体の調子は舌を見れば分かる!舌の色や形で病気を見つける方法

体がだるい、食欲がない、熱っぽいなど、体に不調があると分かっていても、その原因がどこから来ているのかを素人に見つけることは、とても難しいです。しかし、病院に行くにしても、どこが悪いのかをある程度理解しておかないと、正しい診断や治療が受けられないかもしれません。

そんな時には、を見て自分の体の様子を隅々までチェックしてみることをオススメします。
舌の状態を見ることで、体のどこに不調を来しているのか、すぐに分かります。今回は、舌の色や形で健康状態をチェックする方法をご紹介します!

なぜ舌を見ると健康状態が分かるのか

を見ることで健康状態が分かる理由は、舌が「口の中」にあるからです。口は、肺や胃腸など体の内部と、体の外側の環境とを繋ぐ重要な出入り口になっています。

外部から体に有害な菌が入り込むのを防ぐために、口の中では様々な免疫機能が働いて、日々細菌と戦い続けています。その中でも特に優秀な部位が舌で、唾液を出したり味や温度の刺激を感知することによって、常に口の中を守り続けています。

また、舌は口の中で起こった異常をすぐに脳に知らせるために、体内の神経や血管などと密接に繋がり合っている敏感な部分でもあります。

そのため、体に不調が起こると、まず最初にその異変が舌に現れます。舌の様子を観察することで、体のどの部分が変調を起こしているのかが一目で分かります。

舌の色から見る健康状態

舌の色を見ると、主に体の血流の状態や体温の異常、内臓の調子などを知ることができます。

白色

舌が白くなる原因は、苔によって白く覆われてしまう場合と、舌そのものが白くなっている場合があります。苔が原因のものはストレスなどが原因ですが、舌の色が白くなっている場合には貧血の症状が考えられます。

黄色

舌が黄色っぽくなっている時には、胃や肝臓が弱っている可能性が考えられます。また、アレルギーによって鼻炎や気管支炎を起こしている場合もあります。

赤色

舌が異様に赤いと感じたら、血管が炎症を起こしている可能性があり、高血圧などの症状が出ている危険があります。特に舌の先が赤いと感じたら、注意が必要です。

紫色

舌が紫色をしている原因は、血流が非常に悪くなっていることが挙げられます。血流が悪くなることで高血圧や動脈硬化、冷えや貧血などの症状を起こす危険があります。更年期障害や過度の絶食、偏食などによって起こる場合もあります。

黒、こげ茶色

こげ茶色は、胃腸に炎症が起こっている時に出る色です。胃潰瘍や胃炎、がんなどの危険な状態になっている場合もあるため、要注意です。また、舌が黒くなる症状は抗生物質などの薬の副作用が考えられます。

長い期間薬を飲み続けているなど、心当たりがある場合には主治医に相談した方が良いでしょう。

鮮やかなピンク

健康な舌は、薄いピンク色をしています。しかし、あまりに鮮やかでピンク色がくっきり見える場合には、ストレスやビタミン不足など体のバランスが崩れている可能性があります。色合いの変化は基準が分かりにくい場合には、家族など他の人に見てもらって判断してもらうと良いでしょう。

舌の形状・できものから見る健康状態

舌の中には唾液を分泌する毛細血管がびっしりと張り巡らされています。健康であれば、唾液は絶えず口の中を潤すために分泌され続けるため、舌もその唾液の水分を含んで大きく膨らんでいます。

もし、舌が普段より小さく、乾いてシワやひび割れができていたり、固くなっているなと感じたら、体内の水分量が減って体が乾燥していることが分かります。逆に、ふやけていたり舌の側面に歯型が残っている場合には、水分が溜まりすぎて全身にむくみが出ているサインです。

どちらにしても体の水の流れが滞っているため、便秘や下痢になりやすい、不眠が続くなど疲れやすくなっていると考えられます。

舌の裏側や苔も要チェック

舌の表面には、舌苔(ぜったい)という苔のようなものが生えています。舌苔は、カンジダという菌が増殖することによって起こります。カンジダ菌は普段から体内に存在している無害な菌ですが、体のバランスが崩れると増殖しやすくなります。

舌苔は血流が悪くなると増えるとされていて、血液量そのものが減っている貧血状態や、血液がドロドロで流れが滞っている状態が考えられます。舌苔が舌全体ではなく、部分的にまばらに出る場合は、ストレスが溜まって免疫機能が低下している可能性があります。

舌の裏側は、血管がはっきりと見える部位です。血管がボコボコになっていると、血液がドロドロになって詰まりやすくなっている危険があります。左右の盛り上がりに大きな違いがみられた時には、脳卒中など重大な病気を引き起こす危険もあります。

舌を見る時の注意点

舌をチェックする時には、タイミングや周囲の環境にも気をつけましょう。

食後は避ける

食事をした後は、食べ物の色によって舌の色が変わってしまい、正確な色を確認できない場合があります。チョコや牛乳、カレーなど、色が口の中に残りやすいものを食べた後には、歯磨きをしたり、少し時間を置いてからチェックするのが好ましいです。

光の色に注意

舌をチェックするために部屋の明かりや懐中電灯を使用するのも有りですが、暖色の蛍光ランプを使用したものだと舌の色を正確に目視できない場合があります。なるべく光が白く、光量が弱いものを使用しましょう。太陽光を使って見るのが、一番自然でオススメです。

おわりに

舌の様子を見るだけで、表には出てこない体の内側の不調を見抜くことができます。鏡一枚あれば誰でも手軽にチェックできて、便利ですね。舌を見て健康状態を把握することで、生活環境を改善するきっかけを作れるかもしれませんよ。

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