お金があれば幸せなのか?金銭的に豊かな生活を送っている方々3つのケース

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心豊かに過ごすためには金銭的な豊かさは必要です。ですが、金銭的に豊らだからこその苦悩というものもあるようです。今回は、私の周りのお金持ちの方々について3ケース書かせていただきます。自分にとっての豊かさを感じていただければ幸いです。

A.世間的、社会的、金銭的、名士の一流社員の豊かさと苦悩

生を受けた時から多種の豊かさに恵まれている人がいます。両親ともに、先生と呼ばれる家庭。大会社の役員を代々務めている家庭。大邸宅で衣食住に困ったことはなく教育も十分に与えられる人。数百年、数十年と、日本を司り名士と呼ばれた系統の人。様々ですが、事実ごく少数というほどではなく、意外と身近にいるものです。愛情にも恵まれて、嫉妬という言葉に縁のない人も、沢山見てきました。

その様な方を見るにつけ、いつか私も、少女漫画のように、大富豪が迎えに来るのではないかと思ったことさえありました。実際は、平凡な私は、努力と与えられた能力で、日々、無事に生きていくのが一番大切なのだと気づきました。実は、ちょっぴりその希望は未だにあるので、女性のお姫様願望なのでしょうね。

ある会社員の豊かな苦悩のことです。もともと、裕福でご尊父も大会社の役員をされていました。自宅も都心に邸宅を構えており、海外生活も長く、業務上も海外赴任を度々こなし、口癖は「仕事は楽しく」です。確かに傍から見ると、困難な状況もチャンスに変えて乗り越える能力をもっている人物です。嫉妬などすることもなく、公私ともにゆとりをもって、豊かな生活を送っているように見えます。

しかし、金銭的、環境的に豊かな中で、大きな壁にぶつかることがなく、あまりにも遅く50代になって苦悩しています。

小さな困難は乗り越えてきたはずでしたが、心身ともにデリケートな部分が、彼を苦しめています。豊かさゆえにプライベートでもひと月に2,3度海外旅行を楽しんでいました。うらやましい限りです。必死で働きぐったりしている私からは、なぜそのように人生を楽しむことができるのか不思議でした。

ある時、皆が行きたがる土地への海外赴任を命じられた時、急に体調を崩し、赴任は取り消されました。本人は笑っていましたが、内心はわかりません。また日本で勤務を続けていたのですが、数年後、国内の地方でのグループ会社の代表取締役を命じられた際、体調を崩しました。この時は心理的にも病を発症し、赴任は再び取り消されました。

現在も心の病で苦しんでいるのですが、金銭的に豊かなため毎日往復一万円近くの交通費を自費で払い、自宅から隣県の異動先に通勤しています。金銭的に豊かだからこそできる方法だと思います。豊かさといえるのかどうかわかりませんが、一般社員にはできないことです。

これを、心の問題だと片づけてしまうことは簡単です。事実そうである部分もあると思います。生まれてから挫折や嫌なことに向き合ったことがなかったのではないかと思ってしまいます。また、名士という立場も相まって周囲から批判を受けることもなく今の業務を行っています。

変わらず、笑いながら、通勤の話や、嫌だったから赴任できなかったと、話している姿を見て、金銭面を除いて、豊かな生活だなと感じられるでしょうか。

毎日ラッシュにもまれたり早朝深夜から、アルバイトをしたりしているのも豊かなのではないでしょうか?嫌なことから逃げず、頑張る豊かさも大切に思います。

ただ、本人が豊かだから、と感じているならば、こうして書いている私の嫉妬かもしれませんね。お金があるから、優雅に通勤できると自慢げに話し、20万円もする靴を履いて見せ開かして出勤する姿は、まるでバブル時代のようです。今では大会社の役員でも電車通勤をしているところが多くあります。

他人の私が、口を出すことではありませんが、豊かとはお金や地位だけではないのではないのでしょうか?

B.努力によって目標とした職に就き挫折も知らないパイロット

パイロットと聞くと誰もがお金持ち、格好いい、優秀など様々なポジティブなイメージを持ちがちですよね。実際、とても優秀で、人の命を預かる責任の重い職業です。格好いいという点には多少制服にカバーされている点もありますが。

努力も欠かさず、日々訓練、学習、体調管理を行っており尊敬に値します。甘い考えでは職に就くことも難しく、実際に業務を行う上での心身の疲労は想像を絶するものです。これはもちろん、パイロットに限られたことではないです。

皆、必死で日々を生きる努力をしていることに変わりはありません。航空機を操縦するということは、感覚的、センスもあるでしょうが、天性のパイロットという方はほんの一握りしかいないと思います。それだけに、身体も心も疲労とストレスが溜まりやすく、いかに調整し、日常生活を送るかは困難なものです。

それだからこそ、金銭面では対価として得られ、身体を整えるための時間も必要で、その中で趣味を楽しんだり、学んだり、癒されるための様々な豊かな時間を送れているのです。プライドもその一つかもしれません。当然その中には、あまりに高額な給与ゆえ、誤った方向に使ってしまう人もいるようです。

努力して憧れの目標を達成し、日々ハードな毎日を送っているパイロットと、話していると、違う世界の人かと錯覚するほどです。実際に、ある人からは、「自分たち下肺社員ではない。個人事業主である。自分たちがいないと会社はつぶれてしまうのだからもっと優遇されるべきだ。」というものでした。

ある時私の職場での人間関係やチームで業務を行う難しさの悩みを話したとき、まったく理解できなかったらしく、なぜ自分が一番優秀で、一人で仕事していると思えないのかと厳しく言われました。一般の職場なら当たり前に、起こるトラブルなどは、上司、先輩、同僚や、友人とは共有できるのに、同じ会社の人なのに、会話が成り立たないのではないかと思うくらいでした。すごいなあというのが、ただ一つ私の感じた思いでした。

数年後、急にそのパイロットが相談に来ました。「お前の言っていたことが分かった」ということでした。ある程度経験を積んでいき、組織の中で働くことの難しさを話していました。そのパイロットは、都心に邸宅を建て、子供は私立の小学校に入れて、私からはやはり羨ましい豊かな生活を送っていました。しかし、努力して好きな職に就いていながら、「貧しい」と言い始めました。事情を聴くと、家族関係、職場環境に問題を抱える中、すでに数年休職しているということです。

ストレスから身体症状が出て、業務に支障があるためです。本人は頑なにメンタルの問題は全くないと言っています。数年休んでも、給与は高額なまま、毎日、近所をふらふら歩く以外は家にこもっているそうです。度々、体調が悪いと連絡は来ますが、お金の心配がないせいか、どんよりして、身体が資本だから頑張ってみようと思えなくなっています。お金はあるから困るわけじゃないのだと、笑顔もなく語るのを見て、贅沢と豊かさは違うのではないかしらと思いました。

一生懸命に生活費をやりくりしている私は決して一般的な豊かな生活を送っているわけではありません。それでも、貧しいと感じたことはありません。

自分が一番優れているわけでもなく、一人で仕事をして一人で生きているわけではないから、むしろ幸せだと感じます。人間関係、自然、喜び、悲しみ、努力、失敗、恥ずかしいこと、思い出など、色々な出来事をお金がなくても与えられ感じることができるからだと思います。

人間として、貧しいと感じないでいられる豊かさを、日常の小さな笑い、喜びから見つけていけるといいなと思います。

C.夫婦ともに働くことが好きで、都内に何軒も戸建てを持つ夫婦

ある子供のいない夫婦がいます。子供が好きで、夫婦ともに大家族の中で育った二人にとっては、自分たちの子供を育てることができなかったことが、苦しみ、悲しみ、寂しさなど様々な思いがあります。お金には替えがたい豊かさをくれる存在。小さな子供を見ると胸が締め付けられる思いがして、目をそらしたりすることもあります。

何が原因か、どちらの責任かなどは触れませんが、自分たちの意思ではないのです。授からなかった、という言葉が当てはまるのです。長い間、色々苦しんでいましたが、今は夫婦二人の生活を満喫しているように思います。

働くことが好きで、年間の休日が多すぎると言います。子供がいれば、そんなことを言っていられないほど24時間365日多忙だったはずです。嬉しいことや、心配事、行事、もちろん日々の衣食住から教育、将来までを考え時間を費やし、疲れた時には面倒なこともあります。それでも、かけがえのない自分たちの子供は大切な存在です。

この夫婦は、まるで子供を育てるかのように都心、地方、海外に家を4軒建てました。二人しかいないので投資目的かと思いましたが、必ずどの家も使用しているのです。一軒くらい譲ってほしいものです。夫婦ともに懸命に働き財産を残していると言えばそれまでですが、まるで子供をかわいがるかのようにしています。

子供にかけたかった時間とお金を、仕事と旅行、家、時間に置き換えて人生を楽しんでいます。休日も深夜も一生懸命に働いて、二人の共有できる時間は大切に過ごしています。他人からは、子供がいなくて寂しいねと何度言われたことでしょう。

お金がかかるから、敢えて子供を持たなかったのだと言われたこともあります。この夫婦は確かに働くことも好きなのでしょう。金銭的には何不自由なく健康も害さず生活しています。だから、自分たちの好きなことができて、楽しそうです。

仲良く手をつないで買い物に行っています。各々の実家の悩みはあるものの、今を楽しんで、二人で手を取り合って年を重ねていっています。金銭的に裕福だからと言って、日常生活で贅沢にお金を湯水のように使ったりはしません。あくまでも普通の生活を楽しんでいます。子供のいる豊かさは、得られなかった二人だからこそ、それをマイナスに捉えることなく、豊かな時間を共有できているのだと思います。

子供がいないのですから財産を残す必要があって必死で稼いでいるわけではないと最近気づきました。仕事が好きでたまらない、お金が好きでたまらないという豊かさではなく、二人の時間、喜び、楽しみ、悩み、悲しみを共有する豊かさを感じることのできる夫婦もいるのですね。もちろん子供がいればもっと違った豊かさも得られたでしょう。こんな豊かさも一つあっていいのではないでしょうか。

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