株価を予想する方法「ケインズの美人投票論」

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チャート分析にしろ、ファンダメンタル分析にしろ、株価予想がどんぴしゃりと当たる場合があります。それは理論的に確かにそうなるというほかに、経験則でそうなる可能性が高いという場合があります。しかし、実はそれ以外に隠れた理由があるのです。

ケインズの美人投票論

以前説明しましたが、古典的な株価予想方法にケインズの美人投票論があります。20世紀を代表するイギリスの経済学者ケインズは次のように言っています。

「誰もが美人だと思う女性に投票すると、その女性が一番になる可能性が高い。株価も同じ、誰もが上がると思う株を買うと、上がる可能性が大きい」

たとえば、チャート分析を例にとります。ある銘柄の株価がローソク足の毛抜き底をしめしました。すると、ローソク足を学習した経験のある投資家たちは、株価が上がる前兆だと判断して、その株を買います。

このような投資家たちが多くなると、この毛抜き底の信号は当たる当たらないにか関わらず、一時的にしろ、株価が上がることが多いのです。

しかも、ローソク足など全く学んでいない投資家や、知らない投資家も株価が上がる兆しを見せたら、あわてて買いに出ます。結局、株を買う投資家の人数が増えると、その株は上がるのです。これがケインズの美人投票論の具体的な例です。

ファンダメンタル分析でも見られる美人投票論

同じような例はファンダメンタル分析でも挙げることができます。

例えば、株価は企業の業績より先に動きます。このような株価の習性を知っている投資家は、ある銘柄の予想営業利益が増益だということを会社四季報などで知ります。すると、その投資家はその株を買うチャンスを伺い、買いに出ます。

このような投資家が多くなると、結局、株価は上がります。すると、ファンダメンタル分析や株価が企業の業績を先取りするという経験則など知らなくても、株価が上がれば、買いに出る投資家が多くなります。結局、株価があがるのです。

このようにファンダメンタル分析やチャート分析を知らなくても、大勢戦術で利益を挙げる投資家も多いです。とくにデイトレーダーなどは、個々の会社の業績など、それほど詳しく分析しなくても利益を挙げている人が多いです。

しかし、株式投資はやはり堅実な方が良いです。ファンダメンタル分析にしろ、チャート分析にしろ、基礎的なことはしっかりと把握しておく方が無難です。

優良銘柄の検証

1381 アクシーズ

予想PER9.6(高値平均11.9、安値平均6.8)PBR1.67、ROE16.8%。

PERから見ても、PBRから見ても株高です。ただし、ROEの16.8%は魅力的な数字です。実際の株価は昨年に底値を付け、今年は昨年、一昨年の高値を突破しました。買うのに勇気がいりますが、移動平均線以下で買うのが良いでしょう。

1383 ベルグアース

予想PER64.7(高値平均38.0、安値平均27.5)PBR1.86、ROE2.9%。

数字だけ見ると、PERもPBRも高いです。おまけにROEの低さ、魅力的なところは一つもありません。ただし、今期、赤字でしたが来期は黒字の黒転銘柄です。ただし、時期的に、すでに遅いかもしれません。

買うのは注意が必要です。

というのは今年のはじめ、少し早いですが、株価が急上昇しているのです。狙うのは2番天井です。しかし、これがあらわれるとはかぎりません。そんな銘柄ですが、なぜ注目するのかといいますと、これからの食糧事情を考えると無視できない銘柄の一つだからです。

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
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