インフルエンザの予防接種を受けたのに!?急な高熱・咳・鼻水が…

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去年の11月ごろに高いお金を出してインフルエンザ予防接種を受けて、さてこれでインフルエンザにならないと安心している方。いやいや、違います。今回はインフルエンザについて確認をしたいと思います。

予防接種をしたからインフルエンザにはかからない?

インフルエンザが心配な時期になってきました。冬に熱を出すと、インフルエンザではないかと心配になりますね。インフルエンザは、学校保健法で定められた、学校を休まなければならない感染症に指定されています。このため、インフルエンザの予防接種をするご家庭も多いでしょう。では、インフルエンザの予防接種をしたら、インフルエンザにかからないのでしょうか?

そもそも、予防接種って何?

予防接種は、からだの中に、その病気に対する免疫をつけるための抗原物質(ワクチン)を入れることです。抗原物質を入れることで、からだの中に抗体が作られ、ウイルスがからだの中に入っても、抗体が作用し、からだの中に入ったウイルスを死滅させたり毒性を弱めたりしてくれるのです。

病気の種類により、1回接種するだけで、生涯抗体が身に付くものと、毎年接種しないといけないものなど、いろいろとあります。インフルエンザは、毎年予防接種をしないといけませんね。

インフルエンザの予防接種ワクチンには、2015年から、4種類のワクチンが入りました。今までは

  • A型2種類
  • B型1種類

だったのですが、今シーズンからはB型1種類が追加され、1回の予防接種で、4種類のインフルエンザウイルスに対応できるようになりました。だったら、少なくとも、この4種類のインフルエンザにかかったときは、インフルエンザを発症しないのではと思いそうですが、インフルエンザのウイルスは、変異しやすいのです。

数年前に大流行した新型インフルエンザは、それまでのインフルエンザウイルスが大きく突然変異したものですが、これほどではなくても、小さな変異をしやすい構造になっています。このため、毎年少しですが、インフルエンザウイルスの形が変わるため、流行するのです。

インフルエンザの予防接種、子どもが2回するのはなぜ?

1回予防接種をしただけでは、しっかりと抗体が身に付かないのが、大きな理由の一つです。1回目の予防接種をした2~4週間後に、抗体の数値はピークになり、その後下がり始めます。そのままだと、2ヶ月ほどで、抗体の数値はゼロに近い状態になってしまいますが、2回目の予防接種をすることで、抗体の数値はさらに上がり、インフルエンザの流行期間が過ぎるころまで、持続した抗体値を維持できるのです。

インフルエンザの抗体は、予防接種し抗体が作られた後、4~5ヶ月ほど持続します。仮に12月に予防接種をすると、4~5月頃まで抗体ができていることになります。このように考えると、6ヶ月以上13歳未満の子どもが2回接種するのに望ましい時期は、11月中と考えられますが、インフルエンザの流行するピークは1月下旬から3月頃までであることが多いので、まだ接種していない場合は、今からでもすぐに接種をお勧めします。

インフルエンザの予防接種をしたのに、かかった!

毎年、インフルエンザの予防接種をしたのにかかったという人のうわさを聞くことがあります。実は、予防接種では感染を防ぐことはできません。けれど、からだの中に入ったウイルスを、からだの中に出来上がっている抗体で弱める効果があるため、免疫力が高ければ、インフルエンザを発症せずにすむのです。または、発症したとしても、肺炎や脳炎などの重篤な症状にならずにすむのです。

インフルエンザにかからないために

予防接種をしたとしても、感染し発症する可能性がある以上、どうすれば、発症するリスクを減らすことができるのかが、「インフルエンザにかからない(発症しない)」ポイントになるでしょう。

予防接種をすること

たとえ、予防接種をしてもインフルエンザにかかる可能性があったとしても、発症するリスクを減らすには、予防接種がとても大切なのです。からだの中に入ったウイルスをやっつける抗体を作っておきましょう。

ウイルスをからだの中に入れないこと

手洗い、うがい、マスクの着用。そして、人ごみを避け、インフルエンザウイルスがからだの中に入らないような工夫をしましょう。

免疫力を高めておくこと

他の風邪でもそうですが、規則正しい生活や、食事と睡眠などを適切にとり、疲れをためないようにします。

それでも、高熱・咳・鼻水などの症状が出たら…。

インフルエンザを流行させてしまうと、それだけ重篤になる人たちが増える可能性があります。もしも、予防接種をしており、インフルエンザが軽くすんだとしても、人に感染させる力はあります。発熱・咳・鼻水など、風邪かなと思われる症状が出たら、医療機関を受診しましょう。

予防接種をしていると、インフルエンザ特有の関節の痛みなどが出なかったり、発熱しても高熱にならずにすむことがあります。しかし、インフルエンザは人にうつってしまいます。医療機関では、インフルエンザであるかどうかを調べる検査ができますので、医師に診ていただくのが一番です。

発症して12時間~24時間は、検査をしても陰性となることが多いのですが、仮にインフルエンザだった場合には、すぐに抗ウイルス薬(タミフルリレンザイナビルなど)を内服すると軽くすむと言われます。ただし、この抗ウイルス薬も、発症後48時間以内に開始しないと効果がでにくいと言われています。そう考えると、発症して1日たったら医療機関を受診するのが、検査結果も信頼しやすく、抗ウイルス薬の治療開始にも間に合うタイミングといえます。ただし、高熱の時は、早めに受診しましょう。インフルエンザであるかどうかより、現在ある症状が辛いならば、少しでも早く対応できた方が良いのです。万が一、インフルエンザではなく、別の病気だった場合には、1日なんて待っていられませんよね。

冬の風邪症状やインフルエンザの対応

風邪か?インフルエンザか?と考えることも大切ですが、何よりも、その症状を少しでもやわらげ、早く治すように努めましょう。薬の違いはあっても、家庭でできることは同じです。風邪であっても、インフルエンザであっても、医師から処方された薬をきちんと内服して、部屋をあたたかく、湿度を高くし、消化の良い食べ物を食べ、ゆっくりと休むことですね。

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