飛沫感染の防止だけじゃない。マスクの効果と鼻の機能を正しく知って、体調管理に役立てよう!

スポンサーリンク
728×90

最近、マスクの効果疑問視する声や、マスク姿で応対されることに嫌悪感を抱く人がいるという話がちらほら聞かれます。中には、まるで自分を病原菌のように扱われているようで不快だと感じる人もいるそうで、ショップの店員さんのマスク姿に違和感を覚える人も少なくはないとか。

でも、多くの様々なお客さんへの対応が必要な接客業や、外回りの多い営業職の人などにとって、いくらマスク姿に違和感があるとはいえ、インフルエンザの大流行や花粉の飛びかう中、「ノーガードで防御&体調管理をしろ!」なんて言われても、ちょっと無茶な話ですよね。

そしてそこで沸き起こる疑問と言えばやはり、そもそもマスク効果があるのか?ということ。今回は、そんなマスクの効果について、調べてみました。

市販のマスクがウィルスや花粉を99%カットするってほんと?

よく市販のマスクの宣伝で、

  • 花粉を99%カット
  • インフルエンザウィルスを99%カット
  • PM2.5を99%カット

といった謳い文句が聞かれますよね。

実は、同じ『99%カット』でも何をカットできるかで、性能が違ってくるそうなので、目的によっては、購入の際、注意が必要なようです。では花粉とインフルエンザウィルスは何が違うのか?答えは、粒子の大きさです。

インフルエンザウィルスの大きさは、直径およそ80~120ナノメートル。それに対して、花粉の粒子はその30倍の大きさなのだそうです。ですから、インフルエンザの予防でマスクを選ぶ場合、「花粉を99%カット」とだけ謳われているものは用を成さないと言われています。

逆に「インフルエンザウィルスを99%カット」と謳われているものは、花粉にも対処できるということになりますね。ちなみにPM2.5は、およそ2.5ミクロン、つまり250ナノメートルなので、インフルエンザ用を使えばカバーできるというわけです。

とはいえ、その分やはりインフルエンザ用は値段も高めなので、花粉用の代わりに使うのはちょっともったいない気がしてしまいますよね。

感染リスクが高まる時期がある程度限られていることを考えると、インフルエンザ用のマスクは、インフルエンザの流行期だけ、一時的に集中して使用するのが経済的と言えるかもしれません。

さて、冒頭でも触れた通り、最近はマスクの効果を疑問視する声も聞かれます。よく言われているのは、「飛沫による感染は防止できても、そしてたとえウィルスを99%カットできていても、隙間からは出入りできてしまうので意味がない」というもの。

極端なところでは、「だからマスクはしないようにしよう」と呼びかける人もいるとか。果たして本当に意味がないのでしょうか?

私たちの身体で起きていること

鼻の役割

鼻には、嗅覚のほか、外から異物が侵入した際にはセンサーとして働き、その異物を排除する機能があります。くしゃみなどもそうですね。また、冬独特の乾燥した冷たい外気を、適温・適湿に整える働きもあるのだとか。

これは、呼吸の際の気道を守るための機能なのだそうです。このため、外部からの冷気を取り入れる際、鼻自体は、かなり冷やされ、乾燥気味になってしまっているそうです。

例えば、一般的な風邪の原因として知られるライノウィルスは、34℃以上の温度を嫌うため、私たち人間が、体内の部位で、36~7度(いわゆる平熱)を保つことができている個所では、ほとんど増殖できないと言います。

ところが、冷えた鼻は32~3度、場合によってはそれ以下にまでなっており、鼻の中は、侵入したウィルスに感染しやすく、また、そのウィルスが増殖しやすい条件が整っている状態なのだとか。この時、私たちの身体にとって、鼻はまさにウィルスと戦う最前線の器官とも言えるのです。

鼻水の役割

そして鼻から分泌される、いわゆる『鼻水』は、普段の健康な状態では、比較的サラサラとしていて、鼻から侵入したウィルスなどの外敵や花粉などの異物を体外に流し出したり、取り込んだ外気に加湿する役割を果たしたりすると言われています。

風邪でも、ごく初期段階では、このサラサラの鼻水が対応しているわけですが、この段階でウィルスをうまく流し去れず、ウィルスの動きが活発なまま溜まってしまうと、そこでウィルスが増殖し、身体全体を巻き込んでの炎症を起こした状態、つまり『風邪をひいた状態』になるわけです。

これが、ウィルスとの戦いが激化した『完全に風邪をひいた状態』になると、ウィルスや白血球の死骸が含まれるようになり、粘性を増したネバネバの鼻水に変化していきます。

ちなみに、鼻が詰まるのは、これ以上異物を入れないための働きだとも言われていますが、同時に、粘性を持った鼻水は排出されにくく、長引くと慢性的な鼻炎の原因にもなるそうなので、できるだけ早めに決着をつけるのが望ましいようです。

鼻は温めるのがいい?それとも冷やすのがいい?

鼻を温めると鼻づまりの症状が改善されるという話をよく聞きますが、それは、温めることで血管が拡張し、血行が良くなると、粘液が緩んで排出しやすい状態になるからなのだそうです。

症状が進んで、鼻のかみ過ぎなどによる粘膜の炎症が起きてしまっている場合は、一時的に冷やすことが鼻の通りを良くする近道になることもあるそうですが、基本的には、温めることで鼻が持つ機能をサポートできるようです。

マスク着用の効果

症状に合わせて臨機応変に対処する必要があるにせよ、風邪のひきはじめにマスクで鼻周りを覆うことは、鼻の中の温度や湿度を物理的にキープし、ウィルスの増殖を抑える助けになるのと同時に、鼻水の生成や排出の機能を活発にする助けにもなるということのようです。

逆に言えば、せっかくマスクをしていても、きちんと鼻を覆えていなければ、その分効果もあまり期待できなくなってしまうので、要注意です。

普通の風邪よりも増殖のスピードが速く、あっという間に重症化しがちなインフルエンザにしても、栄養や睡眠をしっかり摂ることや、手洗い・うがいの他、部屋の室温や湿度の管理が予防に効果的と言われています。

ということは、飛沫感染も防ぎつつ、鼻・口周辺の温度や湿度も常に適切に保つという意味で、マスクはインフルエンザの予防としての効果も期待できるということになりますね。

最後に

いかがでしたか?風邪とのバトルでは、たとえウィルスが体内に侵入しても、その定着と増殖のスピードによる影響に対して、身体自身の免疫力が打ち勝てればいいことを考えると、ウィルスの侵入率が下がるだけでも、勝率はアップするわけです。

ましてやウィルスの増殖を抑え排出も促すともなれば、「たとえ隙間からウィルスが出入りするとしても、マスクをすることには意味がある」と言っていいでしょう。

なにより、「人にうつさず」、「自分も罹らず」という姿勢は、全体的な感染の拡大を最小限にすることにも繋がるという意味では、とても重要なことですよね。

インフルエンザのピークは2月上旬と言われますが、3月から4月ごろまでは油断できないそうです。また、ライノウィルスを含む一般的な風邪は、特に季節の変わり目に言及されることが多いですが、ウィルスによって多少の違いがあるので、一年を通して注意が必要だとか。

マスク姿はもはや季節限定のものではないとも言えますね。もし、マスク姿の店員さんを見て、「煙たがられている?」と感じてしまうなら、「ウィルス感染の拡大を阻止してくれているんだな」と思うようにしてみてはいかがですか?

これまで異様で不快に感じていた景色も、心和むものになるかもしれませんよ。

この記事を書いた人

Sara
Sara
みんなのブログで生活をしていく上でのノウハウや節約術などのお役立ち情報を提供しております。毎日ブログを更新していますので、見に来てくださいね。
スポンサーリンク
336×280
336×280

最新記事の更新はこちら