株の売り時に悩んでいる方へ。株を売る代表的な利抜き戦術とは

さて、買ったがどんどん上がる、そのような場合もあります。うれしい光景です。しかし、株は買うときよりも売るときのほうが難しいです。まして、売り方一つで、損をする場合だって起こりえます。そこで、今回は株を売る代表的な方法を紹介します。

利抜き戦術とは

利抜き戦術とは、その名のとおり、株価が上がるにつれ、少しづつ、利益をぬいていく方法です。その例を二つばかりあげます。

例えば、1株20万円の株を2株持っていたとします。その株が25万円に上がりました。そこで2株のうち、1株だけ売り、株価はまだ上がりそうなので、後の1株は持ち続けます。そして、株価が30万円に上がったとき、残りの1株も売ります。このような売り方が利抜き戦術です。

もう少し、複雑な場合を考えて見ます。1株20万円の株を4株持っていた場合です。その株が25万円に上がったとき、1株を売ります。残り3株ありますが、株価はまだ上がりそうなので、そのまま持ち続けます。すると株価は30万円になりました。そこでまた一株売ります。株価はまだ上がりそうです。様子をみていると、株価は35万円になりました。そこで残り2株のうち1株をうります。この辺りが天井かも知れないと思いながら、まだ株を持ち続けます。すると株価は40万円にあがりました。そこで残りの株も売ります。このような売り方が利抜き戦術です。

この利抜き戦術は大変手堅い売り方です。しかし、利益はその分少なくなるのはやむを得ません。

利抜き戦術に他の戦術を併用すると、手堅くかつ利益は大きくなる

利抜き戦術は確かに手堅い売り方ですが、その分、利益は少なくなります。しかし、連れ高などと併用すると、利益は大きくなります。というのは、売った株の代金で、連れ高などで上がりそうな株を買うのです。以前に説明したように、株価の上がり方、下がり方も銘柄によって差があります。早く動く株、他の株と同じ速さで動く株、他の株より遅れて動く株。このような株の動き方に注意を払っておき、売った株の代金で、まだ上がらない株を買うのです。すると、単なる利抜き戦術より、利益は大きくなります。

このように利抜き戦術を使う投資家は利抜き戦術だけでなく、他の戦術を併用している人が多いです。

中小企業経営者も使っている、究極の利抜き戦術

これはある中小企業経営者の投資方法です。その社長は例えば、100万円で株を買ったなら、なるだけ早いうちに100万円を現金で回収します。そして、あとはただ同然で手に入れた株を動かして楽しむのです。

具体的に話しますと、1株20万円の株を5株買ったとします。初期投資費用は100万円です。その株が25万円に上がりました。すると1株だけ売ります。25万円を回収できます。その後、株価はさらにあがり、30万円になります。また1株売ります。また30万円回収します。これで回収費用は55万円です。次に株価が40万円に上がりました。そこでまた1株売ります。40万円の回収です。回収金額は合計95万円です。

投資資金はほとんど回収できたわけです。しかし、あと2株残っています。この2株はわずか5万円で買ったと同様です。社長はこの2株で株式投資を楽しむのです。

この社長が言った言葉ですが、

「ぼくはいつも、ただの資金で株をやる」

確かに、早い段階で利抜きで回収していれば、投資資金はただになります。このような方も多いのではないでしょうか 

この記事を書いた人

r.nakanisi
r.nakanisi
現在、私自身はブログ「株と仲間」を運営中、著作は4冊、塾、家庭教師活用法(大阪教育センター)、株 確実に5割儲かる私の投資法、株、チャートで100万円が6年で1億円、株、儲かる投資法、危ない投資法,ムダな投資法(以上、エール出版)、株式投資のはなし、季節銘柄で儲けよう、その他、電子書籍多数(アマゾンキンドル)など。
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