寝ても寝ても眠いのはなぜ?実は日本人の多くが過眠症の一種「ナルコレプシー」という症状にかかっているのです

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仕事中や授業中など、誰かと話をしているときに急激な眠気に襲われることはありませんか?誰にでも長い話を聞かされていたら、あくびが出てしまうなんてことはあると思いますが、もし慢性的な眠気に襲われる場合は睡眠障害の可能性があります。そして、よく睡眠障害の中で不眠症という言葉を耳にしますが、日本人に多いのが「過眠症」であることを知っていますか?過眠症という言葉を初めて聞く人も多いと思いますが、不眠症のように眠れなくて困るのではなく、日中起きていることが困難な状態に陥るのが過眠症です。中でも日本人の多くに見られる過眠症の一種が「ナルコレプシー」という症状です。今回は、あまり耳にすることがない「ナルコレプシー」についてまとめました。

起きていられない睡眠障害とは

普通多くの人は、夜に8時間も眠りにつけば翌日の日中には眠気を感じることはありません。もし眠気を感じたとしても、我慢できるレベルであれば健康上も問題ありません。

しかし、過眠症の患者は夜に10時間以上もの睡眠を取ったとしても、日中に耐えがたい眠気に襲われます。突然、家電の電源を切ったかのように、ばったりとその場に倒れこんで眠ってしまう場合もあります。

この過眠症は世界でもまだ珍しい眠りの病で、世界的には1,000~2,000人に1人の確率ですが、日本人では600人に1人の割合で発症し世界的に見てもとても多いのです。そして日本人の多くに見られている過眠症の一種が「ナルコレプシー」というものです。

ナルコレプシーの症状とは?

ナルコレプシーを発症すると様々な症状が現れますが、その症状は日本社会の中でとても厄介であり、身近なものであることを認識する必要があります。

1:睡眠発作

重要な会議や試験中など緊張を強いられる場合でも眠りについてしまいます。一度の睡眠時間は長くて30分程度なのですが、その後2時間もすればまた強烈な眠気に襲われます。

2:情動性脱力発作(カタプレキシー)

笑ったり怒ったりと喜怒哀楽で強い感情が動いた時に脱力する症状のことをいいます。過眠症の中でもナルコレプシーの場合のみ併発します。

3:金縛りや悪夢を見る

睡眠麻痺と呼ばれる症状で、眠りについたばかりの浅い眠りのときに深い眠りといわれるレム睡眠が訪れることが原因で金縛りになります。またナルコレプシー患者は、金縛りと同時に幻覚を体験するため、恐ろしい幻覚を見たと錯覚してしまうのです。

ナルコレプシーの原因と対処法

ナルコレプシーの根本的な原因はいまだ不明とされていますが、レム睡眠とノンレム睡眠を正常に切り替えられていないことが原因ではないかと考えられています。そして、ナルコレプシー患者の90%が、オレキシンが不足していると報告されています。

オレキシンとは神経ペプチドの一つで、食欲を抑える物質として知られている一方、視床下部を刺激して覚醒(目覚め)を促します。そのためオレキシンが不足すると、眠気を感じやすくなり過食や暴食の原因につながるのです。

まず睡眠障害かなと思ったら、精神科を受診しましょう。病院では睡眠潜時反復検査という眠りの状態を調べる検査があり、はっきりとした診断を受けることが出来るのです。

また、軽度のナルコレプシーであれば投薬治療だけで症状を大きく緩和できるので、一人で悩まずに病院で診てもらうことが大事です。

最後に

いかがでしたか?普段の日常生活の中で、日中ついつい眠くなってしまうという人は多くいると思います。しかし、それが慢性的で気絶するように突然眠ってしまうなど、ただの睡魔とは違う症状であれば過眠症の可能性があります。

「ナルコレプシー」という症状があることを理解し、もし過眠症の症状があれば一人で悩まずに精神科を受診しましょう。また、診断を受けた際にはきちんと周囲への報告も大切です。

睡眠障害はれっきとした病気なので、いきなり仕事中に眠ってなんて奴だと叱責されてしまう前に、きちんと診断書をもらい周囲の理解や協力も必要ではないでしょうか。

また、もう一つ疑ってほしいのが睡眠時無呼吸症候群です。寝ているときにいびきをかいて寝ていませんか?

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