ひな人形、男雛と女雛はどちらに並べる?雛人形の由来と歴史を知ってひな祭りをもっと楽しもう

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もうすぐ3月3日ひな祭りです。女の子の健やかな成長を願う1年に1度の行事なのですが、女の子がいるご家庭ではもうひな人形を飾っていますか?当たり前のように、ひな祭りが近づくとひな人形を飾っているという方も多いと思いますが、そもそもなぜひな人形なのでしょう?そして、そのひな人形とは誰なのでしょう?ひな人形はなぜ2月18日の今日に飾るのがいいのでしょうか。

よくよく考えると、ひな人形の由来や歴史を知らないという方もいるのではないでしょうか。今回は、ひな人形にまつわる様々な謎をご紹介します。

ひな人形の由来

ひな人形の由来には、大きく分けて2つのルーツがあるようです。

一つ目は、人の厄を祓うための身代わりという意味があります。古くから、人形は人間に代わって厄を引き受けてくれると考えられていたそうです。

その意味は、人形という字にも当てはまり、人形と書いて「ひとがた」と読みます。そして、今でも「流しびな」を行う地域があるように、自分のけがれを人形に移して川や海に流すという風習があります。

二つ目は、平安時代に裕福な子供たちが紙の人形でおままごとをする遊びが流行していました。この遊びは「雛遊び」と呼ばれ、雛は小さくて可愛らしいものという意味があり、ここから男女一対の紙でできた雛人形が誕生しました。

江戸時代前期は、紙でできた立雛が主流となっていましたが、江戸時代中期以降は座り雛に代わり、現在も座っている雛人形を飾るのが主流となっていますね。

さらに、ひな檀の数やひな人形の大きさで、その家庭の裕福さや安定を示していたようで、ひな人形の大きさに制限がでるほどだったそうです。

そして、ひな人形は流すものから飾るものへと変わり、女の子が生まれた家庭はひな人形を用意して桃の節句をお祝いするという風習になったのです。

ひな人形は誰?!

ひな祭りの歌の歌詞にもあるように、メインはお内裏様とお雛様ですよね。しかし、ここで勘違いしている方も多い豆知識をご紹介します。

お内裏様を男雛、お雛様を女雛だと勘違いされている方もいるのではないでしょうか。お内裏様とお雛様は、男雛と女雛の一対を指しており、別々ではないので要注意です。

内裏というのは、天皇がお住まいになっている御所を示しており、そう考えると内裏雛は、御所にお住まいの天皇と皇后であることが分かります。

そして、三人官女というのは、御所に仕える女官たちです。真ん中の女官だけ眉毛がないのを知っていますか?真ん中は女官長で既婚の女性となり、既婚の象徴として眉毛がなくお歯黒をしているのです。

次に、五人囃子は、その名の通りお囃子を演奏する人たちのことです。五人囃子は、それぞれの表情や持っている楽器の違いなども楽しめますね。

そして、五人囃子の下に並ぶ二人の随身(ずいじん/ずいしん)は、お内裏様を警護する人となります。向かって左の若者が右大臣、右の髭を生やしている老人が左大臣です。

最後に、宮中で雑用をする仕丁(じちょう/しちょう)です。この三人は、怒り上戸、泣き上戸、笑い上戸で三人上戸とも言われているんです。

このように、ひな人形の登場人物を改めて知るのも、面白いですね。

実はお内裏様の並べ方は二通り!

お内裏様を飾るとき、「どっちが右側で、どっちが左側?」と悩んだことはありませんか?現在は、飾るスペースや収納の関係でお内裏様だけを飾るご家庭も多いため、最初からショーケースに入っていて悩んだことがないという方もいますが、実はお内裏様の並べ方には二通りあるのです。

江戸時代のひな人形は、男雛が左で女雛が右にいました。この理由は、皇帝などの偉い人は南に向いて座り、南に向いたときの日の出の方角が上座となっていました。そのため、日の出の方角は東であり、左側ということになります。

このことから上座は左側、下座が右側ということで、お内裏様の座る場所が決まっていたそうです。

現在では、ひな人形売り場を見る限り、ほとんどの男雛が右側で女雛が左側になっています。それでは、どうして逆の配置になったのでしょう。

それは、プロトコールという外交儀礼が関係しており、プロトコールでは右上位であったため、男性が右側で女性が左側に配置されるのが基準となります。そして、日本では昭和初期頃にひな人形の配置にも取り入れるようになったようです。

しかし、全国一律でお内裏様の配置が統一されているわけではないようです。昔ながらの歴史を重んじる地域では、現在も男雛が左側、女雛が右側で飾っているそうですよ。

最後に

いかがでしたか?ひな祭りにはかかせないひな人形ですが、意外にも知らない事実がたくさんあったのではないでしょうか。

もうすぐくるひな祭り、ひな人形を飾るときに由来や登場人物の話を子供にしてあげるのも素敵ですね。

ちなみに、ひな人形を飾る時期は立春を過ぎた2月4日以降か、川に流すという水に関する行事であったため、雨水の日である2月18日に飾るのがいいようです。まだ、飾っていないというご家庭は雨水の日に飾ってみてくださいね。

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