学資保険より有利!?株を買うための投資方法。ドル平均法とは

読者の中には、ドル平均法という言葉をどこかで聴いたことがある人が多いでしょう。実は10年ほど前、ある証券会社が朝日新聞など全国紙の一面を使い、ドル平均法の紹介をしたことがあるのです。それを読んだとき、証券会社も株式投資法を紹介するようになったかと感心したものです。しかし、ドル平均法だけで、その他の投資法は残念ながら紹介されませんでしたが。今までの投資方法は株の売買に関する方法でした。しかし、このドル平均法は、株を買う方法なのです。売る方法ではありません。まず、それに注意してください。

株を買う方法、ドル平均法とは

ドル平均法とは簡単に言えば、サラリーマンなど、定期収入のある人が、毎月、決まった金額を株式投資に回す方法です。そして、毎月、株を買う日も決めておきます。例えば、毎月、給料日の翌日26日に5万円づつA銘柄を買うと決めたら、そのとおりに実行するのです。

例えば、A銘柄の株が一株1万円の月は5株買います。次の月にA銘柄の株が1.2万円に上がれば、4株買います。あまった2千円は次の月に回します。さらに次の月にA銘柄が8千円に下がれば、予算は5万円ですが、前月の余った2千円とあわせて5万2千円あります。その金額の中から、6株買います。

現金は4千円あまります。あまった金額は次の月に回します。このような行動を繰り返すのです。このように株価が上がっても下がっても、予算の金額内で株を買い続けるのです。これがドル平均法です。

ドル平均法のメリットとは

株式投資の目的は、優良株をなるべく安く買うことです。しかし、これは言うことは簡単ですが、なかなか難しいものです。というのは,人の心理として、株価が高くなり始めると、もっと高くなりそうな気がするのです。その結果、高くなった株をたくさん買ってしまうことになります。反対に株価が安くなると、買う気が起こらないのです。

ドル平均法は、この人間心理の弱点を補う方法です。つまり、ドル平均法では株価が高くなれば、自然に変える株数も少なくなります。反対に株価が安くなれば、買える株数も多くなります。つまり、ドル平均法では株の高値つかみを避けることができるのです。

実際のドル平均法の実践方法

ドル平均法は毎月決まった金額を株に回すのですが、これは毎月でなくてもよいのです。2ヶ月に1回、あるいは3ヶ月に一回、もっと少ない人では、毎年のボーナス月にドル平均法を実践するという人もいます。

また、このドル平均法では、銘柄を変えてはいけません。例えば、武田薬品の株を買うと決めたら、武田薬品のみをドル平均法で買い続けるのです。

ところで、このような株の買い方をどこかで見たことはないでしょうか。そうです。あの従業員持ち株制度です。従業員持ち株制度では、毎月給料の中から、一定の決まった金額を自社株買いにまわしてくれます。この従業員持ち株制度では、単位株未満の金額でも、端株まで買ってくれます。正しく理想的なドル平均法です。

ドル平均法は理想的な長期投資法

このドル平均法は、何年か先に進学を控えているお子さんをお持ちの家庭とか、住宅購入を考えておられる家庭には理想的な投資法です。まず、ほとんど失敗しないで、必要な資金を用意できる投資法です。

もちろん、学資保険や住宅ローンなどより有利なことは言うまでもありません。そのうえ、株式の長期保有はその株が優良株である限り、間違いなく値上がりするのです。社会が成長するに従い、会社も成長しますから。それから、考えると、ドル平均法もいかに有利な投資方法か理解できるでしょう。

ドル平均法に変則もあります

例えば、毎年の昇給、あるいは転職するたびに収入が上がるようなら、ドル平均法の金額もそれに応じてあげるのが効率的です。つまり、ドル平均法に定額ではなく、給料あるいは収入の定率を応用するのです。

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
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