その咳、鼻炎、発熱はカビのせいかも!湿気が多い梅雨の季節は要注意。カビが原因の病気

喘息は様々な原因により悪化することがありますが、季節性の原因として梅雨の影響が考えられます。6月は梅雨のシーズンであるため、喘息持ちの方は要注意です。また、梅雨のジメジメした蒸し暑さは、カビの原因です。カビにより、喘息の症状に似た「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」や「夏型過敏性肺炎」など、あまり聞き慣れない病気を発症するかもしれません。今回は、梅雨の時期に気を付けたカビが原因となる病気をご紹介します。

カビが増える環境とは

カビは、胞子によって広がり増えていきます。味噌やビールなど、カビによって作られているものもありますが、やはりカビと聞くと身体に悪いイメージがあるのではないでしょうか。

身体に悪影響を与えるカビとは、カンジダ菌やアスペルギルス菌、アルテルナリアなどがあります。

カビは、高い温度と高い湿度の環境であればどこでも発生し、食べ物や植物などどんなものにも発生します。とくにカビが好む環境は、温度20~25℃で湿度65%以上の環境でしょう。

カビによる人体への影響

カビは、カビによるアレルギー反応とカビそのものによる感染症の二つが、人体に与える影響として考えられます。

カビの感染で起こる病気は、水虫やカンジダが原因となる胃腸炎や食道炎などがあります。一方で、カビによるアレルギー反応として、アトピーや喘息、アレルギー性鼻炎などがあります。

カビによる感染症を引き起こすのは、免疫力が低下している人に多く見られます。アトピーや喘息など、カビによるアレルギーの症状は、免疫力に関係なく引き起こされます。

特に、カビが原因で起こるアレルギーの中でも、「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」は多く見られる病気の一つです。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症とは

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、あまり聞き慣れない病気ですが、カビの一種であるアスペルギルス菌によって発症する病気です。

アスペルギルスは、自然界に広く存在しており、アスペルギルスにアレルギー反応を持つ人が、菌を吸い込んでしまうとアレルギー反応により発症するのです。

症状

もともと喘息持ちの人がアスペルギルスを吸い込んでしまうと、咳や痰、ゼイゼイやヒューヒューという喘息、微熱、息切れなどの症状があらわれるでしょう。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、気管支喘息と症状がよく似ているので、医療機関で検査を受けて判断する必要があります。

検査方法

胸部レントゲンでは、肺炎に良く似た影が見られ、CT検査では気管支が拡張したように見えます。加えて、血液検査にてアスペルギルスに反応するかどうかをチェックすることで、診断の判断をしていきます。

治療法

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の治療は、基本的に喘息の治療とステロイド薬を内服します。万一、治療に効果が見られない場合は、カビの増殖を減らす抗真菌薬を併用することもあるでしょう。

夏型過敏性肺炎とは

アスペルギルス以外にも、トリコスポロンというカビにより、アレルギーによる肺炎を引き起こすことがあります。これは「夏型過敏性肺炎」と呼ばれ、トリコスポロンを吸い込むと、肺炎を繰り返す病気です。

トリコスポロンは、日当たりが悪い場所で発生しやすく、湿気が多い木造の家や日常生活の中では台所や浴室、西日本の30~40歳の女性に多い病気とも言われています。

症状

トリコスポロンを吸い込むと、4~6時間以内に痰のある咳や発熱など、風邪に似た症状が見られます。次第に咳が酷くなったり、徐々に症状が進行したり、慢性的に咳を繰り返したり、症状は人によって分かれます。

検査方法

夏型過敏性肺炎を発症すると、血液検査では白血球やタンパク質の数値が高くなります。胸部レントゲンでは、肺は本来黒く映りますが、スリガラスのように白く写ります。

また、抗トリコスポロン・アサヒ抗体を検査し、陽性であればトリコスポロンに身体が反応する可能性が高いと考えられるでしょう。

治療法

周囲にトリコスポロンがない環境にすることが大切です。再発防止策としては、転居や大掃除などで環境を整ええることが大事です。

日常でできるカビ対策

カビは様々な病気を引き起こす可能性があるため、カビが好む環境を作らないことが大切と言えるでしょう。具体的な方法をいくつかご紹介します。

  • 布団は天日干しや布団乾燥機で手入れをする
  • 十分な換気をして、部屋の湿度は50%前後を保つ
  • お風呂や台所など、水回りは濡れたまま放置せず乾燥に努める
  • 押し入れや物置は定期的に換気をして湿気を予防する

最後に

いかがでしたか?6月に入り梅雨のシーズンとなります。雨ばかりの天気に憂鬱な気分になるだけでなく、梅雨によるカビが原因で体調を崩してしまう可能性もあるのです。喘息持ちの方や免疫力が低下している方は、特に注意が必要でしょう。日常的にカビ対策をしておくと安心ですね。

この記事を書いた人

Sara
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