B型肝炎は定期予防接種もあるんです。B型肝炎についてしりましょう!

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肝炎と聞くとお酒の飲みすぎで肝臓を悪くしてなる病気を思い浮かべる人もいますが、このB型肝炎ウィルスにより感染します。60代以上の方は、今より衛生管理をされていない時期に注射針を消毒せずに使いまわした状態で、次々予防接種を受けさせられたため、B型やC型肝炎を発病した人が多くいます。今回はB型肝炎定期予防接種についてご紹介いたします。

B型肝炎とは

B型肝炎はB型肝炎ウィルス(BHV)が血液・体液を介して感染して発症する病気です。感染の原因は消毒が不十分な医療行為、入れ墨、ピアスの穴あけ、カミソリや歯ブラシの共有、性的接触などが考えられます。

B型肝炎には一過性感染と持続性感染があり、BHVに感染した後、一過性感染をおこしてもBHVは排除されるため慢性化はしません。

また、一過性感染しても症状が出ずにBHVが排除されることもあります。BHV慢性感染者の大半は、母親がBHVの持続感染者で、出産時に産道出血によりBHVが新生児の体内に侵入することにより母児感染してしまうケースです。成人になってからでは、免疫抑制剤使用者、抗ガン剤治療者、AIDS患者はBHVに感染すると、自力でBHVを排除できないため、持続性感染をおこしてしまいます。

一過性感染の症状

  • 潜伏期間は1~6カ月
  • 全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、黄疸など。
  • 尿は褐色になり、便は烏龍茶色になります。

数週間で肝炎が治まり回復期に入ります。

持続性感染の症状

度々「急性増悪」という一過性の強い肝障害を起こすことがあり、下記のような症状が出ます。

  • 全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、黄疸など。
  • 尿は褐色になり、便は烏龍茶色になります。

なお、母児感染した子供は10代~30代で一度リンパ球がBHVを排除しようと肝細胞まで痛めつけてしまうために肝炎をおこします。この時、BHVは比較的おとなしい抗体に変化します。その後、肝機能が安定したままの人が8割、残りの1~2割が慢性肝炎へ移行、さらに肝硬変や肝臓がんになる人もいます。

B型肝炎の予防接種とは

B型肝炎ワクチンは乳児、成人ともに3回接種します。1回目と2回目の間は4週間、1回目と3回目の間は20週から24週空ければ接種可能です。平成28年10頃に定期接種化される見込みになっており、平成28年4月1日以降に生まれた新生児が定期接種の対象になります。

定期接種になると0歳児に限り公費になり、生後2カ月から合計3回接種します。定期接種対象外でも自治体に問い合わせると補助があるかもしれませんので、接種する前に確認しましょう。ワクチンを接種することで、ほとんどの人が感染を防ぐことができるうえ、肝がんを予防することができます。

副作用は成人が接種した時に接種部位の発赤や軽度の熱が数%みられるだけで、乳児や幼児の副作用はまれです。

おわりに

いかがでしたか?ある有名な80年代の有名な歌手の方が母子感染でB型肝炎のキャリアであることが、ファンの方に知られて、握手をしようとしたら「感染する」と逃げられた、と告白されました。B型肝炎が日常生活で感染することはありません。

病気に関して知識がないことや、誤った情報を持っていることが患者さんの心を傷つけることがあります。病気について詳しくない時は「良く知らないから教えて」と本人に聞くか、「困ることがある時はハッキリ言ってね」と声をかけてみましょう。

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