子どもはいつまでおねしょをするの!?子どもの夜尿症(オネショ)、夏が卒業のチャンス!

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間もなく夏休み。子供たちがお泊りでお出かけにすることも出てきます。実は小学校の高学年いや中学生になってオネショが..。トレーニングをするかお医者さんに診てもらい治療することで、おねしょは卒業できるのです。

中学生になって、おねしょを卒業しました

昼間のオムツは2歳のうちに外れて、よしよし順調と思っていたら、夜尿(オネショ)だけは何かと続いていた我が子。毎晩の時があれば数日おきの時もあり、大きな世界地図を作る時があれば下着を濡らす程度で済むこともある。

「成長とともにおさまる」と周りの励ましと、自分への言い聞かせから、ずっと見守って来ましたが、小学5年になったらさすがにマズイ。

  • 移動教室がある、スポーツクラブでの合宿がある
  • 友達から夏休み泊まりにおいでと誘いがある
  • そして何よりビッグより大きいサイズの紙オムツがキツくなった

大人のオムツはさすがに近所で買いにくく(私の物かと誤解されかねない)、近所のスーパーのネットショッピングもママ友たちが働いている、わざわざネット通販するしかないのか?と考えたものの、そうではない!そっちの解決じゃない!と我に返りました。

オネショを卒業。そもそもゴールはここなのです。以後、ネットで調べたり、色々な病院にもかかりましたが、情報の洪水で何がいいのか分からなくなることも。そんな紆余曲折を経て、中学2年になった我が子はやっとオネショを卒業できました。

秋の修学旅行にも間に合って、親の責任をひとつ果たせた気分です。

経験談を通して子どもの悩みに寄り添う

子どもの年齢が上がるほど、オネショの悩みは身内で解決したいと考えます。加えて子ども自身も、親にも知られたくない、気づかれたくないと思い、より自身を追い込むことに。そこで「あなただけじゃないよ」と心の扉を開かせる必要があります。

知識は必要ですが、当の子どもには難しく、時には聞いているだけで「嫌だな」「恥ずかしい」と非協力的にさせてしまうことも。

そこで我が家のケースをご紹介します。あくまでモデルのひとつですが、知識はネットで検索できても、経緯や体験談を参考にできる記事は少なかったと、私も当時感じたものでした。我が子以外のケースを知ることで、子どもへ説明の仕方も寄り添うようになれます。

同時に専門的なアドバイスでは書かれていない、体験談ならでは気づきやヒントは実生活で役立ちます。

何よりも、話を聞いたお子さんが

  • 「自分以外にも、同じ悩みを抱えてる子がいる」
  • 「1人じゃない」

と、良い意味で思い込んでくれれば大成功。オネショを繰り返す原因や傾向を、子ども自身がどんな小さなことでも明かしてくれれば、

  • 「次のステップは何をすればいいのか」
  • 「どんな薬を使えばいいか」

ドクターも判断しやすくなります。みんな言わないだけで、自分だけじゃない。オネショを卒業させる上で、こうしたモチベーションはとても大切です。

オネショは病院で治療する?トレーニングする?

先にオネショと書きましたが、医学的には線引きがあります。オネショ=乳幼児期に、排尿メカニズムが未熟で寝ている間にもらすこと。夜尿症=5〜6歳過ぎても、ひと月に数回以上寝ている間にもらすこと。よってこの先は夜尿症で書き方を統一します。

病気が原因(糖尿病、尿路感染症など)の夜尿もありますが、これは尿検査で分かるので、診断が出たら適した治療が開始されます。病気でない場合は、どのタイプの夜尿症か絞り込みます。

病院やドクターによって手順の違いはありますが、一例として我が家のケースをご紹介します。

夜尿症タイプの絞り込み

  1. 水分を摂りすぎる生活習慣
  2. 膀胱が小さめ
  3. ホルモンの関係
  4. 精神的なもの(気の持ちよう)

最初の受診で、問診と尿を採取されます。

  • 問診はトイレの回数
  • 水分摂取の頻度と量
  • 夜にもらす頻度と量(シーツを濡らす、下着を濡らす程度、など)
  • 起床時の尿量や色
  • 食事の味付けや好み
  • 一日の生活スケジュール

を問われることが多いので、病院にかかる前に覚えておくか、記録しておくと記入がスムーズです。

オネショのタイプを見極める手順

  1. 問診
  2. がまん尿を量る→昼間にオシッコをぎりぎりまで我慢させて、出た尿量を数回量る
  3. ドクターのカウンセリング(診断)
  4. ホルモンの関係→投薬の経過観察と併せて診る

ちなみに我が子は問診とカウンセリングから「水分を摂りすぎる生活習慣」は除外、むしろ日中はしっかり水分を摂るよう指導されました。ただし夕方以降、就寝3時間前から水分をセーブするよう気にかけるくらいでした。そして

  • 自宅でがまん量を2回計測
  • 1ヶ月間ダイアリーを記録

をもとに、次回の診察で具体的な治療法を決めることに。

おしっこのがまん量の計測エピソード

夜尿はするのに、我が子のトイレ回数は平均より少な目と分かりました。そこで土日を計測日にして、午前中からなるべく水分を摂って待機。

ところが昼過ぎてもトイレへ行かない事態に。昼食を食べ損ない、ちょっとのつもりで近場のスーパーへ連れ出したら急にもよおし、採尿できませんでした。計量コップ持参で出かければよかったです。

その後なんとか1度目を量り終えると、2度目は何故かもよおすサイクルが早い。しかし摂ってもわずか数㎝で、1度目の量とは大差ありました。

  • 「早く終わらせたい」
  • 「面倒くさい」
  • 「お母さんにオシッコ摂られるのヤダ」

と諸々のプレッシャーでしょうか、どうも緊張性の頻尿のようになってしまいました。痛いことは何もしない計測ですが、リラックスして臨める配慮はいるようです。計量コップは病院が可能なら、数個ほど余分にもらえると親も安心です。

ダイアリーの記録エピソード

最初の一週間は本人に記録させました。もらした量を

  • 「布団まで濡らす」
  • 「パジャマで濡れが留まる」
  • 「下着で濡れが留まる」

まで調べるようドクターに指示されていたら、親が記録した方がいいです。我が子は高学年ということもあり、したか・しないか、の二択でした。ところが三日坊主で無記入が続いたため、親が代筆することに。

記録して分かったのが、したり・しなかったり、のレベルの次元でなく、割にコンスタントにもらしていたとハッキリしました。

診断ではトレーニングよりも、薬を選択

まず生活改善だけで、夜尿症の2〜3割は良くなるそうです。

  • 規則正しい生活
  • 水分の摂り方
  • 塩分を控える
  • 体幹を冷え(夏は寝冷え)から守る
  • 寝る前に必ずトイレ

を習慣づけることがイコール、トレーニングになるそう。残念ながら我が子は、もう少し積極的な治療を要するとみなされ、デスモプレシン(抗利尿ホルモン薬)を点鼻薬で始めることになりました。

元々人間には「尿を濃縮させて量を減らす」機能が備わっていて、脳から分泌される抗利尿ホルモンが作用しているそうです。我が子はこの分泌が不足しているのでは?という見方でした。

気になる薬、デスモプレシンの使用と副作用

点鼻薬を始めて翌日から漏らさない日が増えました。1ヶ月後、経過観察で受診するまでに回数が半分も減っていて、幸い副作用らしき症状もありませんでした。一応心の準備のために調べたところ、デスモプレシンの副作用は

  • むくみ
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 眠気
  • 発汗
  • 全身のかゆみ
  • 水中毒

など挙げられていました。

我が子は就寝前に点鼻薬を1噴射からスタートだったので、これで効果が出るのならもっと早く小児科(夜尿症も診られるドクター)にかかれば良かったと思ったくらい。

なにせ夜尿症の子は原則

  • 夜中に起こしてトイレに連れて行かない
  • 怒らない
  • 焦らせない
  • 周りと比べない

の心構えで向き合うことが基本。毎日寝具を濡らされても、雨の日にもらされても、黙々と片付けるしかなく精神鍛錬を要します。

安心したのも束の間、季節が移り気温が下がり汗をかきにくい時期になると、もらす回数がV字回復です。点鼻薬を2噴射に増やしたり、もらさなかった成功体験を意識させてみましたがうまくいきません。

治療の主役は子ども本人ゆえ、意志を確認しつつドクターと治療方針を決めてきましたが、結局1年後、薬を増やすことにしました。

第2の薬・アナフラニールはうつ病の治療にも使われる?

「膀胱に尿がいっぱいになった時の信号が、脳にうまく伝わらないのかもしれない」

との診断で、薬嫌いの我が子ですが渋々了承させました。さすがに中学生までには治したい(親の方が切実)!出された薬はアナフラニールで、前回同様その晩から効果が表れました。

深夜に自発的に起きてトイレへ行ったのです。やはり信号の断線が原因?と、オネショのメカニズムは意外に複雑なのでした。

「普段の様子との違いがあったら病院に連絡を」

とドクターからサラッと補足はあったものの特に思い当たることもありません。ただ後日、何気なくネットで調べたところ、アナフラニールはうつ病の治療にも使われるるそうです。ドクター、なぜそこを濁したの(謎)?

ネットで調べても、すべて鵜呑みにしない心得

「薬の効き目は個人差があるから、ネットでの怖い記事は鵜呑みにしないで」と、後日ドクターに話を聞けた時の回答です。

アナフラニール(三環系抗うつ病)の副作用は主に

  • 口の渇き
  • めまい
  • たちくらみ
  • 便秘
  • 手の震え
  • 尿が出にくい

ですが、子どもの親として心配なのは異常行動について。

  • 怒りっぽい
  • 恐がり
  • 落ち着かない
  • 不安
  • 興奮
  • 取り乱し
  • 幻覚

なども挙げられ、やや効き目が穏やかなトフラニールという薬でも症状が出る子はいるという書き込みもありました。

確かにネット情報を鵜呑みにして、対面式できちんと治療について話し合えるドクターの指示を「信用できない」のでは本末転倒です。

これを危惧したドクターの濁しなのかもしれませんが、子どもに使う薬は正確に把握しておいた方がいいので、向き合う姿勢をきちんと見せた方が良さそうです。

薬による異変に気づけるのは親であり家族ですから、気分障害と思われる副作用もインプットしておきたいもの。そして気づいたら素人判断せず、すぐ病院へ問い合わせましょう。

最後に

我が子の場合、デスモプレシンとアナフラニールの併用以上の追加はありませんでした。通院も薬との相性を見ながら、毎月だったり2ヶ月おきだったり、子どもの申し出により一旦止めたり、その時々でやり方を変えたため長期戦に……。

それでもダイヤリーをつけ続けることで、ムラはあるものの、少しずつもらしが減っている事実を確認できました。

ただ中学になると子どもも濡れた下着を隠したり、洗濯機に放り込んであったり(畳むとき枚数が多いなとバレるのに)、寝具まで濡らすようなよほどの事態が起こらないと親のチェックも甘くなります。

ただこれは、夜尿症の子への心得にある「怒らない・焦らせない」習慣から、親も良い意味で大雑把なくらいで良いと思われます。

もう完全に止まりそうだな、と感じたのは思春期に突入してから。もしかすると第二次成長期にさしかかり成長ホルモンが何かしら関係してるのかな?という感触です。それにしても長い長い闘いでした。

夜尿症は、本人だけでなく親も疲弊すると実感しました。5〜6歳を過ぎても頻繁に続くようであれば、一度小児科に相談をお勧めします。

いつからでも治療はスタートできますが、汗をかき、濃い尿を作りやすく、万一もらしても洗濯物が乾きやすい「夏」から取り組むと、好条件が整っているので意外と夏休み中に卒業できるかもしれません。

そしてできるだけ専門知識のあるドクターと巡り会えるよう、かかりつけ医ばかりに縛られず、いくつかあたってみましょう。

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