知っている人は意外と少ない!蚊取り線香の効果的な使い方

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ぐるぐると渦巻いた独特な形が魅力的な、蚊取り線香。虫の声を聞きながら縁側で焚く蚊取り線香は、昔から夏の風物詩として親しまれてきました。最近では電気で動く蚊取り製品や殺虫スプレーなど、便利で効果の大きい製品がたくさん販売されて姿を消しつつある印象ですが、人体に優しく風情を感じられる蚊取り線香は、今でも根強い人気を誇っています。しかし、蚊取り線香の使い方を知らない、効率よく使えていないという人も増えています。平成生まれの人たちにとなると、何のために使うのか分からない昭和の産物に成り下がっているのも、現状なのです。蚊取り線香の効果を最大限に発揮するためには、工夫やコツが必要です。また、使用する際に注意しなければならない点もあります。蚊取り線香の正しい使用方法を知って、蚊に悩まされない楽しい夏の思い出を作りましょう!

蚊取り線香の歴史とメカニズム

蚊取り線香の歴史は意外と新しく、明治以降になってから発明された商品です。西洋から渡って来た除虫菊(シロバナムシヨケギク)に含まれる殺虫成分ピレスロイドが、蚊避け・殺虫の効果があることから、その成分を線香に練り込んだ蚊取り線香が生まれました。

江戸時代以前までは、薬用成分が含まれるヨモギの葉を乾燥させたものなどを焼き、大量の煙を発生させることで蚊を追い払う「蚊遣り火」という方法が主流でした。

しかし時代の変化により、大掛かりな火を焚ける場所が少なったことや、各家庭で手軽に使いたいという使用者のニーズに合わせて、元々お香としての役割しかなかった線香との融合を果たしたのです。

多くの利用者は、線香の煙や独特な香りが蚊に効くと考えていますが、実は間違い。線香を燃やした時に煙と一緒に空気中に飛散するピレスロイドや、人工的に作られた殺虫成分アレスリンに、蚊を倒す効果があるのです。その証拠に、最近では煙の出ない蚊取り線香も販売されています。

ピレスロイド・アレスリンといった成分は、殺虫剤に使用されているものと同じですが、蚊取り線香は含有量が少なく、長時間の効果を持続させることで効果を発揮します。蚊取り線香が渦巻型をしているのも、一本で何時間も燃え続けさせるために適した形状だからです。

蚊取り線香は設置する場所とタイミングが大切

よく、蚊取り線香を焚いても蚊を退治できない、全く効果がないという意見を聞くこともありますが、そう言った人々の多くは、使用方法を間違えていたり、効率的に活用できていない可能性があります。

蚊取り線香によって殺虫効果が期待できる範囲は、線香一つにつき6~8畳程度の広さに限られます。それ以上広い部屋で使用すると、成分の濃度が薄れて効果が半減してしまいます。部屋の広さを確認して、適切な数の蚊取り線香を使用しましょう。

また、使用中に窓を開けたり換気を行うと、除虫成分が全て外に流れ出てしまいます。部屋に人がいる時に並行して焚くのではなく、部屋を使用する数時間前に部屋を密閉して線香を焚いておき、使用後に換気を行いながら部屋を使うという方法が効果的です。

縁側や庭などの屋外で使用する場合も同様で、殺虫効果は蚊取り線香を中心とした半径数メートルに限られます。離れた場所では蚊に対して無防備になってしまうので、蚊取り線香を焚いているからと油断すると大変な目に遭います。

風の吹く場所では、蚊取り線香を風上に置いて、除虫成分を風下に流して拡散させることが大切です。かつ、除虫成分は空気より軽く、下から上に向かって広がっていく習性があるので、足元の低い場所に設置するのが正しい方法です。

蚊取り線香は他の虫には効果がない

ピレスロイド系の除虫成分は、蚊にしか効果がありません。ゴキブリや蜂などはもちろん、ダニなどにも全く無害なので、必要以上の効果は期待しないほうが得策です。

寝室で蚊がいなくなったのに虫刺されが酷いという場合には、蚊ではなくダニの仕業であると考えられるため、蚊取り線香以外の殺虫対策が必要になります。

蚊取り線香は妊婦や乳幼児、ペットに害がある?

人体への影響がないとされる蚊取り線香の成分ですが、哺乳類はピレスロイドなどの成分を体内で分解して無毒にする力を持っているというだけの話で、決して無害という訳ではありません。

抵抗力の弱い赤ちゃんや、犬猫など小型のペットは、あまり除虫成分濃度の高い場所に長時間いると、中毒を起こしてめまいや吐き気を起こす危険があります。同様に、妊婦さんも多量に成分を吸収してしまうと、胎児に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるため、注意が必要です。

特に気をつけなければならないのが、爬虫類や両生類、魚類をペットとして飼っているお宅です。これらの種類の動物には、ピレスロイドはかなり有毒な作用を発揮するため、蚊取り線香を室内で焚く際には、ペットを避難させることが必要です。

もしもペットが蚊取り線香の成分を浴びてしまった場合には、可能であれば水洗いをして日のあたる風通しの良い場所に移動させると、短時間で効果が薄れます。魚の場合は水に成分が溶け込むため、水替えをして清潔に保ちましょう。

あまり神経質に警戒するほど影響のある成分ではありませんが、蚊取り線香の使い過ぎには気をつけてください。

おわりに

蚊取り線香は即効性を期待するというよりも、長時間かけて蚊の寄り付かない環境を作り出す、予防の目的で使用するのが正しいのかもしれません。蚊が飛んできそうな場所に、早いうちから線香を焚いておくことで、大きな効果を発揮させることができます。

正しい取り扱いを心掛けて、蚊取り線香の効果を最大限に発揮させましょう!

この記事を書いた人

Sara
Sara
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