三菱自動車が日産に吸収合併ニュースを見てどう思いましたか?企業の吸収合併と株価の関係について

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数週間前に、三菱自動車日産吸収合併されるというニュースをTVでみました。さて、このような場合、株価はどうなるか、考えてみましょう。株価予測の基本は、第一に株価は企業の業績を反映するという事実、第2に、株価は企業の業績を先取りするという事実、第3に株価は必ず行き過ぎるという事実です。使うのはこの三つの経験則です。

吸収する企業の株価は下がり、吸収される企業の株価はあがる

これも昔からよく言われていることです。吸収する企業の株価は下がり、吸収される企業の株価はあがる、この言葉をそのまま理解もしないで使っている投資家も多いです。しかし、理解しないでも儲けていればよいという方もおられると思いますが、この言葉の背景を理解しているのといないのとでは、やはり大きな差があります。なぜなら、株価は必ずしも理論どうりには動かないからです。

企業が不良企業を吸収するのは、自社の一部が悪化するのと同じ

例えばA社が不良企業を吸収するのは、自社の一部門が悪くなるのと同じです。というのはA社の検査部門が元々、良質の部門だったとします。そこに不良会社の悪質な検査部門を取り入れるのです。これは言い方を代えれば、A社の検査部門が悪化するのと同じです。ところで企業の一部でも業務が悪化すれば、それは企業全体に響きます。つまり、A社の業績が悪化すると予想されます。そこから、A社の株価が下がるのです。

不良企業が優良企業に吸収されるのは、会社がよくなるのと同じ

反対に不良企業が優良企業に吸収されるのは、会社全体がよい影響を受けることになります。当然、業績がよくなると予想されます。つまり株価が上がるのです。つまり以上のようなわけで、昔から吸収する企業の株価は下がり、吸収される企業の株価は下がるのです。

株価が以上のように動かない場合

しかし株価はいつも、このように動くとは限りません。それは吸収合併される前に、多くの投資家が、この吸収合併をすでに知っているときです。実際、このような吸収合併を発表される前に予測している投資家も少なくありません。彼らは吸収合併が発表される前に、吸収する会社の株を売りぬけ、吸収される会社の株を買っています。彼らにとって、吸収合併の発表は吸収する会社の株を買い戻し、吸収される会社の株を売るときです。

このような場合、吸収合併の発表からしばらくすると、吸収する会社の株価は上げ、吸収される会社の株価は下がります。つまり吸収合併からしばらくすると、吸収する会社の株価は底値をつけ、吸収される会社の株価は高値、天井をつけるのです。

最後に

吸収する企業の株価は下がり、吸収される企業の株価はあがる、という経験則をどう使うか
それではわれわれ一般投資家はどうすればよいのか、それは株価が割高か割安かに注目するのです。吸収する企業の株価が十分に高ければ、吸収合併の発表とともに株価は下がるとみて間違いありません。

また吸収される会社の株価が十分安ければ、吸収合併の発表とともに株価は上がるでしょう。このようにいつも、株価が高いか安いかが判断の基準です。ここで割高、割安の判断は移動平均線を使うのが一般的でしょう。

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
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