デイトレには向かない!株式投資の手法「ナンピン買い」は、中期か長期投資のみに有効

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前回は株式投資の最強の武器ハッチの10%方式を復習しました。読者の方の中には、このハッチの10%方式を使っている方が多いと思います。ところで、このハッチの10%方式と正反対の投資方法がナンピン買いです。そして、ハッチの10%方式より、ナンピン買いの方が、一般的によく知られています。そんなわけでハッチの10%方式より、ナンピン買いを実践している人も多いでしょう。しかし、ナンピン買いはハッチの10%方式のように、どんな投資にも使えるというわけではありません。

ナンピン買いとは何か

ナンピン買いとは、保有している株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均取得価格を下げることをいいます。例えば、1000円で100株購入した株が800円まで下落したとします。ここで100株購入(ナンピン買い)すると、保有株数は200株となり、平均取得価格は900円に下がります。

ナンピン買いは短期投資には向かない

実際のところ、ナンピン買いは短期投資には向きません。確かに優良株なら、買値が不幸にも高くて、その後、株価が値下がりを続けていても、株価が底値を打つと、いずれ元値に戻します。そして株価は元値(買値)以上に上がります。

しかし、それには時間がかかるのです。いったん下がった株価がわずか1週間や2週間で元に戻るのはまれです。たいてい数か月かかります。ときには1年以上かかることもあります。

短期投資の場合、それほど時間的余裕があるでしょうか。買った株をその日のうちに売却するデイトレードは別にしても、1週間か2週間で売るようなスイングトレードでも、ナンピン買いでは、まず利益を上げるのはむつかしいです。

しかし、中期投資や長期投資の場合は、株価が下がっても上がるまで持ち続ければよいのですから、ナンピン買いでも余裕で儲けることができます。

ナンピン買いが短期投資に向かない、私自身の経験

私が株式投資を始めたのは、今から40年以上昔のことです。当時、インターネットなどありませんでした。また、株の売買回数が一年に20回以上、かつ合計・・・万株を越えなければ、売買利益に税金がかからないという法律もありました。そんなわけで、株を売買するのは、月に多い時で数回、たいていは1,2回でした。

ですから、よくナンピン買いをしたものです。そして高値をつかんで失敗したと思った時も、ナンピン買いで利益を得たものです。

ところが株式投資がインターネットを通して誰でも気軽にできるようになり、しかも証券会社に電話をかけなくてもパソコンで株式投資ができるようになり、私もパソコンを使って株式投資をするようになって、ナンピン買いで立て続けに損を出したのです。

一時は、その理由がわかりませんでした。しかし考えてみると、ナンピン買いは本来、長期投資向きの方法です。それを使って短期に利益を得ようとしたのが間違いでした。

株の売買速度を間違っていたのです。ベテラン投資家の中には私のような失敗をした人も少なくないでしょう。

最後に

長期投資向けの道具が、短期投資に有効だとは言えないのです。もちろん、その逆も言えます。そして、中にはハッチの10%方式のように長期投資にも短期投資にも有効な武器もあるのです。ハッチの10%方式の活用については以下の記事をご確認ください。

株の売り時に悩んでいる方へ!今こそハッチの10%方式を活用するとき!

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi

現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。

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