目の前を虫が飛ぶ!?飛蚊症ってどんな症状がでる病気?

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目の前をちっちゃな虫がずっと飛んでいる……なんて現象に悩まされたことはありませんか?実は本物の虫が飛んでいるわけではなく、眼球内の異変によって引き起こされる、飛蚊症(ひぶんしょう)と呼ばれる病気なのです。今回は、多くの人が症状を感じている、飛蚊症についてご紹介します。

飛蚊症のメカニズムについて

人間の眼球の中身は、硝子体(しょうしたい)と呼ばれるゲル状の水に満たされています。その中に入り込んできた外からの光を受けて、目が見えているのです。硝子体に含まれる蛋白質が酸化することによって眼球内で不純物になり、それが異物として目に見える症状が、飛蚊症と呼ばれます。多くは糸くずみたいな小さな虫状のものが目の前を飛んでいるように見えますが、中には白い濁りが広がって見える症状もあります。眼球をどれだけ動かしてもついてくるため、不純物の度合いによっては視力や集中力が低下するなどの弊害が起こります。

多くは40歳代以降の人に起こりやすい症状ですが、稀に生まれつきであったり、20歳代など早い段階で発症する人もいます。

飛蚊症は治せない?

飛蚊症の多くは、加齢によって発症しやすくなるといわれています。歳をとるにしたがって硝子体の水が減って蛋白質の濁りが起こる場合がほとんどで、老化の一環として捉えられることが多いです。そのため手術などによる完全除去ができず、逆に治療が目に負担をかけてしまうケースもあるため、飛蚊症で眼科を受診しても明確な治療はなく「現状維持」と診断されることが多いです。完治よりも、これ以上症状を広げないように気をつけながら、飛蚊症とうまく付き合っていくことが重要です。

硝子体の蛋白質の酸化は、日々のストレスや食生活の乱れが原因で起こる場合もあるので、まずは生活習慣を見直すところから始めてみましょう。他に、目を必要以上に傷つけないために、目を擦るなどの行動は控えて、目薬などを使って清潔に保つ努力をしましょう。

症状によっては、ブルーベリーなど目に良いとされるサプリを飲むことで症状が緩和された事例もあるので、試してみるのもおススメです。

大変な病気の危険も

多くが完治できない症状とされている飛蚊症。「治療してもらえないなら、眼科に行かなくてもいいのでは?」と思いがちですが、中には別の重大な病気のサインとして現れる場合があるので、独自で症状を判断するのは要注意です。

飛蚊症が予兆として起こる病気に、網膜剥離や硝子体出血などがあります。網膜剥離は、硝子体に穴が開いたり、眼球の壁を覆っている網膜の一部が剥がれる現象で、剥がれた網膜が飛蚊症の症状を引き起こす場合があります。また、血管の圧迫などで硝子体の中が出血すると、視界が濁って見え辛くなる症状が現れます。どちらも長い時間放置しておくと視力の低下や失明にも繋がる怖い病気で、治療には手術が必要になります。小さな虫みたいなものが急にたくさん見えるようになった、目が霞んで一気に視力が落ちるなどの症状が出た場合は、単なる飛蚊症と侮らず、早い段階で眼科を受診することが必要です。

おわりに

人間の生活の大部分は、視力によって支えられています。健全で楽しい生活を送るためにも、目のケアは大切に行いたいものです。目の前の異物や視力の低下に違和感を覚えたら、早めに眼科の受診を心がけてください。

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