「絹さや」と「さやえんどう」、「グリーンピース」と「えんどう豆」。どう違うか知っていますか?

普段、何気なく耳にするものの、よくよく考えたらこの違いは何?という紛らわしい食材はよくあるもの。「絹さや」と「さやえんどう」もその例ではないでしょうか?そこで、意外とわかりにくい!絹さやとさやえんどうの違いについて解説しましょう。

絹さやとさやえんどうの違いは?

絹さやさやえんどう、実はこの2つの違いは呼び方の違いだけであり、平たく言えば、同じもののことをさします。一般に、関東では絹さや、関西ではさやえんどうと呼ばれることが多いようですが、細かく言うと、両者の違いは単に各地の呼び方の違いだけではありません。

豆の種類であるエンドウは、さやごと食べられるさやえんどうと、中の実だけを食べる実えんどうに大きく分けられます。つまり、さやえんどうとは、さやごと食べられるエンドウの総称というわけであり、そんなさやえんどうの中でも小型のものが絹さやと呼ばれ、さやえんどうの代表格という位置付けになります。

さやえんどうの仲間

絹さやは江戸時代から食べられていたようで、さや同士がこすれ合う音が、着物同士がこすれ合う音、衣(きぬ・絹)ずれに似ていることから、その名前がつきました。

食感が良く、ビタミンなどの栄養も含む絹さやは、色鮮やかで料理に彩りを添えるのにもぴったりなので、和食によく登場する欠かせない存在です。

そんななじみの深い絹さやの他には、より大型の絹さやや、糖度が高い砂糖えんどう(砂糖ざや)、アメリカ原産のスナップエンドウもさやえんどうに分類されます。

スナップエンドウは、豆が成長してもさやが固くならず柔らかいため、さやごと食べられるという点が特徴であり、「スナップピース」や「スナックエンドウ」と呼ばれることもあります。

その他の紛らわしい豆類

絹さやとさやえんどうのように、同じものでも呼び方が紛らわしいマメ科の野菜は他にもあります。

例えば、エンドウの実だけを食べる実えんどうには、グリーンピースえんどう豆がありますが、前者はまだ未熟な状態で収穫し、後者は成熟してから収穫するという違いがあります。

また、関西で人気があると言われるうすい豆はグリーンピースに近い品種改良種のことですから、同じエンドウの仲間です。ちなみに、マメ科のインゲンマメ属に分類されるさやいんげんは、豆がまだ未熟のうちにさやごと食べられるよう品種改良されたものであり、一方で成熟した実はいんげん豆と呼ばれます。

最後に

その他、大豆はダイズ属、そら豆はソラマメ属に分類されますから、同じように見える豆類も実は奥が深いのです。細かく覚えておけば、料理のレシピで材料に登場したときや、スーパーでの買い物の際も迷わずに済みますね!

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