株価の底値信号をどうとらえるか?チャートも人によって解釈の違いがある

以前のブログで、底値信号を出している銘柄が多いと書きましたが、これは投資家によっては、株価上昇の前兆ととらえる人もあります。つまり、底値信号も見方によっては、上昇の初期信号ととらえることもできるのです。

ファンダメンタル分析は業績を反映、チャート分析は期待を反映

もちろん、どちらの見方があっているかは、数週間先、数か月先にならなければわかりません。これは正しいか間違っているかの判断ではありません。このような解釈の違いはファンダメンタル分析では起こりにくいです。

ファンダメンタル分析では、株価は企業の通信簿という言葉通りに業績を反映するからです。ただし、その反映の仕方が一般の考え方とはさかさまです。企業の業績が良くなる前に株価があがる、企業の業績が悪くなる前に株価が下がるという点です。

この点に注意すれば、やはり株価の予測では企業の業績予測などは欠かせません。ところが業績予測を無視して、チャート分析だけに頼ると損をすることが多いです。

反対にチャート分析を軽視してファンダメンタル分析のみの頼りすぎると、いつ買うか、いつ売るかのタイミングを判断するのがむつかしいです。ファンダメンタル分析とチャート分析を併用するのが最善です。

分析方法を認識したら戦略を練る

ファンダメンタル分析とチャート分析の価値を再認識したら、あとはどのような投資戦術、戦略で売買するかです。この三つ目の投資戦術、戦略で利益を上げることができるか、損をするかが決まってくるといえるでしょう。

優良銘柄の検証

7896 セブン工業

予想PER7.2(高値平均20.8、安値平均9.8)PBR0.37、ROE4.2%。

PERから見ると、まさに安値株です。PBRから見ても安いです。ROEは少し低いですが、これも前期から見ると、倍近くに上がっています。来期はROEも上がると期待できそうです。数字から見ると、お買い得の銘柄です。

会社の営業利益も続伸を続けています。ところが株価は同じ時期、上がらずに横に動いています。これは移動平均線以下で買い、以上で売りの戦術が使えます。

しかも、業績が上がり続けているのに、株価が横に動いているのですから、投資家の注目を集めた段階で株価が跳ね上がることも期待できます。

7898 ウッドワン

予想PER12.7(高値平均236.3、安値平均164.4)PBR0.35、ROE2.5%。

今までの高値平均、安値平均は高すぎて、参考にしにくいですが、これは今まで、それだけ投資家の評価が高かったということができます。その割にはPBRが1以下なので、首をかしげたくなります。

企業の業績は前のセブン工業と同様、営業利益の続伸が続いています。株価は業績とは逆行して、昨年まで下降傾向にありました。これも不思議な現象です。ただし、昨年に株価が底値を打ち、昨年後半から上昇傾向に転じました。

一見上昇傾向に乗ったとも考えられますが、注意が必要な銘柄です。これも別の見方をすれば、今まで一部の投資家の注意しか集めていなかった株が、多くの投資家の注意を集めるようになったので、株価が業績に比例するようになったとも考えられます。

これからは安心して移動平均線を参考に以上で売り、以下で買いという投資戦術が使えます。

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
スポンサーリンク
336×280
336×280

最新記事の更新はこちら