日本で生活する中で、小さな豊かさ

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梅の花も咲いた今、もうすぐ温かい春がやってきます。本当に心がウキウキする季節です。今回は、日本で生活する中で、小さな豊かさを書かせていただきます。

四季のある豊かさ

昔から、日本には四季がある国とされてきました。春夏秋冬という言葉が その時期の自然、感覚、思い出、節目の行事など、様々な思いを呼び起こします、 短歌や和歌、今の音楽や小説にも季節をモチーフにしているものが多くあります。 それらに、感動したり、しみじみしたり、高揚したり、落ち込んだり涙することも あるでしょう。

海外に行くと、一年中同じような気温や気候、乾季雨季の二つの気候の地域もあります。日本でも北部、南部、太平洋側、日本海側と各地で季節によって、雪や雨、 台風など自然の違いはあります。それでも、猛吹雪だった季節から雪解けを迎え 高温を毎年更新している土地でも寒い季節を待つことができます。 自然災害も多く、近年では、不安になるほど天変地異が多いので、四季だけをのんびり楽しむことも少なくなりました。

海外のように、暦だけでイベントがなくとも、日本では、季節にみあった行事が多いことに気づきます。冬至を過ぎて、極寒、大雪でも、日の出の時間は少しずつ早くなり、夕焼けを見ながら帰宅できることもあります。立春が過ぎて、ああ、春は確実に来ているのだなと思いませんか。寒い時、暑いとき、過ごしやすい季節の時も、挨拶の時に今日は、暖かいですね、などと季節のご挨拶から始められるのです。

寒ければ暖かい夏になればいいと思い、暑ければ涼しい冬になればいいと思う、少しわがままかもしれません。季節を待つ楽しみがある豊かさも感じてみませんか?

まだまだ寒くて、そこまで思えないかもしれませんね。

四季を感じる豊かさ

春を感じ始めました。ベランダから見えるモクレン、白梅が満開になっています。大雪に見舞われてもダウンコートを着ていても確実に春が来ているのだなと思います。もうすぐ、桜の蕾も膨らみ始めるのでしょう。入試、卒業、進学、就職、就職

など、一年の中で変化が一番多い季節ではないでしょうか。夜空を見ると、冬の星座はまだ出ていますが、春の風を感じることができます。昼間も日差しが温かく感じる日が増えました。明るい気持ちにさせてくれますね。個人的には、春は少し苦手です。変化が多い中に、別れも含まれているからです。希望に満ちて春を迎えていた若いころに比べて、悲しみも感じることがあります。地方から都会に出て親元を離れる別れ、共に学んだ友人との別れ、大切な人との永遠の別れなどたまたま春が多かったからかもしれません。それでも、それを超える新天地が待っているのが春です。動物や植物の新芽のように、無理やりではなくても自然に活動が始まるのをかんじてみませんか。

冬は、動物も冬眠します。しない種もありますが、白熊のように冬眠する動物がいます。自然の姿ですよね。セミもひと夏の一生を終えて、冬に鳴くこともありません。人間も、暖かい室内にこもりがちです。活動しようにも雪などに阻まれ、制限されてしまいます。それをマイナスに感じることなく、昔ながらの炬燵でミカン、人肌が恋しい季節、と心だけは温かく感じてみてはいかがでしょうか。

夏は、開放的な季節ですね。着衣も気持ちも、活動も開放的になります。最近は異常気象で、数十年前とは違う暑さになっています。冬には、夏の暑さの厳しさを忘れてしまいますが待ち遠しい季節かもしれません。風鈴や蚊取り線香も、都会のマンションでは苦情が出て、風物詩も減ってしまいましたね。窓を開けて風を通すことも難しくなり、もっぱらエアコンを使い、冬と同じように家にこもりがちになる人も多いようです。運動しようにも高温で、体調を崩し、大事に至ることもあります。それでも冬に閉ざされていた土地でも夏はやってきます。限られた活動時期で命をはぐくみ、夏の恵みを私たちに享受してくれます。暑さで苦しい、と思うことや豪雨、台風、水の事故などで災害も多いです。それでも、夏があるから、おいしい食物、美しい植物、懸命に生きることもできるのではないでしょうか。豊かさとは言えないかもしれませんが、太陽の光を一番感じることの喜びも、感じた一ものですね。

秋は、その夏から冬絵の準備期間です。最近は夏からいきなり冬になったような気がするくらい秋が短いこともあります。夏のざわざわから静かな冬に向かって、徐々に落ち着いてくるための大切な季節で、実りの秋でもあります。夏に燦燦と陽を浴びた植物たちが、冬への実りを与えてくれます。ご飯がおいしいですものね。

少し物寂しさも感じさせ始めて、秋風が吹き抜ける感覚は、運動会や、文化祭の後と似ています。夏が終わってしまったわ、と感じさせるものがありますね。大きな落葉樹の葉がどんどん減っていき、見えなかった遠くの景色が見え始めると、冬の到来を感じます。四季の中で一番静けさを迎えるための落ち着ける季節だと思う方もいるでしょう。寂しいと思う方もいるでしょう。その中でも、エアコンがなければ過ごせないとか、活動が制限されることの少ない秋の落ち着いた空気を味わってみるのもいいのではないでしょうか。

失われていく四季の中で、学んでみたいこと

今日は5月中旬の気温で春一番の条件を満たす強風が吹き続けています。早朝にお散歩をしたら汗ばみました。ああ、春が来るのだなと感じます。もちろん、また気温も真冬並みに下がり、雪も降るでしょう。気持ちだけは春の気配に少し前向きになっています。こうして季節感が私たちの生活を少しずつ後押ししてくれるのではないでしょうか?

食べ物も、生活も季節感がなくなって久しくなります。ある人に言われました。これだけ優秀な人間だけが、時間も季節も関係なく生きていく中で、何か失われているのではないか、ということです。白熊の冬眠のように、人間にも休息、冬眠があるべきなのではないかとおっしゃるのです。秋のうちにたくさん食糧を貯え、冬眠している白熊の中に、起き出してパソコンを立ち上げ、深夜まで仕事をしたり24時間明かりをつけて、夏の果物を食べている熊がいるでしょうか。もちろん金銭、社会、家庭を守るために必死で私たちは重い体を持ち上げて努力しています。それが人間ですから。そこで、白熊の冬眠から学ぶもの、朝顔の双葉から学ぶもの、次の季節のために準備する四季からほんの少し学んでみませんか。

今、心身共に慢性疲労で苦しんでいる人が多くいます。各人の体力、体質にもよりますが、軽くストレッチ程度で治る人もいます。一方、不治の病、新たな病に悩み続けている人も少なくありません。4月からは医療の方策も変わりそうです。

どんな人でも、一生懸命に生きていて、落ち込むことや悩むことも多々あると思います。それでも、季節の小さな変化の中から、自然を学んだり見つけたりしてみませんか。人が心に重い病を持ったとき、それはマイナスではなく、いつも100パーセントである必要はないのではないでしょうか。それがたとえ病名が付く、冬眠状態になるような、やる気が出ないものであっても、必要な冬眠と考えられると少し気持ちは変わるかもしれません。青葉を見てキレイだと思うだけでも、雨音を楽しみ読書するのも、ほんの少し近所を歩いて、軽くお話しするだけでも、どんなことでもいいと思います。苦しんで煮詰まったときに、少し笑ってみる、ほっとしてみるのはいかがでしょう。反発を買うかもしれませんが、白熊の冬眠で、学んでみたら、凝り固まった苦痛が少しはゆるゆるするといいですね。自然は頭を使わず私たちに何かを教えてくれていることに気づいてみませんか。

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