冷房で夏の冷え性になる人多数。冷房病にならないための予防と対策

暑い日は、冷房を効かせて室内を快適に過ごしたいですよね。しかし、なかには冷房が苦手な方も少なくありません。冷房が効いた部屋にいると寒さを感じたり、だんだん体調を崩したりする冷房弱者の人は、どのように夏を過ごせばいいのでしょう。今回は、冷房病にならないための夏の冷え症対策をご紹介します。

冷房弱者は意外と多い!!

夏の暑い日は、室内を長時間冷房で冷やすと、頭痛や腹痛などの症状を引き起こす方は少なくありません。

2012年のダイキンによる「現代人の空気感調査」では、冷房が苦手と答えた人が全体の54.9%と過半数を占めました。

また、冷え症になりやすい女性ばかりが多いかと思いきや、女性64.7%、男性44.8%という結果が出たのです。女性のみならず、男性も半数近くが冷房に苦手意識を持っていました。

冷房病に注意しよう

冷房により体調を崩すことを、冷房病やクーラー病と言います。冷房病とは、自律神経失調症の一種であり、体温調節機能が正常に働かないことで、周囲の温度に対応できなくなるのです。

1:冷房病になりやすい人の特徴

冷房病を発症しやすい人は、自律神経の働きが不安定な乳幼児や老人に多いようです。また、冷房の強いオフィスに薄着で長時間いる人や、夜更かしをしたり暴飲暴食をしたり、生活リズムが乱れている人にも多いと言われています。

2:冷房病の症状「冷え症に似ている」

冷房病の症状は、冷え症に似たものとも言えるでしょう。主な症状は次の通りです。

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 腰痛
  • 肩こり
  • 手足の冷え、しびれ
  • 下半身のむくみ

これらの症状は、身体が冷えて血流が悪化したために起こると考えられます。血流が悪いと、末端が冷えたり筋肉が固まったりするので、手足の冷えや肩こりなどの症状が出るということですね。

3:冷房病の症状「自律神経失調症」

夏場に感じる冷え以外に、次のような症状があらわれる場合は、自律神経失調症の疑いがあるかもしれません。

  • めまい
  • 身体が重い、やる気が出ない
  • 胸やけ、胃もたれ
  • イライラする
  • 気分が落ち込む
  • 睡眠不足、寝つきが悪い
  • 集中力が続かない

これらの症状は自律神経失調症の症状によく似ており、自律神経のバランスの乱れが原因と言われています。

どうして自律神経が乱れるの?

自律神経が乱れる原因として、室内外の温度差が考えられるでしょう。自律神経は、緊張や興奮を司る「交感神経」と心身をリラックスさせる「副交感神経」の二つから成り立っています。

自律神経の役割の中には、体温調節機能が含まれています。本来は、外気温が変化しても、体内で熱を閉じ込めたり逃がしたりすることで、うまく体温調節が行われます。

しかし、現代の空調設備の発展により、「暑い屋外から、突然涼しい室内に入る」「涼しい室内から、突然暑い屋外へ出る」ということを繰り返すことで、一気に自律神経のバランスを崩してしまうのです。

冷房弱者にならないための予防と対策

冷房により体調を崩さないために、事前にできる予防と対策をご紹介します。

1:セーターやひざ掛けを持ち歩く

オフィスなどの涼しい場所に長い間いる場合は、身体が冷えないようにセーターやひざ掛けを常備しておくと良いですね。とくに首や肩が外気に触れないように気を付けるだけで、身体が冷えにくくなりますよ。

下半身の冷えが気になる方は、ひざ掛けで太ももを温めるとだいぶ楽になります。お尻周りや太ももを温めると血流が良くなり、足先の冷えや下半身のむくみ解消に効果があるでしょう。

2:全身の首とお腹は冷やさない

全身の首とは、「首」「手首」「足首」の三つの首です。首と付く場所は血管が多く集まっているので、温めると最も効果が得られます。

また、お腹は血管以外に内臓が集中する場所です。お腹を温めることで、内臓機能を活発にする効果があるでしょう。

3:ぬるめのお湯で身体を温める

夏はシャワー派という方も少なくないですが、身体の冷えを芯から温めるためには、湯船に浸かることが大切です。

冷房により身体が冷えて汗をかかないでいると、体内に疲労物質や老廃物、熱がこもってしまいます。そうすると、疲労感、めまい、吐き気、ほてり、のぼせなどの症状があらわれるでしょう。

毎日38~40℃のぬるめのお湯に、15~30分ほどゆっくり浸かるのが効果的です。お風呂で汗をかくことで、自律神経のバランスが整えられますよ。

4:飲み物に気を配る

オフィスなどの冷房が強く効いている場所では、身体を冷やさない飲み物を選ぶのがおすすめです。

  • 身体を冷やす飲み物・・・コーヒー、牛乳、緑茶、水など
  • 身体を温める飲み物・・・紅茶、ココア、烏龍茶など

できるだけ身体を温める飲み物がおすすめですが、好きな飲み物を我慢するのはストレスになるので、飲みすぎなければコーヒーや牛乳なども飲んでも問題ないでしょう。

身体を温める効果がある生姜を混ぜても良いですね。

最後に

いかがでしたか?暑い日は冷房を効かせた部屋で快適に過ごしたいと思う反面、頭痛や腹痛などの症状を引き起こしてしまう可能性も少なくありません。

冷房弱者にとって冷房が効いた部屋に長時間いるのは辛いことです。冷房病を引き起こす可能性もあるため、普段から身体を冷やさないよう対策をしてくださいね。

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