芸術の秋を楽しもう!コメディの王様・三谷幸喜の絶対おもしろい映画 厳選2本

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コメディを撮らせたら右に出る者はいない!緻密に計算された笑いが大人気の三谷幸喜監督。2015年10月24日には最新作ロマンチックコメディ「ギャラクシー街道」が公開になります。今回は、新作映画公開の前に、たくさん笑って心が明るくなる三谷幸喜監督の映画を見どころと裏話と共に2作品ご紹介します。

ラヂオの時間

この映画は1997年の公開された、三谷幸喜初監督作品です。元々は三谷幸喜の劇団「東京サンシャインボーイズ」の舞台から始まりました。映画では、実力派の役者さんたちばかりが集められ個性豊かなキャラクターを演じ、大いに笑わせてくれます。

あらすじ

主婦・鈴木みや子の書いた脚本がラジオドラマとして生放送されることになり、みや子は大喜びでラジオ局へ出かけていきます。有名な役者たちに声を当ててもらい、リハーサルもばっちり。自分の生み出したドラマが完成されて幸せ絶頂のみや子でしたが、女優のわがままな要求をきっかけにみや子の書いた脚本はどんどんあらぬ方向へ変わっていってしまいます。そのまま生放送が始まってしまい、音響のミス、役者の勝手なアドリブ、予想外のハプニングが次々と重なって素朴な女と男のメロドラマだったはずの物語はいつの間にか女弁護士とパイロットの一大スペクタクルアクション物語へと変わっていってしまいます。

主婦・鈴木京香 ディレクター・唐沢寿明 女優・戸田恵子 俳優・井上順、 小野武彦、細川俊之 ラジオを聴くトラックの運転手・渡辺謙 効果マン・梶原善 他

見どころ

勝手な役者、テキトーなディレクター、ドジな音響スタッフのせいでトラブルが連発し、みや子の大切な脚本が書き換えられていく様子が一番の笑いどころであり見どころです。見事なほどに恋愛ドラマがハリウッド映画のように変わっていく様子は「なんでそうなるの!」と観ている方もツッコんでしまうほどの展開です。そして、トラブルだらけだろうと、それでドラマがめちゃくちゃだろうと生放送が終わるまで決して諦めずに放送し続けようと一心不乱になる登場人物たちの姿は笑える中にも、感動を覚えます。

裏話

実はこのお話が生まれたきっかけは三谷幸喜の実体験からでした。「振り返れば奴がいる」というドラマを三谷幸喜が書いた時、はじめはコメディだったそうです。しかしいざドラマを観てみると、シリアスな医療ドラマにすっかり変えられてしまっていた。というショッキングな経験を元に作られています。当時はシリアスなドラマが流行していて、

コメディよりシリアスの方が視聴率が良いだろうということで勝手に変えられてしまったそうです。当時のプロデューサーは「三谷くんには悪いことをした」と後に語っていたとか。脚本家が自分の脚本を勝手に変えられるということは、自分の子どもを勝手に整形されていたと同じくらいのショックと怒りです。そんな辛い体験も笑いに変えてしまう三谷幸喜のバイタリティは流石です。 

THE有頂天ホテル

この映画はご存知の方も多いのではないでしょうか。THE有頂天ホテルは2006年に公開され、興行収入は60億円を超え、この年の邦画第3位に入った大ヒット映画です。この作品から三谷幸喜監督の名前が本格的に世に知れ渡りました。

あらすじ

舞台は年末で大忙しのホテル・アバンティ。年が明けるまであと2時間。支配人の新堂は年明けのパーティーの準備で忙しいにも関わらず、「謹賀新年」の垂れ幕が発注ミスで「謹賀信念」になっていたり、灰皿を小皿と間違えて使ってしまっているお客のフォローをしたり、能天気な総支配人のご機嫌伺いをしたり、宿泊中の大物政治家をマスコミから守ったり、挙句の果てには離婚した元妻と出くわしてしまったりと数多くのハプニングが起きる。そして彼を取り巻くホテルの人間たちもそれぞれ問題を抱えており、てんやわんやで大騒ぎになっている。果たして無事に年明けを迎えられるのだろうか・・・

支配人・役所広司 マネージャー・戸田恵子 政治家・佐藤浩市 総支配人・伊東四朗

客室係・松たか子、堀内敬子 ベルボーイ・香取慎吾 演歌歌手・西田敏行 副支配人・生瀬勝久 他

見どころ

見どころはめまぐるしく変わる登場人物たちそれぞれが持つストーリーです。大人数の人物が出てくるにも関わらずひとりひとりにきちんとドラマがあり、そしてそのドラマが少しずつ交わり、最後にはひとつの大きなドラマになるという計算され尽くしたストーリー構成に驚かされます。もちろん笑いどころ満載です!余興用のアヒルが逃げ出したり、総支配人が白塗りになってしまい不審者と間違われたり、元妻に見栄を張り、見え見えの嘘をつく新堂と爆笑必至の名場面がたくさんあります。劇中に出てくるいくつかの歌も映画にぴったりで注目です。

裏話

この映画はグレタ・ガルボという女優が主演の作品「グランドホテル」からインスパイアを受けて作られています。劇中ではグランドホテルに登場している役者の名前が付けられた部屋があるという設定があります。また、この作品のような「ひとつの場所で描かれる様々な人間関係」を描く方法を「グランドホテル方式」と呼ばれています。三谷幸喜はこの方式を利用して日本版のグランドホテルを作ったと言えます。

最後

いかがだったでしょうか?三谷幸喜監督の最新作を観に行く前に、過去の作品をどっぷりと楽しみたくさん笑ってみるというのも芸術の秋の楽しみ方のひとつになると思います!ぜひ、三谷幸喜監督作品を観てみてください。

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