明日からのプレゼンに!宮野公樹『使える!PowerPointスライドデザイン』

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PowerPointスライド作りで悩んでいる方はいませんか?内容はいいはずなのに、いまいち聴衆の食いつきが悪いとか、ひどい時には寝る人が出るだとか……。そんな時に役立つのが本書です。正式名称は『学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン 1つの原理と3つの応用』です(長い)。学生・研究者のためと銘打ってありますが、ビジネスシーンでも十分役に立ちます。今回は、この本に紹介されている『1つの原理』と『3つの応用』、そしてスライドの修正例をご紹介します。

1つの原理:全てに「意図」があり、それを「操る」ことで「伝える」

一言で言えば、『伝わるスライドにおいては、すべてのオブジェクトに意図がないといけません』ということです。

例えばひとつはデザイン的な意図、『この色にした意味』『この図形に影をつけた意味』などです。

もうひとつは内容的な意図、

  • 『この矢印は、『つまり』という意味』
  • 『2つの四角形の感覚を広めにした意味は、2つが対比した内容だから』

などです。

  • 『相手の目線を操り、「主張したいことに目が行くように」』または
  • 『「こちらが主張したいことが性格に相手に伝わるように」仕向けます』

と筆者は語ります。

伝えるというのは相手が理解に要する時間の短縮化です。例えば意味のない配色は相手にいらない情報を与えることになり、伝えたい事が埋もれてしまいます。

応用①コントラスト:伝えたい事だけ目立たせる

一言で言えば、『オブジェクトの強調の仕方に差をつけることでコントラストを高め、伝えたいことのみが目立つようにする』ということです。フォントを太字にしたりサイズ変更したりしても構いませんし、色を変えても構いません。その全てをやってもいいのです。これでスライドの主張がパッと見てわかるようになります。

応用②グルーピング:見えない”くくり”を意識する

一言で言えば、『オブジェクトを配置する際、自分の思惑と読み手の解釈とを一致させることに留意する』ということです。伝えたい内容を項目別にまとめず、ただ箇条書きにしていませんか? それでは、読み手は見にくくて仕方がないです。文の配置を変更したり、枠(線)を追加したり、箇条書きの行頭番号を変更したりして、項目別にまとめましょう。これで、読み手は見てパッとわかるようになります。

応用③イラストレーション:文字でなく図解で伝える

一言で言えば、『読み手に「読ませる」のではなく、伝えたい内容の図式化や直感、そして比喩を使うことで、読み手が「見ただけ」で理解できるようにする』ということです。

図形で表現すると、読む作業は幾分「見る」作業に置き換わります。さらに比喩(吹き出し、アイコン、図)を使った場合は、読み手はほぼ見るだけで把握する作業が完成します。

これには直感・先入観の利用が非常に効果的です。赤は高温、青は低温、時間は右から左へ、◯は緑、☓は黄色に黒の組み合わせなど……。まだまだあります。あなたの直感を信じていろいろやってみましょう

スライドの修正例

以下の画像がスライドの修正例のサンプルです(ページ42,43からの引用)。左上→右上→右下→左下の順で見てください。この本は、このように見づらいスライドをライブ修正した例が36点載っていて、非常にわかりやすいです。自分のスライドと似た例を探すと、わかりやすく修正するのにとても役立ちます。

まとめ

今回は、『使える!PowerPointスライドデザイン』から、見やすくわかりやすいPowerPointスライドデザインの作り方をご紹介しました。姉妹本に『学生・研究者のための伝わる! 学会ポスターのデザイン術』という本があり、これもまた非常に役に立ちます。お値段はやや張りますが、プレゼン発表に悩む方はぜひお手元においてみてください。きっと助けになってくれるはずです。

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