ごく普通の言葉でコミュニケーション能力が高まる!「魔法のコトバ」をかけられる人になろう

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ここに紹介する「魔法のコトバ」とは特別な呪文ではなく、ごく「当たり前のコトバ絶妙なタイミングで言う」ことを指しています。コトバの例を挙げれば「ありがとう」「嬉しい」「お願いします」といった日頃から使い慣れているものが中心で、「ここぞ」というタイミングで発することで言われた相手が良い気分になるのがポイントです。日々コツコツと、良い(ハッピーな)気分を発生させていくうちに正のスパイラルが生まれて、その人を取り巻くムードが好転していきます。経営者、業界のトップリーダー、政治家や資産家、人気商売など、成功者の多くは良い運気を呼び寄せたり、キープする努力を影ながらしていて、それを「見習ってみよう」というススメです。

「魔法のコトバ」をこう考える

「魔法のコトバ」が引き寄せる現象は、昔からのことわざにもありました。最もポピュラーなのが「情けは人のためならず」です。

少々横にそれますが、このことわざを間違って覚えている人が意外に多く、「情けは相手のためにならない」という誤用、「親切にしていると恩返しがある」ギブアンドテイク的な誤用があるそうです。

正しい意味は「親切は、された相手だけでなく、やがてよい報いとなり自分に返ってくる」ことです。

ただこれも「自分に返るならいいことをしよう」と下心がのぞくニュアンスに受け取られかねません。あくまでも、親切でいられるよう心がけ、よい報いはオマケとしてあればいいと思う程度に留めることが大切です。

人に感謝にしたり、褒めたり、喜ばせてみたり、そうした「魔法のコトバ」を日常的に使える人になれるかどうか、自分自身への挑戦にしてください。

今日から使える「魔法のコトバ」

「普段から挨拶やお礼は言えている」方は多いと思いますが、それは家族や友人、職場の同僚やお客様、行きつけの店や病院の顔なじみ、子どもの学校や塾の先生といった、いわゆる「知り合い」の間で交わされているものがほとんどではないでしょうか。

ここでは「声をかけなくてもいい相手」「スルーしても問題ない相手」「挨拶を特に意識しない相手」、つまり一期一会のように二度と会わないであろう相手にも「魔法のコトバ」を進んで使うことがポイントです。

レストランや定食屋など飲食店の場合

仕事とはいえ、店員も客側から一歩踏み込んだコトバをもらえると働きがいが生まれるというもの。料理を運んで来た際に「ありがとう」、会計を済ませるときに「ご馳走さま」「美味しかった」と一言添えてみましょう。

ただそうした「魔法のコトバ」をかけた人が、テーブルの上を散らかしたままではガッカリです。片付けやすいよう食器をまとめておく、使ったおてふきや紙ナプキンは見映え悪くないよう包んでおく、テーブルの下に落とした食べこぼしや空き袋類は拾う、は最低限のエチケットです。

ファストフードやセルフサービスの場合

とにかくスピード勝負なので、客側も「さっさと席へ移動しよう」と考えてしまい、機械のように規則的な接客を乱したくなくて必要以上の言動を控えてしまいます。

しかし

  • 「ありがとう」
  • 「どうも」
  • 「早いね」

と言葉を掛けられて嫌な気分になる店員はいません。歯車の一部のようなルーティンワークこそ、客側のささやかな一言があると接客業業で働いている感覚を取り戻すことができ、結果、サービスの良い行きつけ店が増えることになるでしょう。

デパートやショップの場合

店に踏み入れた途端、店員に貼り付かれるのを煙たがる客は多いもの。洋服やファンシーグッズ、アクセサリーや化粧品の販売には、接客業でありながら「一歩退く」距離感を保つジレンマがあります。

もともとコミュニケーションを好む人材が集まる場なので、客側からの歩み寄ることは大歓迎でしょう。たとえ購入に至らなくても、

  • 「参考になった」
  • 「検討材料ができた」
  • 「やっぱりこれだと思ったら戻ってきます」

と、応対してくれたことへの感謝を示せばOKです。「お役にたてた経験」は店員にとって喜びと、働く手応えに値するのですから。

学校やレッスン教室の場合

子どもの担任やコーチは日頃お世話になるため直接お礼できる機会は多々ありますが、学校生活やレッスンをサポートしている存在にも配慮してみてください。

  • 学校長
  • 養護教諭
  • 用務員
  • 事務員
  • 給食職員
  • スクールカウンセラー等

を見かけたら「子どもがお世話になっています」「いつもありがとうございます」といった挨拶程度でも充分で、特に名乗る必要もありません。

保護者側から、縁の下の力持ちの存在を気に掛けてくれることは率直に嬉しく、やり甲斐をもてる要因のひとつです。大人たちが充実して働けると、そこで育まれる子ども達にも良い影響がもたらされます。

ゴミの収集車や清掃タイムの場合

美化に従事してくれる人がいるおかげで、家や住む町は清潔さを保てています。

収集車が来る前にゴミ出しを推奨している自治体が多く、業者と鉢合わせる機会は少ないでしょうが、回ってくる時間は大体決まっているので時にはタイミングを見てゴミを運び出し、「暑い中(寒い中)ありがとうございます」「助かります」と労いのコトバをかけてみましょう。

また駅やサービスエリア、ショッピングモールなどのトイレを利用の際、偶然清掃員に遭遇したら黙って使うより一言断り入れる方がスマート。利用する側が、清掃作業を中断させてしまうのですから「使って大丈夫ですか?」「お邪魔になりませんか?」と気遣いたいものです。

ポストインの郵便や新聞配達の場合

ポストに配達するのが前提なので、来ていることが分かっても特に顔出しの必要はありません。ただ偶然居合わせたら、見て見ぬ振りより受け取りに歩み寄りたいもの。

ポストインの方が効率的ですが、配達員と接点があると届け先はポストでなく「人」と実感を得てもらえ、さらに「待っている顔」が見えると荷物の扱いに適度な緊張感も生まれて、より丁寧&正確に配達業務をこなしてくれそうです。

停車してくれたドライバーやライダーの場合

歩行者がつい口にしがちな「すみません」。公道の多くは歩行者優先なので車や自転車側が停車するのが当然ですから、すみませんより「ありがとう」「ご親切に」と相手の行為を讃えるコトバを選んで使いたいものです。

車のウインドウが閉まっていたり、相手と少し離れた立ち位置であれば。会釈のようなボディランゲージでも感謝は充分伝えられます。

PTA役員の場合

全保護者にいつか巡ってくる(あるいは終えた)役目とはいえ、現役員にはいつでも労いをかけられるようありたいもの。行事や保護者会で直に感謝は勿論ですが、出欠やアンケート等の提出物に「ありがとうございます」「お世話様です」と感謝や感想を一言添えてみましょう。

役員以外の保護者が気に掛けたり、協力してくれそうな空気があると役員活動はとても心強いものです。大人たちも「サークル感覚」「仲間意識」をもってこなせれば、世間でいわれているようなネガティブなPTA活動は減っていき、子ども達も親の背中から色々なことを学んでくれそうです。

コールセンターの場合

声だけ、そして顔が見えない特性上、問い合わせのはずがクレームに変化したり、苦情がヒートアップしストレスの捌け口になるハードな面もある仕事ですから、いい仕事をしてもらえたなら形式的なお礼より「1対1のコミュニケーション」らしいフレンドリーなニュアンスを含ませてみましょう。

  • 「あなたの説明は上手い」
  • 「聞いていて負担のない話し方ですね」
  • 「こちらの言葉足らずをうまく回収してくれて助かりました」
  • 「担当があなたで良かった」
  • 「この後もお仕事頑張ってください」

など。

一期一会で交わされたコトバは、言われた方も言った方も満足感が得られ、まさに「魔法のコトバ」となります。

コツコツ長く続けられるコツ

ああなりたい、こうなりたい、と自分のためにストイックに突き詰めるのも良いですが、人を褒めることを「癖」にすると自分も感化されていくものです。

褒めるために、粗探しでなく良い面を探そうとする、マイナスな面があっても裏や背景に理由があるのでは?と寛容になれる。そんな風に物事の見方や感じ方が柔らかく変化するのを実感できるでしょう。

映画監督も務める大御所芸人は、若い頃に師匠から「楽屋のトイレ掃除」を命じられて以来、今もその習慣を続けているそう。このほか若手ゴルファーが公共のトイレであっても使ったあとの洗面所は、濡れたままにせず拭いて出るというエピソードも有名です。

どちらも共通するのが見返りを求めてではなく、

  • 「基本的に掃除が好き」
  • 「後の人が気持ちよく使ってもらえたら嬉しい」

という、見知らぬ誰かに対しても思いやれる懐の広さやしなやかな物の考え方から起こる行動というのが特徴です。

それが結果的に「徳を積む」行為に結びついている。そして習慣は忘れたり、サボってしまうと「なにやらスッキリしない」と後味が悪く、次回、自発的に行動を起こせるものです。「イヤイヤとやる」ことがないので、長く続けることが苦にならないのが「習慣の最大の強み」と言えるでしょう。

最後に

先に「情けは人のためならず」を挙げましたが、巡り巡ってくるのは善行ばかりではありません。「良いことも悪いことも自分に返ってくる」のが世の常。

今目の前で自分が受けている扱いや行為は、過去のいつかどこかで自分が放ったものと捉えれば、今、これから、何をどうすればいいかが定まってきます。

明確な目標、高いハードルを設けなくても、「魔法のコトバ」を当たり前のように使うという、目先の、日々の、小さなふるまいを積み重ねるだけなら、今日からでも始められるのではないでしょうか。

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