耳掃除のし過ぎは危険!外耳炎の原因になることも。耳掃除はほどほどに

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よほど小さなお子さんでない限り、今までの人生で一度も耳掃除をしたことがないという人はほとんどいないと思います。プールや海水浴中に耳に入った水を取り除くためだったり、語学の試験の前にちょっとでも聞き取りやすくなるようにだったり、人と会う前の身だしなみとしてだったりと、目的がハッキリしていることもあれば、単に「定期的にするものだと思って…」ということもあるでしょう。頻度としても、単純に必要な時だけという人もいれば、なんとなく日々の習慣になっている人もいるようですが、中には毎日やらないと落ち着かないという人も。でも、この耳掃除、実は耳の病気の原因になりやすいってご存知ですか?今回は、耳掃除のし過ぎが引き起こす耳の病気についてのお話です。

耳掃除が原因であることが多い耳の病気

外耳炎

耳かきでも綿棒でも、耳掃除の際に傷がついてしまったり痛みを感じたりした経験はありませんか?綿棒にハッキリと血が滲むほどのわかりやすい状態であることもあれば、うっすら汁っぽいものが滲む程度、あるいは、特に綿棒が汚れるほどでなくても、細かい傷ができてしまっている状態です。

耳の入り口から鼓膜までのあたりを、外耳または外耳道と呼ぶのですが、そこが傷などによって炎症を起こした状態のことを、外耳炎(外耳道炎)といい、これも立派な耳の病気なのです。

耳だれや痛みなど、不快な症状が伴うものの、症状が軽い状態なら、放置することで自然に治ることも多いのですが、耳掃除が習慣化している人にとっては、この『放置する』がなかなかの苦行かもしれません。

特に、出来た傷が治っていく過程になると、剥がれかけたかさぶたが耳の中でガサガサと動くため、むず痒さなどの強烈な違和感を感じることになるのですが、ここで我慢できるかどうかがポイントになります。その違和感を解消しようと耳掃除をすれば、治りかけの傷がまた悪化。悪循環の素になるわけです。

その悪循環を繰り返しているうちに徐々に抵抗力が低下し、カビの繁殖を許してしまうようにまでなると、外耳道真菌症になってしまうこともあるので、この段階できちんと治すのが賢明です。

外耳道真菌症

外耳道真菌症とは、耳掃除などで傷がついた外耳に、真菌=カビが繁殖してしまった状態のこと。強いかゆみや痛み、耳だれなど、ほぼ外耳炎と同じ症状なのですが、出てくる耳垢がポロポロとしていたり、黒や黄色などの色味がかっていたり、菌糸がついていたら、外耳道真菌症を疑った方が良いようです。

治療法も、自然に治ることもある外耳炎とは異なり、通院が必要になるとのこと。

治療期間の目安としては、外耳道に蔓延った真菌(カビ)をしっかり除去するというのがポイントとなるため、1~2度の通院で終わることはないようです。通う頻度にもよると思いますが、早くて数週間~1か月、通常は数か月、長引くとそれ以上かかることもよくあると言われています。

また、週1~2回の通院を数か月続けて完治させても、習慣や体質によっては再発することも多いとか。なかなか厄介な病気です。

外耳道真菌症の予防法

まず、耳の中を、真菌(カビ)が好む環境にしないことです。そのためには、耳の中の湿度を不必要に上げないことが重要になります。梅雨時は特に気を付けた方が良いかもしれませんね。

お風呂やプール、海水浴などの後、濡れた髪は、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。この時、耳の入り口付近も、火傷をしないよう気を付けながら乾かします。

耳の中に水が入ってしまった場合も、綿棒などは使用しない方が良いそうです。ドライヤーで温めたり、水が入った方の耳を下にして横になり、しばらく安静にするなどして、自然に抜けるのを待ちます。

基本的には、半日から1日ほどで、自然に蒸発してしまうものだそうですが、一向に抜ける様子がない場合は、耳鼻科で診てもらった方がいいかもしれませんね。

イヤホンや耳栓を使う人は、それらを清潔に保つようにし、長時間の使用は避けること。耳かきなど、耳掃除に使う道具も清潔にしておきましょう。

そしてなにより、

  • 『外耳に傷をつけないよう、耳掃除をし過ぎない』
  • 『栄養と休息をきちんと摂って、抵抗力をつける』

というのが一番簡単にできる予防法だそうです。

耳掃除の推奨頻度

では耳掃除の適切な頻度はどれくらいなのかというと、1ヶ月に1度。たった1度で充分なのだとか。毎日の習慣になっていて、欠かすとどうにも落ち着かないという人にとっては、考えられないレベルだと思いますが、耳の健康維持のためには、多くても2週間に1度くらいに留めておいた方が良いのだそう。

そもそも古い耳垢は、何もしなくても勝手に外に出ていくようになっていて、耳掃除自体、特にわざわざする必要はないのだとか。つまり頻度が高くなると、その分、傷がついたり炎症が起きるリスクが高まるだけというわけですね。

耳垢にも役割がある

「じゃあ、傷がつかないように、徹底的に丁寧にするから!」という悲鳴にも似た声が聞こえてきそうなところですが、実は、『傷や炎症の予防のため』以外にも、耳掃除をし過ぎない方がいい理由があるのだとか。つまり、耳垢にも役割があり、取りすぎると弊害があるということです。

例えば、適度に耳垢を残しておくことで、耳の中の表面を適度に潤し、ホコリをよけたり、殺菌や防水の役目を果たしてくれるといいます。耳に水が入り込んでなかなか出て行かないという人は、耳垢を取りすぎている場合もあるそうですよ。

ちなみに、耳垢には防虫効果があるという説もあるそうで、耳垢を取りすぎると、耳に虫が入り込みやすくなってしまうのだとか。怖いですね。

その耳の不快感、鼻づまりが原因かも?

どうしても耳がかゆい、音が聞こえにくい、あるいは耳が詰まっている気がする場合、耳垢が原因でないこともあります。

アレルギーなどで慢性的に鼻が詰まっていると、鼻と耳の間の空間が閉ざされた状態になり、その内部と外部に気圧の変化が生じるたびに鼓膜が影響を受け、違和感を感じるのだとか。

例えば、鼓膜がずっと内側に引っ張られた状態になっていると、常になんとなく耳が詰まっているような感じがするのです。

いくら耳掃除をしても詰まっている感じが取れず、漫然と続けているうちに傷がついて外耳炎になってしまった…というケースは、かなり多いようです。

最後に

いかがでしたか?耳掃除をあまりしない方が耳の健康維持には良いとのこと。耳の不快感が1~2回の耳掃除で軽減されない場合は、あまり深追いせず、とりあえず様子を見るようにしてみましょう。

どうしても気になるようなら、耳鼻科で診察を受けてみてください。別の原因や対処法が見つかるかもしれません。

ただし、突然音がこもって聞こえるようになったり、めまいや耳鳴りなど、別の症状が伴う場合は、突発性難聴など、他の病気の可能性もあるため、一刻も早く受診してくださいね。

この記事を書いた人

Sara
Sara
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