ぎっくり腰などの合併症にも注意!座骨神経痛の症状と緩和方法について

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座骨神経は足を複雑に走っている神経のため、傷みを生じる場合、どの部分の神経が原因で起こっているのかによって、症状が異なってくるという厄介な特徴があります。そのため、「こう治療すれば絶対に治る」という治療法が存在せず、中には原因が分からない症状も多くあります。骨や関節に明らかな異常があると分かれば、原因を手術などで取り除くことで治る場合もありますが、大半は痛み止めの薬を飲みながら様子を見る、という治療法しかないのが現状です。

ぎっくり腰など合併症の危険がある病気

座骨神経痛を発症すると、腰に潜んでいる別の疾患まで引き起こしてしまう危険があります。
腰の痛みには様々な要因や病気が存在しますが、それらは独立したものではなく、密接に関係しあっているのです。

ぎっくり腰

重いものを持ち上げるなど、腰に負荷をかけることで、腰の筋肉や神経が損傷を起こす症状が、急性腰痛症(ぎっくり腰)です。ぎっくり腰になると、あまりの痛さに立っていることもできなくなることもある、辛い病気です。

座骨神経痛になると、痛みを和らげるために無理な姿勢をとってしまうことが多く、そのせいで逆に腰に負担をかけてぎっくり腰を引き起こしてしまう可能性があります。

逆に、ぎっくり腰を起こしてしまったことが引き金になり、座骨神経も圧迫して神経痛を発症してしまうケースも存在します。

椎間板ヘルニア

体を支えている背骨は、椎骨(ついこつ)と呼ばれるブロック状の骨と、椎間板(ついかんばん)と呼ばれるクッション材が交互に並んで形成されています。椎間板があることで椎骨同士がぶつかって炎症を引き起こすことを防ぎ、背中や腰を柔軟に曲げることができるのです。

しかし、何らかの異変によって腰のあたりの椎間板が潰れてしまい、中にある髄核(ずいかく)と呼ばれるゲル状の物質が飛び出し、側を走る神経を圧迫する場合があります。それによって引き起こされる神経の痛みが、椎間板ヘルニアと呼ばれる病気です。

発症すると激痛を伴い、歩行困難になる危険もあります。この際に圧迫を受ける神経のほとんどが座骨神経であるため、椎間板ヘルニアを発症すると同時に、座骨神経痛にも悩まされる結果になるのです。

最悪、三つの症状が一気に起こってしまう場合も存在するため、合併症を引き起こさないためにも確実に原因を取り除いていく必要があります。

傷みを緩和させる方法

椎間板ヘルニアの場合は、手術を行って神経を圧迫している髄核を除去することで症状は改善できます。しかし、それ以外の座骨神経痛は直接的な原因が分からないことが多いため。地道に様子を見ながら時間をかけて緩和していくしか、方法がありません。

痛む患部を温める

炎症が起こることで発生する痛みなので、抑えるために冷やせば良いと思われがちですが、座骨神経痛は冷やすと逆に痛みが酷くなることがほとんどです。

痺れや冷えが起こるのは、神経と共に血管が圧迫されて、足の血流が悪くなっていることが原因なので、できるだけ下半身は温めて、血流を良くしてやることで痛みを緩和することができます。

カイロや温湿布を使用して患部を温めると効果があります。

ツボ押し、ストレッチを行う

神経の痛みと一緒に、筋肉の突っ張りを感じるのが座骨神経痛の特徴です。固まった筋肉をほぐして柔らかくすることで、神経も正常に戻していくことができます。

太ももの裏や膝の裏、踵などにあるツボは「座骨神経のツボ」と呼ばれ、神経に直接働きかけて痛みを和らげてくれます。自分で押すのは難しい場所なので、家族に押してもらったり、鍼灸院などで治療してもらうのがおすすめです。

さらに、お尻や太腿の裏をゆっくりと伸ばすことで血流を改善し、痛みを和らげることができます。

ネット上には動画など、ストレッチ方法を具体的に紹介しているサイトもたくさんあるので、ぜひ参考にして無理なく行ってみてください。一人でできるものがほとんどなので、自分の好きな時に好きなペースで行えます。

腰に負担をかけない生活を送る

座骨神経痛で腰が痛くなると、その痛みをなるべく起こさないようにと無理な姿勢を続けて体が歪んでしまい、余計に腰に負担をかけてしまう場合も少なくありません。

座るときは立ちやすい背の高い椅子を使用する、夜眠るときは横向きになるなど、腰の負担を軽減できる生活環境を整えることも大切です。

最後に

座骨神経痛は、完治するのに最低でも数か月から半年はかかると言われます。一時的に治まることがあっても治ったわけではなく、また悪化して再発することも多くあります。

ゆっくりと時間をかけて治していくことが大切です。焦らず諦めず、真摯に向き合うことで、健康な生活を取り戻すことができますよ。

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