猫舌じゃない人も気をつけて!口の中の火傷が引き起こす危険な病気

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寒くなってくると、温かいものが食べたくなってきますよね。お鍋やおでんなど、熱々の料理を口いっぱい頬張れる、幸せのひと時。ですが、食べ終わった後に、口の中の酷い火傷に苦しめられたことはありませんか?頻繁に口の中を火傷していると、日常生活に支障を来したり、大変な病気を引き起こしてしまうかもしれません。今回は、口内火傷を重症化させる危険と、それを防ぐための対処法をご紹介します。

猫舌の人とそうでない人の違い

舌はとても敏感な体の部位で、触れたものの味や温度を的確に感じ取って脳に伝えます。

特に熱に敏感な場所が舌の先端で、猫舌の人は食べ物を口に入れた時に、一番に舌の先で触れて感触を確かめる癖がついているため、熱すぎるものや冷たすぎるものが苦手という特徴があります。

逆に猫舌ではない人は、食べ物を舌の先に触れさせず、下の根元のほうに押し込んで食べるため、熱さを感じにくく、温かい食べ物を平気で食べることができるのです。

主に舌の先を使うのは子供がよく行う食べ方で、子供の頃の癖が治っていない人が猫舌になっていると言われています。

猫舌じゃない人でも火傷はする

食事の食べ方を変えれば熱い物でも食べられるようになりますが、あくまで感じ方を変えるだけなので、熱さに強くなるという訳ではありません。そういう点では、猫舌じゃない人のほうが、火傷を起こす危険が大きいといえます。

熱さに強くても弱くても、同じように口の中では火傷を起こします。舌だけでなく、口の裏側や歯茎の皮が剥けたり、水ぶくれになって酷い痛みを伴うこともあります。人の皮膚は、だいたい60℃以上の熱さのものに触れると火傷を起こすとされています。

口の中は温度を感じる感覚が鈍いため、外皮ほど熱いとは感じませんが、熱い食べ物を口の中で頬張っていると、熱くなくても確実に火傷をしますから注意しましょう。

口の中の火傷が引き起こす大変な症状

口の中を火傷すると、様々な危険な症状を引き起こす恐れがあります。

口内炎

口の中に、おできのような膨らみができて、痛くてものが食べられなくなる口内炎。口内炎になる原因は色々ありますが、主にストレスやビタミンBの不足などから生じる「アフタ性口内炎」と、口の中を怪我したことで細菌が入り炎症を起こす「カタル性口内炎」があります。

火傷によって生じる口内炎はカタル性口内炎に属し、舌によく起こりやすい症状です。アフタ性よりも痛みが少ないのが特徴ですが、外傷によって発症するので、飲み薬では治りにくく、症状が長く続くのが辛い口内炎です。

口腔がん

何度も口の中を火傷している人は、口腔がんになる危険があります。口腔がんを引き起こす原因として、口の中の不衛生な環境や歯周病などがあり、火傷を起こすと皮膚の組織が破壊されたり、口内が乾燥して唾液が減り、雑菌の繁殖を促進してしまうことによって、がんを引き起こします。

また、口腔がんの初期症状は口内炎に非常に良く似ていることから、異変を感じつつも放置してしまうことが多く、発覚した時にはかなり進行している、という危険もあるため、注意が必要です。

味覚障害

舌は苦味や甘味、酸味など様々な味を感じ取るために欠かせない場所です。ですが火傷によって強い刺激を受けると、味を感じるための「味蕾(みらい)」と呼ばれる組織が破壊され、味が分からなくなる、感じにくくなるといった症状が現れる場合もあります。

口の火傷を早く治す方法

口の中は唾液などの粘液で包まれているため、外皮の火傷と比べても治りが早い場所です。程度によっては一晩で完治しますが、長引けば3日~1週間くらいかかる時もあります。効果のある薬もないので、できるだけ痛みと刺激を抑えながら自然治癒を待つという方法が、一番効果的です。

少しでも痛みを和らげて早く治すためには、とにかく冷やすことが大切です。火傷をしたら口の中に氷を含んで患部に当てて冷やすなどの方法が効果的です。

この時、カチカチに冷えた氷だと口の中でくっついてしまします。また、四角い氷だと、角が当たって余計に痛みを悪化させることになりかねないので、氷は一度流水で洗って角が取れたものを使用すると良いでしょう。

口の中を定期的にすすいで、清潔に保つことも重要です。

火傷が治らないうちは、辛いものや熱いものなど、刺激の強い食べ物の摂取は控えましょう。
栄養不足やバランスの偏りも、治りを遅くする原因となるため、規則正しい食生活が大切です。

あまりにも症状が酷く、なかなか治らないという場合には、別の病気が隠れている可能性もあるので、歯医者や耳鼻咽喉科を受診して治療してもらいましょう。

最後に

世の中には、「熱いからこそ美味しい!」という食べ物もたくさんあるので、やっぱり火傷をしてでも食べたいと思いますよね。

それでも、様々な病気の危険がある以上は、口の中に傷をつけることは極力避けた方がよさそうです。熱いものも程々に、工夫しながら楽しみたいものですね。

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