大人も読書は必要!まだまだ改善が必要なスマホ・タブレットを試してみた

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「もう漫画はやめて、本にしたら?」。少ないおこづかいを貯めて買ったコミックを、むさぼるように読む中学時代のわたしに、母は不安を覚えたようでした。その後も注意はうるさく続き、「大人が漫画を読んでもおかしくない将来になれば」と当時願ったものです。そして21世紀、願いはまさかの現実に。漫画はCOOLなサブカルチャーとして、世界各国で人気を博しています。素晴らしいと思う反面、すっかり大人になった今、やや複雑な思いでいます。漫画と同じ紙媒体でありながら、「読書」だと数ページで眠くなる体たらく。そうした大人は周りにも結構いて、一人じゃないとホッとはするものの、「読めないコンプレックス」が消えた訳ではありません。大人のたしなみ程度に、「読書」との距離を縮めたい。年齢を重ねるごと、そう切実に感じるのでした。

実は大人を指してる「活字離れ」

自分の子ども時代を教訓に、我が子には「本を読もう」とすすめてきました(もちろん漫画もOK )。本屋やリサイクル書店に寄ったある日、ふと気づくことが。子どもたちは漫画を立ち読みし、ライトノベルかハードカバーを買って!とねだるのでした。

わたしの母が見たら、泣いて喜ぶ光景です。「漫画は?」と聞くと、

  • 「すぐ読み終わっちゃう」
  • 「文字だけで面白いし」
  • 「本は何回も読みたくなる」

と優等生な回答。親がびっくりです。時々きょうだいで読んだ本がだぶると、「登場人物のこと」「あの場面にこんな意味が?」とディスカッションを展開。互いの解釈ちがいを面白がり、弾む会話。「どこが活字離れだ?」と感心したものです。

実際、子どもが通う小学校では「朝読書」を取り入れています。朝の読書推進協議会の発表によると、平成28年度5月の時点で、

  • 小学校16,792校
  • 中学校8,651校
  • 高校2,224校

全国で約970万人の児童・生徒が取り組んでいます。また学校では読書週間(月間)が設けられますが、ウチの子たちの学校は秋だけでなく、外で遊ぶ機会の減る「梅雨」にも実施します。

活字離れの危機に、教育現場では対策を打っていると実感します。となると深刻なのは、大人の方かもしれません。

読書でチカラのつく能力とは

読書は勉強になる、と耳にしますが、具体的にどう「ためになる」のでしょう。漠然としていたので、この機会に調べてみました。

表現力が豊かになる

物語を「活字だけで伝える」ため、本はそもそも表現の宝庫。また心に残る言葉は忘れにくいものです。作家の数だけ異なる表現がある、つまり冊数を重ねるほど、言葉遣いに厚みとバリーションがついてきます。

解決能力がつく

起承転結、始まったストーリーは必ずや完結。どんな難問や壁も、作者の筆が解決へと導きます。読んで得た、知識や感動、アイデアや解釈、物の見方や受け止め方。疑似といえど体験に値し、読み手に吸収されます。

忍耐強くなる

本の内容を理解しようとする頭と心は、冷静で理論的な状態に。仮に異論や反論が芽生えても、ロジックを外さず粘り続けます。どっしり構える感覚が鍛えられ、幼い直情的な言動がセーブされるように。

読みが当たりやすい

たくさん読書をこなすと、知識やデータが自然と蓄積されます。選択や判断を要する場面で、本人は直感や感覚のつもりでも、膨大な脳内データへ無意識にアクセス。的を得た意見が出せるのも、この下支えがあるからです。

アイデアがあふれる

発想にはニーズやウォンツが必要。そこに、何かを関連づける力が強く、何かの材料をたくさん持っていると「誰も思いつかなかった」ことにいち早く気づけます。その「何か」のライブラリーづくりに読書は有効です。

人間味が増す

活字を目で追うだけで、本当に胸が高鳴り、腹立たしさを覚え、悲しみに震える。良質の読書を数こなすことは、読み手のイマジネーションを刺激します。結果、感受性が豊かになり、周囲との共感や協調性が高まることに。

読書で得る効果は、一部調べただけでもこんなにあります。子どもはもちろんのこと、大人にも有意義なことがより明確。ちなみに子どもたちの学校の「朝読書」は、1時限前のわずか5〜10分程度。短時間、コツコツ読み続けても、本に対する興味がブツブツ途切れることは少ないようです。

スマホで電子書籍を読んでみた

本の内容を、ネットニュースのごとくサクサク読むスタイルに正直抵抗がありました。読書は、右から左へ通り抜けるものではないと思うだけに。ただ、こだわりすぎると読書との溝は埋まりません。

そこで「全くしないよりはマシ」と割り切り、話題の電子書籍をお試し。ネームバリューの高いKindleアプリをインストールしました。

画面は縦読みレイアウト、紙媒体と同じフォントを使っているのか、違和感なく読めます。ネットニュースに馴染めていると、4インチ画面でもミニ文庫感覚で読めます。4.7インチあれば充分な印象で、現段階でスマホとしては大きい5.5インチだと、もうタブレットの領域に近いです。

ネットニュースと違い、内容に引き込まれていくと中断が難しいです。しかしそれは本でも起こることで、ケータイ読書と関係ありません。紙媒体へのリスペクトは変わらずですが、これはこれで良いという感想。いかに食わず嫌いだったのかを知りました。

まとめ

普段から読書量の多いユーザーにとって、Kindleは保管やコレクションの面でまだ改良の余地があるようです。しかし電子書籍ビギナーには「ハードルが低くて便利」なアプリと分かりました。

本棚もとうとう、手の平に持ち運べる時代に。これをキッカケにして、読書ともっとお近づきになれればいいなと思います。

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