菌の繁殖に最適な梅雨の時期から気を付けたい!食中毒の原因と対策

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6月になると梅雨の時期となりますが、梅雨に気を付けたいのが食中毒ではないでしょうか。気温がグッと上がりジメジメした気候が、菌を繁殖させて食中毒を引き起こす可能性が強くなるのです。平成28年度の食中毒発生事件は1139件あり、患者数は20252名、死者14名という結果が厚生労働省から発表されています。食中毒が死に繋がる可能性があるというのも、とても恐ろしいですよね。そのため、梅雨から増殖する食中毒について知っておくと、事前に予防や対策をとることができるのではないでしょうか。そこで、今回は食中毒の原因や対策についてご紹介します。

食中毒を引き起こす原因について

梅雨の時期から増えてくる「細菌性食中毒」について説明しましょう。細菌性食中毒には、細菌性感染型食中毒細菌性毒素型食中毒の2種類に分かれます。

細菌性感染型食中毒

細菌性感染型食中毒とは、細菌に汚染した食品を食べて体内に細菌を取り込むことで、体内で病原性を持ち中毒症状を引き起こすことです。細菌は腸内に侵入すると炎症を起こし、腹痛や嘔吐などの症状があらわれます。症状が悪化すると血便が出てしまうこともあるようです。

細菌性毒素型食中毒

一方、細菌性毒素型食中毒とは、細菌から発生した毒素を含んでいる食品を食べることで発症する食中毒のことです。

細菌性感染型食中毒と細菌性毒素型食中毒の種類

細菌性感染型食中毒と細菌性毒素型食中毒の中でも、食中毒の種類があります。ここでは、食中毒の原因菌について解説します。

細菌性感染型食中毒の種類

サルモネラ菌

家畜の腸内や卵に存在する細菌がサルモネラ菌です。犬や猫、ハエなどを介して感染します。低温や乾燥に強く冷蔵庫内でも繁殖することができます。サルモネラ菌が体内に入り、半日から2日後には嘔吐や腹痛、下痢、発熱などの症状があらわれます。

カンピロバクター

家畜や犬、猫などの腸内に存在することができる細菌です。カンピロバクターが付着している食品を火を通さずに食べたり、十分に火が通っていない状態で食べたりすることで発症します。

発熱や頭痛、筋肉痛、倦怠感などの症状があらわれ、腹痛や下痢をともなうようになります。

腸炎ビブリオ

海水に存在する細菌のため塩分を好み、腸炎ビブリオが付着した魚介類を食べたり、まな板についたりすることで体内に侵入します。増殖能力が強い反面、真水や酸、高温、低温に弱い特徴もあります。

体内に侵入した場合、24時間以内に強い腹痛の症状があらわれ、激しい下痢により脱水症状を引き起こすこともあります。

病原性大腸菌

食肉や飲料水に存在するだけでなく、人間や哺乳類の腸内にも存在します。体内に侵入した細菌が、毒素を発生させることで病原性大腸菌を発症します。菌により発生する毒素は異なりますが、腹痛、下痢、発熱などが一般的な症状です。

細菌性毒素型食中毒の種類

ボツリヌス菌

土や泥砂などの中に存在する細菌で、魚介類などの食品を介して食中毒を引き起こします。ボツリヌス毒素を発生した場合、死亡率は30%以上と言われるほど最も毒の力が強いとされています。

黄色ブドウ球菌

化膿した傷口や鼻や口、手や指などに分布している細菌です。おにぎりやサンドイッチなどの、直接手を使って作る料理を介して発生します。潜伏期間は3日程で、激しい下痢や腹痛、嘔吐、吐き気などを発症します。

食中毒を起こさないために気をつけたい食品の取り扱い方

食中毒を予防する対策は、菌を

  1. 「つけない」
  2. 「増やさない」
  3. 「殺す」

が3大原則です。

細菌は目で見ることができないため、いつ付着しているのか、どこに細菌が潜んでいるのか分かりません。しかし、私たちの生活の中の様々なところに、食中毒の原因となる細菌があることを忘れないようにしましょう。

それでは、食中毒の対策として、気を付けたい食品の扱い方をご紹介します。

食品購入時の注意点

商品の回転が早い店舗は、新鮮な食品が並んでいることが多いです。鮮度や衛生管理が良いお店を見極めましょう。また、生鮮食品は最後に購入して、できるだけ早く帰るのもポイントです。

食品の保存時の注意点

買い物から帰宅したら、冷蔵・冷凍食品はすぐに正しい保存場所へ移します。冷蔵庫内でも増殖できる菌もあるため、長い期間保存するのはやめましょう。そして、冷蔵庫に食品を詰めすぎず、冷機を回るようにするのもポイントです。

食品の調理前の注意点

食品を調理する前、洗える食品はすべて流水で洗うようにします。手やまな板、包丁なども細目に洗うようにしましょう。特にまな板は細菌が入りやすいため、熱湯消毒を細目にするよう気を付けましょう。

食品の調理中の注意点

食品は長時間室温に置いておくと、菌が増殖する原因となります。調理する直前まで冷蔵庫で保管しましょう。食品の中心部までしっかり熱を通すのも、菌を死滅させるのに効果的です。

最後に

いかがでしたか?これから梅雨を迎え、ジメジメする湿度の高い気候が続き、細菌が繁殖しやすい時期となります。

日頃から食中毒対策をして予防を心がけたり、暑い時期は生ものを食べないよう対策をしたりすることで、食中毒から自分の身を守りましょう。

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