績をアメリカを基準にしているのです。そして、アメリカの基準より株価が安い場合、その株をかう。反対にアメリカの基準より株価が高い場合、その株を売るという売買方法です。

というのは、彼らは日本株はいずれアメリカの株価と同じ動きをする、しかし、その時間差があると判断していたのです。この方法は、以前に説明したパフォーマンス投資方法などより、堅実で地味な方法です。そして、派手な儲け話より、このような地味な投資活動に大学を出たばかりの人が取り組んでいるというニュースに驚いたものです。

というのも、株式投資に入る人たちの多くは、株で楽して儲けようとする人です。また、世間一般も株式取引に対して、そのようなイメージを持っています。しかし、本来、株式取引とは、このように地味なものです。

株の裁定取引は簡単にできるのか

ところで株式投資の裁定取引など、個人でできるのかという疑問を持つ人もいるかもしれません。しかし、できるのです。というのは、自分自身で基準を作ればよいのです。それはファンダメンタル分析でもチャート分析でもよいのです。

株価を分析するには、森と木を見る!ファンダメンタル分析とチャート分析

ある基準を作って、その基準以下なら、買い、その基準以上なら売ると決めておきます。あとは、その基準に従って投資をするのです。しかし、これができない人が多いです。自分自身の投資行動に基準がないから、他からの儲け話に簡単に乗ってしまう。そして、損をするという人が多いです。

裁定取引の基準の例

ところで裁定取引の基準ですが、ファンダメンタル分析からいうと、自己資本比率が30%以上なら、買い水準です。30%以下なら売り水準です。また、来期が増益予想なら、買い水準、減益予想なら売り水準です。これにPERなども加えてもよいでしょう。このような基準をファンダメンタル分析でいくつか作っておきます。

また、チャート分析でも株価が移動平均線以下なら、買い水準、移動平均線以上なら売り水準、ストキャステクスが20%以下なら買い水準というように移動平均線のほかにいくつか作っておきます。そして、二つの分析方法のすべてが買い水準なら、チャンスをみて買う。二つの分析方法の一つでも売り水準に入ったら、即売る。

このような行動指針を作っておけば、自分流の裁定取引ができます。このような裁定取引は堅実で、実行すれば、株式取引も堅実なビジネスになります。

今回の推奨銘柄

今回は食料品銘柄を検討しました。

2201森永製菓

自己資本比率45.2%、予想PER 17.7(高値平均 26.8,安値平均 13.3)PERから、見ると株価はわずかに安いです。ただROEは11.0%です。買って持ち続けるだけで、100万円が一年で111万円になる計算です。そのうえ、増益予想です。ただ、チャートは今年の初めに天井を付けました。それが気がかりです。

長い波でみれば、現在は株価の下降状態に入った可能性もあります。あとはチャートをみて、買いチャンスを狙うか見送るか判断すべきです。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2201.T

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi

現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。

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