豊かに暮らすには豊かな心が必要です。しかし、実際はわかっていない人が多いのです。多くの人は豊かに暮らすには節約だと考えてむやみやたらに節約します。まず交際費など、日常生活に必要でないと思われる経費を節約します。次には衣食住の節約を始めます。勤め先に出勤するのに必要な靴をわずか一足にし、スーツを一着にします。しかし、靴を2,3足交代に履いたほうが経済的なことはすでに前に述べたとおりです。また、スーツも1着より、2,3着交代に着たほうが経済的なことは言うまでもありません。
必要なのは教養、すなわち教育
このようなことを考えず、やたら清貧という言葉に踊らされている人が多いようです。豊かに暮らすことは、たしかに無駄なことを省くことです。しかし、何がムダなのか、どうすれば経済的に生活できるのか。
その判断はご自分の頭です。
そして、その判断の基礎は自分自身につけた教養ではないでしょうか。教養はすなわち教育です。ここに教育の大切だがあります。
具体的に言いますと、お子さんがある場合、豊かに暮らすには教育にお金をかけるべきです。教育にお金をかけるとは、何も高額な塾や私立の学校に通わせることではありません。まず、家庭でしっかりと教育することです。これは大人も同じです。
豊かに暮らすには、年相応にしっかりと勉強すべきです。社会で通用する能力を身に着けるべきです。無能力で会社にぶら下がっているだけでは会社が倒産した途端に路頭に迷います。
医学部に行くにはお金がかかる
私は長年、予備校、塾で教師をしていますが、その間、何人かの医学部進学希望者を指導しました。その中には無事に国立大学の医学部に入学した人もいます。
その場合は経済的な問題はほとんどありません。国立大学の医学部の入学金、授業料、実験実習費は理学部、工学部と大差ありません。問題は私立大学の医学部です。
20年ほど昔、生徒の一人に聞いたのですが、医学部の授業料が年間600万円です。もっとも、私大医学部特別奨学資金として、授業料の半額を国から借りることが出来ます。それでも年間300万円です。普通のサラリーマン家庭では少し苦しい出費です。
数学で受験する学生とそうでない学生には差がでる
また、10年ほど前のデータですが、共通一次、センター試験で数学を取った人と取らない人との20年後の所得を比較すると、約100万円の差がでていました。
つまり、センター試験などで数学を選んだ人は年間所得が800万円としたら、数学を取らなかった人は700万円ぐらいでした。
これを単純に国立大学卒業者と私立大学卒業者の差と見ることもできますが、しかし、実社会で数学的な判断をしているかいないかの差と見ることもできます。いずれにしろ、教育に力を入れたほうが豊かな生活をおくれることはたしかなようです。
最後に
受験の時、最後は神だのみしたいですよね。色々あるゲン担ぎ。次の記事でご確認ください!
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