春休みを迎えると、多くの学校では宿題がなくのんびり過ごす子供が増えます。受験を終えてゆっくり羽根を伸ばしている子供もいるのではないでしょうか。そんな春休みは、実は子供のものを整理するチャンスですよ。教科書や制服、図画工作や作文など、学校から持ち帰った物はそのままだと溢れかえってしまいます。そこで、今回は春休み中の子供のものを整理する方法についてご紹介します。
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どうして春休み中なの?
日本は、4月をスタートとする年度制でスケジュールが組まれています。学校も職場も同じですよね。3月に卒業し、4月に入学や入社をするのがほとんどでしょう。
そうなると、3月下旬頃にはいらなくなったものが家の中に溢れてしまうのです。学校から持ち帰った教科書や作品、体操服、制服など、譲る人がいなければ家の中に残ってしまうことになるでしょう。
このため、不用品が家の中に溜まらないよう、春休み中にいらないものはすっきり処分して、残すものだけ整理することが大切なのです。
春休みにものを整理するポイント
学校から持ち帰った大量のものをどのように整理すれば良いでしょう。片付けのポイントとして、「紙でできたもの」「布でできたもの」「その他」というように3つのジャンルに分けます。
住んでいる地域のルールに沿って、ゴミ袋を用意したり紙類を束ねる紐を準備したりしてくださいね。ゴミ収集日の日程を調べるのも大切ですよ。
子供の作品はどうやって処分する?
サイズの小さくなった制服や体操服などは、完全に不用品として捨てる判断ができますよね。しかし、子供が制作した作品の処分に困ることはないでしょうか。
勝手に捨ててしまうと、あとで子供とトラブルの原因になる可能性もあるため、処分する前に子供に捨てて良いか確認する必要があります。
小学校高学年にもなれば、処分しなければいけない理由を理解できます。しかし、小さな子供はたいてい全てのものを「捨てちゃダメ」と言うことが多いでしょう。そんな捨てられない子供のために、どんな作品を残すのか判断基準を明確にしておくのがおすすめです。
1:同じような絵や写真はひとつだけ残す
子供は同じような絵を何度も書くことがあります。「子供にどうして同じ絵ばかりなの?」と聞くと、案外「描きやすいから」なんて言葉が返ってきます。そこまで思い入れはなさそうだけど、お気に入りの絵なら捨ててしまうのは可愛そうと思われるかもしれません。
そんなときは、同じような絵や写真はなかでも特別な一枚を残そうと説明し、他の作品を処分しましょう。
2:代表作を残す
どこかのスーパーなどで飾られた絵や賞を取った作品など、特別なものであれば残したいですよね。子供は、特別という言葉に喜ぶのではないでしょうか。
他の作品はそって処分しても、特別な一枚は家のどこかに飾っておけば、子供は処分してしまった作品にまで気が付かないかもしれません。
3:立体的なものは優先的に処分する
工作で作った作品は、どうしても場所を取ってしまいます。さらに、釘を使った作品はきちんと打ち付けられていないことも少なくありません。釘が外れてしまったり先端の尖った部分がはみ出て怪我をしたりする危険もあります。
危険なことは、きちんと説明すれば小さな子供にも理解できるでしょう。優先的に立体的なものを処分していくだけで、部屋がすっきりとしますよ。
4:子供が本当に残したいものを1つに絞ろう
子供にどれを捨てていいか聞くと、たいていは「全部残したい」と言うことが多いでしょう。そこで、聞き方を変えるだけで1つだけ選べるようにするのです。
例えば、「うさぎさん3枚のうち、どれが一番好き?」、「作品展示会で作ったものの中で、どれが大事?」というように、答えを1つだけに絞らせましょう。
教科書やノートを捨てるタイミングは5月頃!
春休み中に不要なものを捨てるのがおすすめと説明しましたが、教科書やノートを捨てるタイミングは少し遅らせて下さい。新年度が始まると、前年度で学んだことを振り返るテストをする学校もあります。
とくに、小学校から中学校へ進学すると復習テストをすることも多いようです。春休み中に教科書を捨ててしまうと、復習することができなくなってしまいます。
教科書やノートは、新年度が始まって少し経過した5月頃に、捨てるかどうかの判断をすると良いでしょう。もしくは、4月に使うことがなければ捨てていいと判断しても良いかもしれませんね。
最後に
いかがでしたか?まさに春休み中の今が、子供のものを減らすチャンスですよ。思い入れがあるとなかなか捨てられませんが、やはり毎年増える作品などは片付ける場所にも困るでしょう。
どれかひとつだけ残すものを選ぶ方が難しいようであれば、全ての作品を写真におさめていさぎよく全部処分するという方法もひとつの手ですよ。制服や体操服は、近所の人や友達で使う人がいれば譲りましょう。
片付けられた綺麗な部屋で、新年度を迎えられると良いですね。
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