温泉や銭湯などの公衆浴場の入浴マナーを知らないのは外国人だけではない!知らないと恥をかく公衆浴場の入浴マナー

春節で中国からの旅行客が大量に日本にやってきて、スキー場のお風呂が中国人に占領おされているシーンを目にいたしました。当然日本人との入浴マナーは異なり、少しぞっとすることがありました。そんな温泉や銭湯などの公衆浴場の入浴マナーを再確認したいとおもいます!

我が家のお風呂感覚で公衆浴場を使用する人が増えている

寒い季節のお風呂は極楽ですね。突然ですが、どれくらいの頻度で、温泉銭湯・宿泊所の大浴場に入られますか?我が家は有名どころでないにせよ、近所の銭湯から地方へ旅に出かけたら町営や村営といったローカル色強い湯処を探して入ります。

そして実家が温泉街ということもあって、帰省したら普段より早起きして散歩&朝風呂。年間50回以上は公衆浴場を利用します。

そんなバスタイムを10年以上続けてきて、ここ数年、え?と目を疑う場面に出くわすことが増えました。公衆浴場に訪れて、我が家のお風呂感覚な利用客が多い。お子さんや若者だけでなく、30〜40代の常識的に見える女性(や親)が

  • 「タオルを浴槽に入れる」
  • 「長い髪を結い上げない」
  • 「かけ湯をしない」

方がいるのです。外風呂だからとルーズなのかと思いきや「そうなんですか?知らなかったです」と返されるので驚きです。

知っていて当然と思われていたマナーが広まっていない…これはお風呂大好き日本人として惜しいこと。また近頃は外国人客を見かける機会も増えて、言葉が通じない分、日本人の振る舞いはこっそりお手本にされているかもしれません。

ハダカで露わになる、常識のあるなし、品のあるなし、気遣いのあるなし。一人ひとり心得ていることが、ニッポンの湯の心地よさを支えていくのではないでしょうか。

NO汚す、NO羽目外し、NO独占

入浴マナーを大きく分けるとカテゴリーは3つほど。それぞれ分かりやすいシーンを挙げてみました。

入浴マナー -NO汚す-

  • 湯船に入る前はかけ湯。腰周りはしっかり、肩や胸は温度に慣らして。
  • 長い髪はゴムやタオルでアップするか、シャワーキャップを。
  • 湯船にタオルを入れない。湯の中で体をこすらない。
  • サウナは体を拭いてから。出た汗はシャワーで流してから。
  • 毛染め、手鼻、用足しはしない。歯磨きはOKな施設だけ。
  • 使った洗い場はシャワーで流し、桶は裏返してどうぞのサイン。
  • シャワーの水はじき、隣に、後ろに、ご注意を。
  • 吐き気、腹痛、月モノの時はそもそも入らない。
  • 浴室でタオルドライしてから脱衣所へ。

入浴マナー – NO羽目外し – 

  • おしゃべりの声は、控え目くらいが丁度いい。
  • 子どもを泳がせない、走らせない、転倒させない。
  • 男湯へ、女湯へ、塀越しで会話しない。
  • 目のやり場に困らせない、タオル活用上級者。
  • ビールは風呂上がりが最高。飲酒後の入浴は控えて。
  • サウナ、壺湯、寝湯での高いびき。ベッドかな?
  • 元を取ろうと長湯で湯あたり。元も子もない。
  • シャンプーやリンス使い放題でも、身はひとつ。
  • 子どものオモチャ、本、ガム。それ絶対いりますか?

入浴マナー – NO独占 –

  • 洗い場、休憩ベンチ、ドライヤーはみんなのモノ
  • 交代制と入れ替え制。洗い場の予約制はありません
  • グループで来たら、一時解散、自由行動を認めよう
  • 電気、バブル、超音波、水風呂、共通点は譲り合い

大人は無神経、子どもは無知から

公衆浴場の魅力はやはり

  • 「自宅で味わえない広々スペースの解放感」
  • 「非日常感」

で、利用者に羽を伸ばしネジを緩めてもらえるのは、施設サイドとしても嬉しいもの。ただ、それが過ぎるとマナー違反のラインを越えるので、リラックスしながらも周りを思いやる気持ちは保ちたいものです。

老若男女が訪れて、生活スタイルも価値観も異なる人々が集う場だと改めて感じるのが、脱衣ひとつとってもそれぞれだという点。

服を畳んでロッカーにしまう方、大胆に下から脱ぐ方、タオルで隠し猫背で浴室に小走りする方、反対に一糸まとわずオープンな方、子どもを躾ながら入れる方、大らかすぎる心で野放しにされる方、それぞれのご家庭での「普通」や「当たり前」が見えてきます。

おそらく一昔前は、大体どの家庭でも似たような常識をもち、近い躾をできていましたが、個人や核家族という限られた生活環境で世代交代を繰り返すうち、共通認識が薄れてきたのかもしれません。

それでも悲観するのはやや早い気もします。日本人は元々「人の振り見て我が振り直せ」が得意で「空気を読む」のも上手い。

施設に貼られた、公衆浴場マナーポスターの文字をそっと目に留め、周囲の雰囲気を肌で伺いつつ、所作や設備の使い方を周囲から真似てみるだけで、少なくとも不快を与えることはないでしょう。

ようは「無神経」でなければ、ハダカの憩いの場での迷惑行為になりにくい。一方子どもは、大人の影響下によるものがほとんど。「無知=教えていない」ゆえの「騒ぐ・ふざける・泳ぐ・はしゃぐ・汚す・乱す」ですから、親や周りの大人がまず「教える」ことで済みます。

「人の子には言いにくい」という声も聞かれますが、そんなあなたが子どもの頃はどうでしたか。親や先生以外にも、口出ししてくる大人が普通にいた時代ではないですか。

そもそも叱ろうとするからハードルが高いのであって、「教える」つもりなら知らない子どもでも声をかけやすいと思われます。

今の子どもたちがマイペースすぎて傍若無人だとしたら、それは今の大人たちの責任。誰の子など関係なく、次代の子どもたちを育む責任は、すべての大人たちにあるのではないでしょうか。

意外にNOトラブル?声かけ実例語録

心の洗濯に来て、マナーがなっていない方がそばにいて、モヤッとしたままスルーできない性分です(笑)。普通に声をかけるまではドキドキしますが、ありがたいことに伝えてトラブルになったことはありません。

もちろんケースバイケースで、100%NOトラブルとは断言できませんが、自分の場合だとみなさん「言ってくれて、他で恥をかかずに済みます」と気持ちよく返してくれました。お湯が心も和らげてくれるのか。お風呂文化はそういう意味でも素晴らしいと再認識します。

それでは以下に実例語録をご紹介します。

【実例1】

「気持ちよく入られているところスミマセン。(そして近づき囁くような小声で)あの、タオルって、湯船に入れるのはマナー違反なんです。お若いから知らななかったかと思うんですが……。(タオルを脇に寄せてくれたら)ありがとうございます、やっぱりいい人だった(と笑顔)」

【実例2】

「(泳いでいる子どもに)広いよね、泳ぎたくなっちゃうよね。プールだったらオバちゃんも泳ぎたいけど、ここお風呂だからね。みんなゆっくり浸かってるから、ジャブジャブされるとびっくりしちゃう。(泳ぐのをやめたら)エライ!さすが!よく言われるでしょう?よくできましたって。(と照れるまで褒めたおす)」

【実例3】

「(隣の方のシャワーが大胆な場合)あ、すみません、ありがとうございます。(は?と相手が反応したら)シャワーがかかったので、てっきりこちらの泡がそちらに行って、流して頂けたのかと。(シャワーかかりました?スミマセンと返ってきたら)いえいえ、こちらも失礼しました。(と笑顔)」

【実例4】

「(明らかにかけ湯をしてない親子)あ、ごめんなさい、ちょっといいですか。(入浴をまず止めて、近づいて囁く声で)あのお身体濡れてないんで、チェックされてるかもしれません。私がここ入った時、かけ湯した・しないでモメてる様子見ちゃったんで…お子さんいるし、気をつけて。(とかけ湯の場所へ促す)あ、ごめんなさーい、知ってる人に似てたから声かけちゃいました。(とあたかも注意とかしてません、という体を取り繕う)

※相手を不快にさせない嘘はいいと思う1人です(笑)

最後に

確かにマナー違反はしている方が悪いのですが、「悪い」と正面切って食ってかかっても上手くいくことはありません。お互いだけでなく、浴場にいる全員の快適さを犠牲にしていい権利は、注意する側にもないのでは?

ならば知恵と機転を利かせて、注意されることが気持ちよくなってしまう方法を考える方が経験値を上げられます。うまくいえばバラエティ番組などのネタとして投稿でき、賞金に替わるかも。

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難しく考える必要はありません、単純に「自分が言われたい。注意のされ方」を考えればいいのですから。

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