小学校高学年から中学校の子供が学校に行けない..。起立性調節障害のせいかもしれないです。

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不登校ひきこもりが増加しています。その背景には精神的な要因だけでなく、病気が隠れていることがあります。特に多いとされているのが起立性調節障害です。専門医が少なく診断がつくまでに、いくつもの病院をまわったという話も多く聞きます。今回は起立性調節障害についてご紹介いたします。

10歳から16歳ごろに見られる起立性調節障害とは?

この病気は10歳~16歳に多くみられ、不登校の原因を心身症や神経症と診断された7割が起立性調節障害でした。

起立性調節障害は自律神経が障害され、血圧の低下により脳血流や全身への血行が維持されなくなり、立ちくらみやふらつき、思考力の低下、注意散漫、立っているのがつらい、運動時の息切れや動悸、疲れやすいなどの症状が現われます。

身体を横にすると全身への血流が回復するため、症状が軽減されることからゴロゴロしていることが多くなります。

また、朝になると活発化する交感神経が人より6時間程度遅れて活発化するため、夜は寝つきが悪くなります。起立性調節障害の診断は、横になって10分後と立ってから10分後の血圧と脈拍を調べて行います。立った時の血圧が21mmHg以上低下した場合異常と判断します。

家族が起立性障害について気をつけることは?

家庭でできる治療方法は、塩分を1日10~12g、水分は1日1.5リットル摂取するようにします。着圧式ソックスも効果が見込めます。起立性調節障害は精神的ストレスで悪化します。

心のケアが必要になることがありますが、本人が心を開くまで見守り、本人が悩みを打ち明けたら話をきいてあげましょう。

また、午前中は体調が悪いが夜になると元気になるため、家族や友人から仮病やなまけ癖を疑われ、

  • 「気持ちの持ちようで元気になる」
  • 「がんばって」
  • 「なまけるのは良くない」

などの言葉をかけられて、そのことが原因でうつ病や心身症を併発することがあります。

周囲の理解が得られない時には、学校に診断書を提出して無理のない時間に登校したり、長時間の起立や座位を避けるようにする、夏場の体育は涼しい場所での待機にするなどの配慮をしてもらいましょう。

家では昼間、体調が悪くても横にならないようにし、30分程度の早歩き散歩をさせましょう。有酸素運動で筋力をつけることで症状を改善させることができます。

しかし、体調が良くなるには2年から3年かかることもあるため、高校進学時には無理せず通学できる単位制高校などを検討することも必要です。

おわりに

いかがでしたか?遅刻しながらの学校生活になるため、勉強の遅れや進学など心配も多いですが、遠回りすることで見えてくることもあります。本人も「自分の意思が弱いのでは?」と悩んでいます。体調不良のことで本人を責めないようにしましょう。

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