突然の転勤!知り合いゼロでも子どもを通じ、短期間で「わが街」にする方法

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新学期がスタートしてみるとクラスにいたあの子がいない。そう、転校です。会社の人事異動は圧倒的に春ですが、夏から10月までも年度後期の異動で意外に多いのです。子どものいる家庭は真っ先に単身赴任を選択しそうですが、「まだ小さいうちは夫のサポートが必要」「二重生活は経済的に負担」「借家住まいだから」という理由や、「海外ならむしろ子どもの将来に有利」と転居に理解ある声も。実際インターネット調査で、夫についていく……63.3%、単身赴任……36.7%というデータ(149名対象)も出ており、世間のイメージより「拠点を移すことに腹をくくれる妻」は多い模様です。新天地にいざ居を構えたら、なるべく早く環境に慣れて生活リズムを通常運転に戻したいところ。初めての土地で知り合いもいないなか、どこから探っていけば良いのか?……特に初めての転勤には必見のヒントをご紹介します(日本国内の転居に限る)。

子育てを開拓の起点にする

独身や夫婦で転居しても、家と職場との往復ができればそれほど不便は感じないのですが、子どもがいると住まい半径数キロ圏内を把握できないと要領よく動くことが難しくなります。

乗り継ぎの悪い電車のように用事がズルズルと遅延していき、子ども連れでは移動時間にも限りがあって、済ませたい一日の用事の半分もこなせないことがしょっちゅう起こります。

これは専業&兼業主婦にとって大きなストレス!そして地域の情報収集を、どこから手を付けていいか暗中模索のままではパニック!に。

転入届をする際、役所から地域のガイドブックをほぼ渡されますが、欲しい情報が掲載されているとは限りません。

例えると、小児科の場所はガイドブックで分かってもどんなドクターか、院内処方か院外処方かも分からない、では情報として不十分。ハードにソフトが備わってこそ、使える情報と言えます。

もちろんネットで分かることも多々ありますが、ネット上のクチコミや評価の信憑性については、匿名の性質からしてあくまで参考程度に留めたいところです。

結局一番の近道は「地域に詳しい人と接点を持つ」こと。特に「子育て」に必要な情報は、暮らす上で「最もベーシックな情報」と大体リンクしています。

家族で新しい環境に移ったことで、ついあれこれと手当たり次第になりがちですが、まず「子育てに関連する場所・人」に焦点を絞れば、生活基盤も自然と築かれていくでしょう。

引っ越しの荷ほどきに疲れたら、何日も家族以外と会話していないと気づいたら、子どもの手を引いて外へ出かけてみてください。大人だけで探索するより、子どもといる方が情報は寄って来てくれるものです

子育て情報の収集場所、収集源は?

公園

平日の午前中、人のいる公園へ出かけます。未就園児をもつ専業主婦や、園帽をかぶった保育園の子ども達が大勢いれば、街の憩いの中心地と理解して良いでしょう。あなたが社交的なら思いきって親子グループにアタックを。

グループ=情報ネットワークも仕上がっているので、知りたい情報が続々と返ってくる可能性は大です。

いきなりグループを相手どるのは難しければ、単独行動の親子(できれば子どもが同じくらいの年齢で同性)とお近づきになりましょう。子どもと1対1でベッタリのママは、大人同士の会話が足らない不安が少なからずあるので、比較的反応は良いでしょう。

「引っ越してきたばかりで右も左も分からない」と先にことわっておけば、何でもあなたの情報になるので相手も気楽に話せます。

「住まいが近い」「意気投合した」「子ども同士が慣れた」といった好感触を得られたら、思いきってLINEやインスタから繋がってみるのも手です。

幼稚園ママ

地域の使える&欲しい情報を「最も持っているカテゴリー」です。働けないぶん節約やお得情報に詳しく、日中動ける状況をフルに活かして各所を吟味したり、新店オープンやキャンペーン、無料体験会等にも目ざといです。

自治体の広報やフリーペーパーもマメに目を通し、ママ友とのおしゃべりで情報を頻繁にアップデートしています。

さらに幼稚園ママは役員やお手伝い、ボランティア経験者が多いのも特徴。

それらをこなすうち企画力や実行力が養われ、低コストに結びつく商店・問屋・ショッピングサイトに詳しく、写真・アルバム・映像データなどメモリアルに関するスキルもあり、家事・育児におさまらず生活全般の「使える」「役立つ」パフォーマンスの良さに驚かされます。

なかでも保護者会などの本部経験者は、行政からの依頼でフォーマルな席で活動することもあります。結果自治体関係者との距離が縮まり、財政や行政の方針、さまざまな補助や助成といった情報を知りやすい立場ゆえ、クチコミを通じて周知させる心強いパイプ的存在です。

ちなみに幼稚園は午後2時前後がお迎えタイムなので、園のバス停や公園をぶらりするとほぼ親子に遭遇できます。

「可愛い制服ですね。越してきたばかりでこのあたりのこと色々聞いて回ってるんです」と歩み寄れば、常日頃、お世話好きのママたちですからフレンドリーに応じてくれるでしょう。

ただし「幼稚園や保育園の比較話」は、通わせている園がベストと思っているので、聞いたところで公平性にやや偏りがあるかもしれません。「制服を目印」にして各園の情報を仕入れたら、ご夫婦で話し合い総合的に判断することをオススメします。

幼稚園ママから仕入れやすい情報

  • 安く品揃えのいいスーパーやストア 
  • 美味しくリーズナブルで雰囲気よい飲食店 
  • 病院・薬局の基本スペックや評判 
  • 幼稚園・保育園・学校事情や評判 
  • 子どもの流行事や習い事 
  • 地域のレッスンやサークル事情 
  • 児童館・プール・図書館など公共施設の利用時間や料金 
  • 行政手続きやサービス内容 
  • コミュニティバスをはじめ公共交通機関 
  • 美容室・エステ・リラクゼーション情報 
  • 地域最安値のガソリンスタンドや写真プリントステーション 
  • 地域の催し物 
  • 土地や新築情報 
  • 観光名所

 など

小児科医院の待合室

土地勘がないなかで子どもが病気になると、大病院であれば間違いないと思いがちですが、症状が軽く緊急性がなければ、開拓を兼ねて近くの病院に受診することをオススメします。

特に平日午前は、なかなか接点を持てないワーママと出逢えます。ゆくゆく仕事をしたい考えがあるのなら、

  • 地域のパート
  • アルバイト事情
  • 保育園や学童事情
  • 待機児童数
  • 子どもたちの遊びの傾向(公園遊びが多い、誰かの家に上がる込むケースが多い、など)

は入手したいものです。

受診か予防接種か目的別で病院を使い分けることの多い幼稚園ママに対し、ワーママは仕事への影響を考慮して「利便性」にも目を光らせます。

  • 予約の有無
  • 診察のスピード
  • 駅から近い立地
  • 院内・院外処方
  • 連携のいい薬局

のほか、通勤沿線の情報や、社内のワーママ雑談から得た広範囲な情報を教わるチャンスもあるでしょう。

児童館・子ども館

児童館や子ども館は、役所に問い合わせればすぐ行けるうえに、保育士やアドバイザーさんも常駐していることから、転居のバタバタでの疲れを癒やせる場所でもあります。

ママ同士の交流だけでなく、子どもを自由に遊ばせるだけでお友達づくりにもなります。多くは自治体と連携した場なので、

  • 親子で参加できるレッスンやサークル
  • 予防接種
  • 子育て相談
  • 栄養士による食育相談
  • 児童相談といった公的サービス情報
  • 地域の幼稚園や保育園が主催のイベント
  • 園児募集のチラシ

が掲示されていることもあります。

また地域のショッピングモール内に設置されたキッズ・スペース、プレイルームなどは近所に住む親子の利用率が高く、買い物ついでに出逢いを広げるのに有効です。

個人の飲食店・美容サロン

チェーン店ではない個人店は、経営者であると同時に街の住民でもあります。飲食店であれば仕入れに信用のおける精肉・鮮魚・青果店との繋がりや、不動産をもつ地主さんなどとコネクションがあるため、地域密着型の情報を得られます。

さらに町内会の中核的存在として、地域の催事、防災、助け合い運動、清掃など、安全にかつ快適に暮らす活動へも協力的。

つまり、地域の動力源となる人々に出逢えます。ラーメンや定食など客の回転率の高い店は難しいですが、

  • お座敷のある食事処
  • 焼き肉店
  • お好み焼や
  • もんじゃなどの鉄板焼店
  • 小料理屋
  • ファミリー向け居酒屋

といった長居しやすい店であれば、初対面でもそこは客商売のプロ、興味深いジモティ・トークをくりだしてくれるはずです。

これはヘアサロンやネイルサロンなどの美容系店舗も同様。職業柄聞き上手なスタッフが多いので、分からないこと知りたいことを織り交ぜつつ、おしゃれと情報交換を同時に楽しみたいものです。

ヤクルトレディ

住む地域によるものの、午前中に街中をスクーターやカートで回っている女性といえばヤクルトレディ。顧客に配達するだけのお仕事に見えますが、その場で声をかけて商品(少数であれば)を買い求めることができ、定期購入の契約も受け付けてくれるので個人事業主と同じです。

仕事復帰の第一歩として人気の職種で、保育所がほぼ完備なことから地元に住む1才以上のお子さんをもつワーママがスタッフ層として厚く、また子育て期を終えたベテランママも第一線で働いています。

地域のことやプライベートな会話は営業に結びつくため、時間が許す範囲で配達ついでの立ち話に付き合ってくれるでしょう。

担当エリアは狭くてもきめ細かく巡っているため「どこに何がある・何が買える・何ができる・何がなくなった」という最新のローカル情報を持っています。知り合いのいない土地でも、信頼のおける商品を取り扱い、街で馴染みのワーママであれば人脈を広げるキッカケとして安心です。

最後に

新年度からスタートをきれる春の転勤であれば、知り合いをつくる最善策である園や学校などの「役員を引き受ける」選択肢があります。親子で名前と顔を覚えてもらえ、慣れない新生活を慮り周囲が手を差しのべてくれます。

しかし年度途中にはそうしたメリットは少なく、保護者会などで集わない限りコミュニケーションをとるのがそもそも難しいのです。

転居後の空白期間が長いと、子どもは教室で馴染めても親は取り残されてしまいがちに。ここは中途ゆえのデメリットやハンデは仕方ないと深く気にせず、大きく構えてリカバーに専念した方が解決は良いでしょう。

周囲が構ってくれるのを待たず、自ら一歩を踏み出す。それが「住めば都」への近道です。

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