業績からは株価上昇が見込めるのに株価が下がる場合。株価の潜在エネルギーの解釈が有効

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株価を予測していて、外れることが多いです。つまり、ファンダメンタル分析上、会社の業績などが申し分なく、当然、株価が上がるはずなのに、予測に反して株価が下がる。逆に業績などが悪く、株価がもっと低くくても良いのに、逆に株価が上がる。このようなことが良くあります。このような場合、多くの人は言います。株価は人気によって動く、予測はあてにならない。

業績と株価の逆行をどう解釈すべき?

しかし、果たしてそうでしょうか。株価の基本的な考え方に、「株価は企業の通信簿」という考え方があります。業績の良い企業の株価は高く、業績の悪い企業の株価は低い。これは当たり前のことです。

その上、株価は企業の業績を先取りするという経験則もあります。企業の業積が良くなる前に株価が上がり、企業の業績が悪くなる前に株価が下がる。企業の業績が良くなる前に株価が上がって当然です。

しかし、逆に株価が下がることが多い。このような場合、どう解釈すればよいのか。

株価の潜在エネルギー

そこで潜在エネルギーという考えが出てくるのです。つまり、株価が上がるはずなのに、逆に下がるような場合、株価が上がるエネルギーがそれだけ増えていると解釈できるのです。

具体的に言いますと、株価100円の優良株が上がると予測されるのに、反対に90円に下がった場合、その時点で、株価が上昇するエネルギーが10円分だけ増えたと解釈できるのです。

多くの投資家はこのような解釈を無意識にしていますが、それを具体的に表現したのが潜在エネルギーという考え方です。

このような考え方を知っていれば、株価の予測が外れても、それほど慌てないで済みます。この考え方はナンピン買いなどに使えます。株価の予測を外しても、しっかりと利益を確保する、あるいはコンスタントに利益を確保し続ける、これが投資家にとって大切なことではないでしょうか。

優良銘柄の検証

7953 菊水化学工業

予想PER18.3(高値平均24.2、安値平均12.7)PBR0.59、ROE2.2%。

PERから見ると株価は高くも安くもありません。PBRから見ると、安いですが、しかし、ROEが低すぎます。今の状態では、どう考えても長期投資向きとは言えません。まあ、短期的に儲けて手を引く銘柄です。

その理由の一つが不正競争防止法違反で引っかかったせいです。業績がしっかりとしているのに、なぜ、このような法律違反を行ったのでしょうか。経営者の感覚を疑います。そんなわけで、長期投資向けに買うのは避けた方が良いでしょう。

会社も営利法人です。個人と同じように性格があります。また、同じ過ちを繰り返す恐れもあります。そんなわけで長期投資には勧められないのです。しかし、それは筆者個人の考え方で、どのような株でも儲ければよいという人は、短期的に運用されて良いと思います。

7955 クリナップ

予想PER20.5(高値平均59.3、安値平均40.9)PBR0.58、ROE2.9%。

PERから見ると、まさに今が買いときの株です。しかし、この株も長期投資向きではありません。ROEが低すぎます。その上、商品が高級品に偏りかけています。商品構成が高級品に偏ると、会社の成長は低くなります。

反対に商品構成が低価格品に偏ると、会社の成長は加速されます。また、業績は安定します。まさしく「大衆商法」の言葉通りです。

株価自体は昨年初頭に底値を付け、年末年始に天井を付けました。株価は使いやすい波を描いています。移動平均線以下で買い、以上で売る戦術が使えそうです。

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
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