冬の茶の間のド定番『温州みかん』にダントツで含まれるスゴイ栄養素とは?

温州みかんと言えば、日本を代表する果物の一つ。「炬燵にみかん」は、まさに日本の冬の風物詩ですよね。でも最近はなんとなくただの心象風景みたいになってしまっていて、意外と食べてない…という人も多いのではないでしょうか。鮮やかなビタミンカラーをまとった姿は、まさに元気の素といった風格ですが、実際、温州みかんには、身体に良い成分がいっぱい詰まっているんですよ。今回は、そんな温州みかんが持つスゴイ成分についてご紹介します。

摂りたい栄養素の代表格!『ビタミンC』

柑橘類に含まれる栄養素の定番と言えば、まずはビタミンCですよね。果物を積極的に摂ろうと心掛けている人の多くは、このビタミンCを摂ることが目的かと思いますが、温州みかんにも豊富に含まれていて、大体2個で大人の一日分の必要量が摂れるといいます。

ビタミンCは、風邪に対しての免疫力を高めてくれるので、冬場の健康管理にもしっかり役立ってくれます。

ただし、みかんを含め柑橘類は、極度に食べ過ぎると体を冷やして逆効果になるという話もあるので、1日1~3個を目安に、ご自身の体と相談しながら食べるぐらいがよさそうです。

コラーゲンの合成やホルモンの合成、鉄分の吸収などを促進させ、さらに、LDLコレステロールが酸化してしまうのを防いでくれるというビタミンCは、血行を良くして動脈硬化も予防してくれるとも言われているので、美容だけでなく、生活習慣病を気にする人の味方にもなってくれます。

ところでこの温州みかんの見た目、いかにも「ビタミンCが豊富です!」と言わんばかりの色味ですが、実際のところこの色は、ビタミンCの色ではなくて、β-クリプトキサンチンという成分によるものなのだそうです。

みかんのオレンジ色の正体は『β-クリプトキサンチン』

β-クリプトキサンチンとは、天然に存在するカロテノイド色素の一つで、体内でビタミンAに変換されるプロビタミンAと見なされているものなのだそうです。

抗酸化作用があり、細胞やDNAを、酸化的損傷から守っていると考えられており、肝機能や動脈硬化など、様々な領域で研究が進められているとのこと。

例えば、私達の身体には、骨を壊す破骨細胞と、骨を形成する骨芽細胞というものが存在していて、それぞれの働きのバランスが崩れると、骨がもろくなる病気にかかりやすくなるのだそうですが、このβ-クリプトキサンチンには、その『破骨細胞』の働きを抑える作用があるのだとか。

骨粗鬆症の予防も期待できるようです。他にも、脂質の代謝や肝機能、血糖値を正常に保つ働きなどを改善させる効果もあるとか。

知れば知るほど頼もしいこのβ-クリプトキサンチンは、パプリカなどにも豊富に含まれているそうですが、柑橘類の中では、温州みかんに特に多く含まれているとのことです。

みかんの白いスジ。白い部分にたっぷり!毛細血管を強化する『へスぺリジン』

さて、みかんと言えば、皮を剥いて食べる際、「この白いスジはいったい何?」「この袋部分はなんて呼ぶの?『小袋』?」など、各部位の呼び方に疑問を持った経験はありませんか?

一番外側のオレンジ色の外果皮の部分を『フラベド』、その内側にある白い海綿状の部分を『アルベド』、筋状の白い部分を『維管束』、果肉の入った小袋状の部分を『じょうのう』、その中に詰まっているつぶつぶの果肉部分を『砂じょう』と呼ぶそうです。

最近では白いスジ部分『維管束』も、食物繊維が豊富であることが知られるようになり、あまりきれいに取り除かずに食べるという人も増えているようですね。

この『維管束』や『アルベド』の部分には、へスぺリジンという成分が特に多く含まれており、実の部分の含有量と比較すると、約300倍とも言われています。

へスぺリジンは、ビタミンCの効果を高めたりコレステロール値を下げる効果のあるビタミンPの一種で、主に柑橘類に含まれている栄養素として知られ、毛細血管を強化したり、アレルギー・血圧の上昇・中性脂肪などを抑制する作用があるとのこと。

そしてこのへスぺリジンも、数ある柑橘類の中でも、特に温州みかんに多く含まれているのだそうです。

みかんは皮も食べられる!

じつは、温州みかんも、柚子やオレンジと同じようにフラベド(オレンジ色の果皮部分)を食べることができるんです。それどころか、栄養素によっては、皮の方が豊富に含まれており、例えばビタミンCも、皮の部分には果肉部分の約3倍含まれているのだとか。

乾燥させたものは、『陳皮』という漢方薬の代わりにもなるほど、健康に有用な成分が詰まっているのだそうです。

干したフラベドをそのまま紅茶にブレンドしたり、粉々にしてから、風味付けとして料理に使ったり、干さずに砂糖漬けにして食べる人もいるようです。

皮に栄養がたっぷりといっても、体質的に合わないという人や、好みじゃないという人もいるかもしれません。実の部分にも栄養はたっぷり詰まっているので、その場合は、無理せず美味しく食べることを優先してくださいね。

みかんの皮に付着した農薬が心配?国産物はしっかり洗えば大丈夫!

皮の部分も食べるとなると、農薬が心配…という人も多いと思います。実際、一番安全で、一番お勧めなのはやはり、無農薬のみかんを使うことですが、みかんを無農薬で綺麗に育てるのはとても難しく、大変なこと。

生産者さんによっては、無農薬で育てていることもあるようですが、農薬を使ったものと較べて、どうしても見栄えが悪くなり、売れ行きも良くないため、あまり一般的な市場には出回らないそうです。

とはいえ、国内産のみかんは、農薬の使用に関して、皮まで食べることを前提にした基準が設定されているとのこと。散布後の雨や日光などで自然に分解されてしまう程度なので、流通段階のものは、ほぼ問題ないのだそうです。

さすがに皮まで食べる場合は、水やお湯でよく洗うことが前提になりますが、農薬の濃度や種類など、国内産のものに使われているものに関しては、あまり気にし過ぎなくても大丈夫だと言われています。

ただし、輸入物に関しては別で、洗っても皮は決して食べてはいけないという声が多く聞かれます。食べるのは実だけにしておきましょう。

また、一般的な市場にはあまり出回らなくても、インターネットなどで検索すれば、無農薬のものを扱っている業者さんを見つけることもできますし、生産者さん自身によるサイトなどから直接購入することが出来る場合もあるので、国内産でもどうしても気になるという人は、探してみるといいでしょう。

みかんの皮はお掃除にも使えます

ちなみに、皮(フラベド)の表面にある『油胞(ゆほう)』と呼ばれるつぶつぶの部分には、リモネンやピネンなどの精油が含まれていて、その部分を爪などでほんの少しひっかいただけでも、はじけるような香りが楽しめますが、そのリモネンという成分は、油汚れを落とす洗剤としても優秀なのだとか。食べずにお掃除に使うのもアリですね。

大掃除の時期は過ぎたけれど、日々のちょこっと拭きの積み重ねが、次の大掃除を格段に楽にしてくれますよ。

最後に

いかがでしたか?
美肌だけじゃない、身体を骨から強くしてくれる温州みかん。心象風景だけに留めておくなんてもったいないですよね。これからいよいよ冬本番。風邪予防もかねて、1日1個のみかん習慣、始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

Sara
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