アメリカ領事夫人はブランド品ではなく、ビニールバックを持っていた?

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言うまでもありませんが、商品は品質で買う。これが原則ですよね。しかし、この原則を守っていない人が多いようです。どのような人かといいますと、ブランド品を追いかける人たちです。逆に言うと、ブランド品を追いかけなければ豊かに生活できるのです。もちろん、経済的も精神的にも。

ブランド品より安くつき、豊かに暮らせる簡単な計算例

男性用腕時計を考えて見ましょう。いま50万円のオメガを買ったとしましょう。しかし、そのオメガの時計、何年持つでしょうか。例えば25年持ったとしましょう。その間、時計屋さんに修理に出したりする費用は別として、一年の償却費は2万円です。つまり時計代に毎年、2万円払っている計算になります。一方、国産品に目を転じると、カシオのGーショックなど、2万円ぐらいで買えます。もちろん性能は機械式のオメガより格段に優れています。しかも、10年ぐらいは持つでしょう。ということは一年の償却費はわずか2千円です。このような計算をすると、ブランド品を追いかけるのは考え物です。

アメリカ領事夫人はビニールバックを持っていた!?

40年ほど昔、貿易をしていたころの話です。アメリカの領事館でレセプションがあり、知り合いのバッグ製造卸売り会社の社長が出席しました。そこで、社長が驚くような光景を目にしたのです。なんと、アメリカ領事夫人はビニールのバッグを持っているではありませんか。当時、わが国もようやく金持ち国の仲間になり、国内の女性たちがブランド物のバッグに群がり始めたころです。アメリカ外交官の夫人は一見してビニールとわかる黒のバッグを腕にしているのです。新教徒は質素だということは聞いていたが、本当にそうなんだと自覚した社長は、その後、アメリカに輸出する戦略を変えたそうです。

私のような男性からみると、上品な女性は何を身に着けても上品で、美人は何を身に着けても美人にみえます。こんな話をつい最近、呉服屋を営んでいる後輩と話をすると、彼は次のようにいいました。

「たとえデザインの優れた値段の高い着物を着ても、周りの人は着物のセンスなど見ていませんよ。見ているのは価格だけです」

プロにもこのように思われているのです。ブランドを追いかけるのは本当に考えものです。

著名な建築家に設計してもらって雨漏りが発生

昭和の話になりますが、東京に住んでいる先輩と、地元大阪にすんでいる先輩がほとんど同じごろ家を建てたのです。二人とも会社は違うが、大企業の管理職で割合、裕福な家庭でした。

東京に住んでいる先輩はある人の紹介で、著名な建築家に家を設計してもらったのです。設計料はいくらか知りませんが、相場よりはるかに高かったようです。大阪に住んでいる先輩は近所の建築士に設計をいらいしました。設計料は相場どうり、建築費の10%程度です。

話はその後のことです。著名な建築家に家を設計してもらった先輩は大阪に帰ってくるたびに、それを自慢していましたが、雨漏りがするような家だったようです。しかし、大阪の先輩の家は、雨漏りなどすることもなく現在も快適に暮らしています。著名な建築家に設計してもらった雨漏りのする家と無名の建築家に設計してもらった快適に暮らせる家、あなたならどちらを選びますか。答えは言うまでもないようです。

これなど見ていると、ブランドを追いかけるのはお金をどぶに捨てるようなものだと思います。本当にブランド品を見極める人なら、話は別ですが。

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