意外に知られていない年賀状の気をつけたいルールとマナー

携帯電話のメールやアプリが充実してきた今、郵便局に勤める友人が年々年賀状の売れ行きが悪くなっていると話していました。それは全国規模で、年賀状の風習もなくなっているように感じます。私も友人ならメールやアプリで済ませてしまい、そのついでに最近の状況をやり取りするといった流れで、だんだん年賀状に対する煩わしさも感じるようになりました。友人ともそんな話をして、私だけじゃないんだと毎年ホッとしています。そんな風に感じる人が多くなっていき、また、私自身も年賀状の手間が省けたとホッとしているけれど、年賀状という風習がなくなってしまうのも寂しい時代の変化のひとつではないかと感じています。そこで私の知識不足のため、調べた結果、気をつけたい年賀状のルールマナーがいくつかありましたので紹介したいと思います。

賀詞の種類

賀詞とは「祝いの詞」あり、年賀状に限らず、式典や結婚式、入学式など祝辞にはそれぞれにある程度決まった挨拶文があります。

その挨拶文には「寿」「春」「福」など一文字、「迎春」「賀正」「新春」「初春」などの二文字、「謹賀新年」「謹賀新春」「恭賀新年」などの四文字、「明けましておめでとうございます」「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」などのよく見られる文章の他に、HAPPY NEW YEARも年賀状で使われるようです。実際、学生の時には友人にカラフルにHAPPY NEW YEAR!!と送ったこともありました。

賀詞の使い方

ここで気をつけたいのが賀詞の使い方です。この賀詞には、それぞれに意味がありますが、気をつけたいのが「目上の方への年賀状」です。私も何度かお世話になった先生や会社の上司に送ることがありましたが、おかしな所がないか何度も調べて、何度も確認して、ハラハラしながら出していました。そういう煩わしさが年賀状という風習を薄れさせていくのかなとも感じます。

賀詞の意味

よくよく調べてみて初めて知ったことも多いのが、賀詞にはそれぞれ意味と使い方があるということです。

一文字の「寿」にはめでたい、「福」には幸せ、「春」は春が来ましたよ~といった結構軽い感じを思わせます。年賀状に大きく達筆な字で「春」「寿」と書かれていると迫力があり印象に残るものですが、年賀状のルールとしては少し違うようです。

二文字の「迎春」は春を迎えたことを伝え、「賀正」は正月を祝う言葉で、「賀春」は新春を祝う、といった意味があります。この「賀」は新年のお祝いを伝えるものであり、「春」は春が来たことをお知らせします。これもまた、一文字の「寿」「春」同様に目上の方に使う賀詞ではありません。「寿」はおめでたい、「迎春」は春がきました、これでは目上の方への日頃の感謝や敬意などが全く入っていません。目上の方がこの年賀状を受け取ったら「春が来たからなに?」と失礼に感じるかもしれません。せっかく書いた年賀状なのに、ルールを欠いては余計な失態になりかねません、それだけは絶対に避けたいところです。

目上の方に使う賀詞とは

目上の方に使う賀詞として合うものは、「謹賀新年」は謹んで新年をお祝い申しあげます、「恭賀新年」はうやうやしく新年をお祝い申し上げます、などの四文字の賀詞になります。「春」「寿」「迎春」「賀正」では敬意が足りないのは、ルールやマナーを知っている人がみたら知識不足であることはすぐに見抜かれてしまいます。

小学生のころは「謹賀新年ってカッコいい!!」といった調子でしたが、改めて年賀状のルールを調べてみると意外と多かったりします。

しかし、こういった細かいルールやマナーを身に付けておけば、周囲の見る目も自然と変わってくるかと思います。私自身もそういう失態で恥をかかないようにマナーなどは日頃から気をつけなければと思いました。煩わしく感じる年賀状だからこそ、丁寧に気持ちを込め、貰ったら感謝するものだと改めて感じました。

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