株式投資は美人投票?イギリスの経済学者ケインズの理論

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20世紀を代表するイギリスの経済学者ジョン・M・ケインズも株式投資で大きく儲けた人です。彼も初めのころは失敗の連続でした。しかし、あるとき、株式投資美人投票のようなものだと気づいたのです。その後、大きく儲けたケインズは母校のケンブリッジ大学にも多額の寄付をしました。そこで今回は、そのケインズの美人投票論について説明します。

ケインズの美人投票論

仮にミスユニバースを例に取ります。このミスユニバースに投票して1位に投票した人にはリターンが200%のお金が支払われるとします。2位に投票した人には150%のリターン、そして3位に投票した人には100%のリターン、それ以下に投票した人には、投票金は没収というシステムです。さて、どの女性に投票するかです。

自分が美人だと思っても、多くの人が別の人を美人だと判断したら、1位はおろか2位も3位も外れます。そうなると10万円で投票しても、10万円が消えて無くなります。ここは1位の美人を狙うべきです。それにはどうするか、自分が1位だと思ってもだめなのです。多くの人が1位だと思う人に投票しなければ、お金が増えません。これがケインズの美人投票論です。つまり、いくら、自分自身が上がると判断しても、多くの人が上がると思わなければ、その株は上がらないのです。極端な場合、自分が上がると判断しても、多くの人が下がると判断すれば、その株は下がるのです。

株価は理論だけでは割り切れない

いくら業績がよく、将来性に富んでいても、多くの投資家がその企業の業績に否定的な見方をする、あるいは将来性に否定的な見方をすれば、その企業の株は上がりません。逆に下がることもあります。逆の見方もできます。赤字企業で将来性があまりないような企業でも、多くの投資家がその企業は有望だと判断すれば、その企業の株価が上がるのです。ここが株式投資の怖いところです。

投資は多くの違う意見を聞く必要がある

投資は株式投資に限らず、多くの人の意見を聞く必要があります。例えば、新聞などを読みますと、まったく正反対の意見が載っている場合があります。経済予測にしても、株価予測にしても、正反対の意見が並べて記載されています。A氏は経済は明るいといっているのに、B氏は否定的な意見を述べている場合です。

このような場合、自分と同じ意見の記事は読みやすいです。しかし、反対意見に注意すべきです。自分とは反対の意見の人は、なぜ、そのような意見になるのか、それをしっかりと読むのです。反対意見の重視、それが投資の基本の一つです。なぜなら、反対意見の人の方が多くなれば、株価は多数の意見に従うからです。

株価は多数意見に従う

ケインズの美人投票と同じです。株価は多数の意見に従うのです。決して、少数意見に従って動くのではありません。これはファンダメンタル分析だけではありません、チャート分析でも同じです。株価のチャート上に上昇信号が出てきた。その上昇信号が信用できると判断した人が多ければ、株価は上がります。しかし、その上昇信号がダマシだと判断した人が多ければ、株価は上がりません。

株価の予測方法

ファンダメンタル分析とは政治、経済、経営分析、業績などの分析で株価を予測する方法、チャート分析とは株価のチャート(グラフ)で株価を予測する方法。しかし、どちらの方法も万能ではありません。それは投資家個人の解釈の能力の差にもよります。

ファンダメンタル、チャートをおさえつつ、多くの異なる意見を聞いた上で判断するというのが理想ではないでしょうか。

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この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
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