株式分割と株式併合が行われたら注意!株式分割と株式併合の株価への影響

株式分割とは例えば一株を2株に分割することです。このように株式分割が行われると、瞬間的に株価は半値近くに下がります。しかし、成長企業の場合、株価はすぐに元値に戻します。つまり株主から見ると、株式価値は倍になるわけです。この株式分割を実施したのがアメリカのマイクロソフトです。マイクロソフトは成長期にあるとき、利益があっても、配当の形で株主に還元する余裕がありませんでした。そこで、株主に利益を還元する形として株式分割をとったのです。それは一年で2倍、あるいは一年で1.5倍という株式分割です。それを毎年のごとく、実施しました。しかも、株価は毎年上がったのです。このおかげで、マイクロソフトの株主は皆さん例外なく、大きな利益を手にしました。

株式分割を悪用して株価を吊り上げる会社に注意

ところがです。この株式分割を経営者の利益のために使う輩が我が国などにも現れたのです。それは株式分割の仕方で明らかです。つまり、株式を10分割、もっとひどい場合には100分割、これほど大きく分割すればどうなるでしょうか。

株式分割直前に買った株主などは、時間の関係でもちろん株式分割の恩恵など受けません。そのうえ、株を買ったとたん株価が10分の一、100分の一に下がるのです。その下がった株価が元値に戻すには何年、いや何十年かかるのでしょうか。

これは明らかに初めから株を持っている経営陣が自分らの利益のために株式分割をしたのです。このような株式分割をする企業の株は買うべきではありません。

株式併合とは

株式併合というのは今までA社の株を10株持っていた場合、5株を1株に併合されると、わずか2株の株主になってしまうのです。しかも、株式併合しても、一株当たりの利益はそれほど増えない。

その場合、もちろん、株価もあがりません。つまり、株主にとって大変不利益です。

この株式併合、森永製菓、中村屋など数社が実施しました。さて、この目新しい方法、どれだけ効果があるのでしょうか。たとえば、一株100円の株、5株を一株に併合しても、一株500円になるでしょうか。

おそらく瞬間的に500円近くになっても、すぐに下がるはずです。なぜなら、予想では併合されたのちも一株当たりの利益はあまり増えないのですから。

この株式併合は株式分割とは逆の行動です。もちろん企業にとっても内向きの行動で、成長を期待することはできません。そんなわけで、株式併合を実施する企業は、あまり奨められません。

推奨銘柄

2217 モロゾフ

予想PER15.3(高値平均 27.1、安値平均 22.2)PBR 1.14、ROE7.4%。以上です。どこから見ても安値で、しかもROE7.4%。長期で保有してもよし、短期で動かしてもよい銘柄です。

2220 亀田製菓

予想PER21.5(高値平均28.1、安値平均17.6)PBR2.42、ROE11.3%。PERから見ると少し安値、PBRから見ると少し高め、しかしROE11.3%は魅力的な数字です。

2221 岩塚製菓

予想PER15.9(高値平均72.5、安値平均42.8)PBR0.43、ROE2.7%。PER,PBRともに安値ですが、ROEが低すぎます。売買対象にするなら、短期銘柄です。チャートでは現在、株価は底値を示しています。

2222 寿スピリッツ

予想PER28.3(高値平均 24.4、安値平均11.7)PBR11.7、ROE 23.4%、PER、PBRともに高値です。しかしROEは23.4%という信じられないような数字です。買って持ち続けるだけで、1年で100万円が123万円以上になるのです。これは長期保有銘柄です。

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
スポンサーリンク
336×280
336×280

最新記事の更新はこちら