日本でもうつる肺炎が流行の兆し?最悪の場合は死に至る怖い病気「マイコプラズマ」とは?

季節の変わり目には、風邪をこじらせる人が多いですよね。軽い風邪だと侮っていると、体を蝕む別の病気の存在に気付かず、最悪の場合、命に関わる危険に陥るかもしれません。
今回は、日本で流行の兆しがある「マイコプラズマ」についてご紹介します。

マイコプラズマとは

正式名称は「マイコプラズマ感染症」「マイコプラズマ肺炎」と呼びます。

マイコプラズマという非常に小さな微生物が体内で増殖して、風邪に似た症状を起こします。名称の通り肺炎を引き起こす病原菌で、「非定型肺炎」とも呼びます。また、菌やウイルスと同様に咳やくしゃみなどによって飛沫感染するため、「うつる肺炎」の異名も持ちます。

マイコプラズマの症状は、空咳や微熱といった軽い風邪のようなものが多く、ほとんどの人は「すぐに治るだろう」と油断しがちです。しかし、適切な抗生物質を飲んで治療しないとなかなか完治しないため、放っておくと咳が何か月も続き、症状が悪化する危険があります。

百日咳と勘違いする人もいますが、治療法が異なる病気のため、思い込まずにきちんと病院で診断を受けることが大切です。

オリンピック感染症と呼ばれるぐらい周期的に流行。日本での流行は?

マイコプラズマは過去に何度も、日本国内で流行してきました。周期的に流行の盛衰があるため、「オリンピック感染症」と呼ばれたこともあります。

マイコプラズマの体内潜伏期間は2~3週間、もしくは1ヵ月と長く、忘れた頃に発症するのが特徴です。尚且つ、感染してから1週間程度で周囲への感染力を持ち始めるため、気付かずにどんどん周囲に感染していき、予防が難しいとされています。

今年は約5年ぶりにマイコプラズマが大流行する兆しがみられています。家族や学校など、人と密接に関わる環境では集団感染が起こりやすいため、体調の変化には注意を払いましょう。

学生、高齢者は特に注意!

マイコプラズマ肺炎は、感染力は強いですが発症率は低く、感染しても症状を引き起こさないケースもあります。6歳以下の乳幼児や成人などは、感染しても発症しない、もしくは発症しても軽い症状で済む場合が多いです。

しかし、6歳以上の学生(小中高生程度)や高齢者は発症率が高く、一度症状が出ると悪化しやすい危険な病気になります。最悪の場合、死亡する事例も出ているので、きちんと病院で診察を受けて、早期に治療を行うことが必要です。

最後に

マイコプラズマは、重症化しなければ抗生物質ですぐに完治する病気です。あまり神経質に考えすぎず、感染した時には落ち着いて正しい対処をすることが大切です。また、寒くなってきた11月、次の病気にも気をつけて!

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